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プーチンの欧米への決別宣言!

さて2月21日に、最後の希望であるプーチン大統領が、歴史的な演説をしました。後世の歴史家たちは、必ずこの演説を、世紀の名演説として賞賛することでしょう。

この内容は及川幸久さんYoutubeで詳しく解説してくれてますので、ここでそれをボクなりにカスタムして簡単に振り返りたいと思います。プーチン大統領の演説のポイントは5点ですが、もう何度もこのブログで取り上げてきたことでした。

その意味で、コロコロと言うことが変わるコロナ対策やワクチン政策、ロシアへの経済制裁ウクライナ支援とは一線を画す、極めて論理的かつ説得力のある演説と言えます。

しかしこれらの内容は、欧米のポチと化した日経新聞等の国内メディアは、事実を検証せずに必死にあらを探し、開き直って報道せずにほぼスルーすることにしたようです。心底腐ってますね。日経とか国内のメディア関係者は、本当に人間のクズたちの社交場と化しました。こういう奴らが保身のために、平気で友人や部下を売るのでしょう。こういう輩がのさばる世界、はびこる世界、それがこの国のメディア界だとすれば、この国で育つ子供達は一体何を信じればいいのでしょうか?

ボクは、信じるべきは、何よりプーチン大統領の今回の演説だと思ってます。では、プーチン演説のポイントを5点、整理していきたいと思います。

①このウクライナ紛争は昨年に始まったことではなかった。

当然です。この戦争は2014年のマイダン革命に端を発したものであり、ドンバス戦争の延長に位置づけられます。2014年以降、国連安保理ウクライナ軍のドンバス地方への弾圧と迫害を見て見ぬふりをし続け、その結果として2021年までに1万6千人のドンバスの住民が殺されました。

その間国連は何もせず、NATOはせっせとウクライナへの武器の供与を進めていたんですね。ミンスク合意などの話し合いもありましたが、そういう地道な話し合いによる解決を望んでいたのは、実はプーチン大統領一人だけだったようです。その会合に出席した当時のドイツの首相のメルケルさんや、フランスのオランド大統領も、そのことを認めています。単なる(NATOウクライナ武装するための)時間稼ぎに過ぎなかったと。

NATOに平和条約(草案)を提案したのはロシアだった。

そうなんですね。ロシア側はずっとドンバス地方の自治権を提案していて、2021年12月の段階で安全保障条約の草案を正式にNATO側に提案していました。しかし、当局にスルーされたんですね。だって、そんな案が通れば、着々とノルドストリーム2の爆破を計画していたバイデン政権にとってはその準備が全て無駄になるし、かつNATOがロシアに介入する口実がなくなってしまいますので。で、見て見ぬふりをしていたんです。

さて、一体、本当に戦争をしたかったのはどちらなのでしょうか。そうやってバイデンらのネオコン達は、当初から(2014年から)ウクライナの事なんて一つも考えずに、自らのシナリオのために動いていたわけです。シナリオとは、ノルドストリーム2の爆破、ドイツとロシアの融和路線の破壊、プーチンの失脚、ロシアの広大な天然資源の市場開放とその強奪です。もうやってることがテロリストそのものです。

ウクライナ軍によるドンバスへの大規模攻撃が迫っていた。

昨年の2月以降、NATOからの支援を十分に受けたウクライナ軍は、着々とドンバス地方への総攻撃の準備を進めていました。それはプーチンをこの戦争に引きずり込むためです。そのため、プーチン大統領も、もはや外交での解決をあきらめ、特別軍事作戦を行うことを決意します。しかしこれは、別にプーチンがはめられたわけではなく、むしろ十分な勝算があってのことでした。

今現在、西欧メディアでは、まるでロシアが負けているような報道を執拗に繰り返していますが、事実は全く違います。ボコボコに負けてるのはウクライナ軍で、アゾフ連隊も含めたほとんどのウクライナ軍は抹殺されました。その結果、現地で戦っているのは、ポーランド兵とか傭兵がほとんどのようですね。多分12万人ぐらいの死者が出ているはずです。とはいえロシア側も、相当に死者は出ており、おそらくこれまでに7万人ぐらいが命を落としたはずです。

そもそも、ロシアは、キエフ侵攻の当初の段階で、ウクライナの制空権を確保しました。それ以降、ずっと制空権を握っているのは依然としてロシアなので、ロシアが圧倒的優位にあるのは間違いありません。昨年も、そして今もです。そのため、最新鋭の武器がいくら供給されてもピンポイントで破壊されるし、戦闘機は飛ばせないしで、むしろ戦争が長引いて困るのは、ロシアではなく欧米側にすぎません。なぜならロシアは、その国そのものが一つの世界であって、その中で資源もあり、生産もでき、供給ができるからです。

例えば、バイデンをはじめ各国の首脳陣がわざわざウクライナまで行ってゼレンスキーに会ってますが(しかしアホ)、実は飛行機で行ってるわけではなく、み~んなポーランドからの電車で10時間かけて行ってるわけですよ。しかもそれをロシアに事前に報告し、攻撃しない様に頼んでいるわけです。それがこの戦争の実態で、如何にロシアが主導権を握っているのかが分かります。

