GIGI日記~映画とか本とか~

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料理「よく作る料理と調理道具」

さてさて、このブログでは料理についての記事がまだたった一つしかありませんでしたので、ここらでさくっと料理について、愛用の道具とともに紹介したいと思います。

そもそも僕はコンビニ弁当とかコンビニおにぎりが続くと体調を崩しやすく、あのみょ~に光った米とか納豆に付いてるアミノ酸たっぷりのタレとかだめなんですよ。なので、職場で毎日コンビニにせっせとうれしそうに昼ご飯を買いに行く人達がちょっと信じられないというか。普段はコンビニなんてタバコを買う時しか行きません。

世の男性陣は大分料理とかするようになってると思うんですが、どうなんでしょうか。僕は料理だけでなく掃除とか洗濯も結構好きなんですよね。なので、それができない日々が続くと、かなりストレスがたまってくるんです。

ここらで僕のレパートリーを少し紹介しますが、もともと凝った料理はあまり好きではありません。というか、あまり色々な食材を混ぜるのが好きではないんです。料理は何も色々いじくり回すものだけではないと思ってます。豆腐にワカメと擦りショウガと刻みネギをのせて、ごま油にポン酢だけでも十分美味しいし。

まず外せないのが「スパゲティミートソース」です。ミートソースはニンニクと挽肉とタマネギで作るんですが、水は一滴も入れません。で、その代わりにトマトホールとトマトジュース(あるいは野菜ジュース)と月桂樹の葉を加え、ぐつぐつ一時間ぐらい煮込むんですが、隠し味として味噌を入れるのがポイントなんです。まあ、そのほか、ソース、ケチャップ、砂糖、醤油、酒も入れて、ダッジオーブン(コンボクッカー)で煮込めばそれなりの味になるんです。しょっちゅう作るので、庭に月桂樹の鉢植えを育ててるくらいです。それとパスタは茹でた後、オリーブオイルを引き、フライパンで炒めるのがポイントです。ちなみにミートソースは大好きな映画「グッドフェローズ」を見ると無償に食べたくなります。刑務所の中での食事のシーンが最高なんです。

あとフライパンもテフロン加工のものはすべて捨て去り、ここ5年くらいはずっとLODGE(ロッジ)社のコンボクッカーとシーズンスチール スキレット(重くないやつ)というものを使ってます(もちろん台所で)。フライパンはTURK(ターク)社のなんて高くてとても買えません。ロッジで十分です。手入れも楽だし、何より毎年買い換える必要がないのがいいです。手入れも水とタワシで洗って、後は火にかけて乾かすだけ。洗剤は一切使わないでOK。

ところで、ダッジオーブンと言えば、何かの動画でこれを使ってチャーハンを作っている人がいたんですが、あの重~い鍋を中華鍋みたいに汗だくで振って使ってたので笑いましたね。ダッジオーブンって振って使うものではなく、屋外でもキッチンでも、火をつけたらじっくり焦げ目がつくまでほっとけばいいだけなんですよ。そうやって、少し焦げ目がついたら裏返すという。まあ、慣れるまでコツが必要ですが、とにかく鍋は振りません、そもそもそんな体力ないですよ、ダッジオーブンってものによっては5kg近くありますから。

えっと、料理の話から逸れてきましたので、その他、よく作る料理をいくつか。それは「どぜう鍋」です。近所にドジョウを売ってるお店があってよく買うんですが、圧力鍋を使って調理することで、浅草の駒形とほぼ同じ味のどぜう鍋が作れるんです。一度このやり方を知ってしまうと、駒形なんて高くてとても食べにいけません。

ちなみに圧力鍋はドイツのMarke Tischfein社製(なんかWMFに買収されてしまったようですね)のものなんですが、当時ちょ~安かったんです(4.5Lのもので5,000円未満)。一方、有名なフィスラー社製のは高くて高くて一体誰が買うんでしょうか。ともかく、ロッジのコンボクッカーと圧力鍋は超当たりの商品でした。たぶん一生大事にしますね。

あとは妹尾河童さんが「河童のスケッチブック」で流行らせた「ペェンロー(白菜と豚肉の鍋)」です。ちなみに我が家でもここ10年以上、このペェンローがベストワンの座を守ってます。「妹尾河童」さんと「ペェンロー」でググればいくらでもレシピが出てくるので、特にここでは紹介しませんが、この鍋のおいしさがわからない人ってきっと作り方や食べ方をミスってると思うんですよ。

食材は白菜、干し椎茸、昆布、鶏肉、豚バラ肉、春雨(はるさめ)が基本ですが、僕は昆布で出汁は取らず、鰹だしのストックを使って作ります。で、味付けはコショウとごま油のみにとどめるのが1つめのポイント。

で、2つめのポイントは、白菜の白い部分をきちんとみじん切りにし、白菜、干し椎茸、昆布、鶏肉、水または出汁、ごま油を投入してじっくり煮込むことなんです。煮込みが足りないと、白菜がきちんと溶けないのでおいしいスープになりません。

そして頃合いを見て、食べる直前に豚のバラ肉と白菜の青い部分を入れ、どちらも火が通ったら食べ頃なんです。間違ってもバラ肉と白菜の青い葉の部分を最初から入れてはいけません。白菜の青い色が出がらしのお茶みたいな色になりますから。

3つめのポイントは、食べるときに白菜の青い葉に火が通りすぎないように取り出してしまうことと、各自が塩を振って味を調節することなんです。その時にごま油を追加したり、コショウとか一味唐辛子、それに刻んだネギ、ふやかした春雨(水に5分つけて水を切ったもの)を追加してカスタムして食べるんですが、味が薄い場合は塩で微調整するわけです。

僕は未だかつてこれ以上の鍋には出会ったことがありません。なのでまだ食べたことのない人がいれば絶対におすすめです。

ロッジ シーズンスチール スキレット 12 CRS12

ロッジ シーズンスチール スキレット 12 CRS12

 
WMF EXPRESS(エクスプレス)圧力鍋 4.5L W0798326449

WMF EXPRESS(エクスプレス)圧力鍋 4.5L W0798326449

 
河童のスケッチブック (文春文庫)

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