その歪みが、ヨーロッパの全土で大きなデモにまで発展しています。つまりは「もうウクライナなんかいいから、オレたちの生活をどうにかしろ!」という声に変わってきているわけです。まあ、当たり前ですけど。

④戦争ビジネスが横行している。

つまりはこの戦争の発端はネオコンだったんですね。なんと、これまでにG7などの主要国がキエフ政権の支援に投じたお金は1500億ドルだそうです。日本円にして20兆円ですよ。一方で、2021~2022年の間に先進国が、最貧国に支援した金額は600億ドル(戦争資金の3分の1程度)だそうです。

つまりはネオコンにとっては、支援なんかよりこういう武器売買の方がおいしいビジネスだということです。アメリカのオースティン国防長官は、ウクライナにジャベリンを供与したレイセオンの重役で、この紛争で大儲けしてますし。

それが今世界で現実に起きていることですが、一体何がSDGsでしょうか。一体何が「誰一人取り残さない」でしょうか。

こいつらグローバリストとネオコン、政府首脳とエリート、そしてその宣伝機能を有するメディアが組むことで、2001年のアメリカによるイラク侵攻以来、ヨーロッパのカラー革命、アラブの春、そしてこのウクライナへのNATOの介入で、結局今までに総数で90万人の人々が亡くなっています。一体何が「誰一人取り残さない」のか?

エリートや金持ち、特権階級以外は「誰一人生き残らない」の間違いではないですか。

⑤欧米の性的倒錯・小児性愛こそが人類の退廃・退化の証明である。

まさにその通りですね。プーチン大統領は西洋の行きすぎたLGBTQ政策ポリティカル・コレクトネスに警鐘を鳴らしています。別にそういう人たちがいることは否定しませんが、そういう教育を推進し、時に未成年者に性転換手術を奨励するなど、気が狂ってるとしか思えませんね。批判的人種理論も同様です。プーチンは欧米のこうした家族・文化・国民のアイデンティティの破壊、性的倒錯、小児性愛を強烈に批判しました。「やりたいなら勝手にしろ、けれど私たちは家族と神を、ロシアの歴史と文化を大切にする!」と宣言しました。そしてボクも同感です。

さて、おバカなマスコミの関係者の皆さん、女優を「俳優」などと書くヒマがあったら、少しはこのプーチン演説に真摯に向き合ったらいかがでしょうか。まあ、すでに、この国のメディア関係者は、ジャーナリズムの誇りや矜恃を捨て去ったゾンビみたいな奴らで占められてますので、もはや何を言っても無駄ですが(まあ、日経とか特にひどいので、見ないに限りますね)。。。

しかし一つだけ言っときましょう。

オマイらのクソみたいなアメリカ左派御用達のCNNコピペ報道のせいで、人が実際に死んでるって事です。

ワクチン接種もそう、コロナ対策もそう、そしてウクライナ支援もそうです。

それでもあなた方は、夜ぐっすり眠れるのでしょうか?

2023年の地図

ウクライナ戦争、一体、和平はいつなんでしょうか。

おい、ゼレンスキーのアホ!、コカイン漬けのくせに、そして巨額の資産をケイマン諸島に蓄えてるくせに、悪に立ち向かうヒーローずらしてんじゃねえよ、と言っておきましょう。

おい、世の中のクソマスコミ、ロシア侵攻前、腐敗国家ランキングで上位を占めるウクライナなんか、賛美してんじゃねえよ、とも言っておきましょう。

今本当に必要なのは、外交による和平の実現ではないのでしょうか?武器を送ることが『支援』という論法は、一体いつから市民権を得たのでしょうか、いつから『美談』になったのでしょうか。

これって簡単に言うと、殴り合ってアドレナリンでまくってる奴らに、ナイフとかバットとかを提供するのと同じことですよ。

コロナ後のマスメディアは本当に見るに堪えないほどに堕落してしまいました。まあ、当然それ以前も腐ってましたが、最近のメディアは凋落ぶりは何か背後で悪意の塊のような奴らが操っているとしか思えません。エドワード・バーネイズがかつてプロパガンダで断言したように、メディアはプロパガンダの装置そのものであって、これをうまく利用し、国民を(為政者の都合のいい方向に)誘導しなければならない」ということなんでしょう。以下、もう何度も繰り返していますが、さらっと世界の真実を列挙します。

①コロナは放っておけばよかった。初期対応はイベルメクチンで十分だった。

②ワクチンは百害あって一利なし。超過死亡の主な原因はワクチンで、ワクチン接種をやりたくてもできなかったアフリカ等の開発途上の国々では、超過死亡は一切起こってていない。

アメリカの2020年大統領選挙及び2022年の中間選挙は、どちらも郵便投票を使った不正が大々的に行われていた。

アメリカの民主党が進める政策は、国境と国家の破壊、伝統や文化の破壊そのもので、分断を生んでいるのは全て彼らの暴力革命的な政策のせいだった。

⑤現在のインフレを生んだ元凶は、ロシアのウクライナ侵攻は一切関係なく、バイデン政権の大規模な金融ばらまき政策や、パイプラインの開発や石油開発を全て停止し、グリーン・ニューディールを進めたのが原因だった。

⑥ロシアのウクライナ侵攻はそもそもはアメリカが仕組んだものだった。アメリカはノルド・ストリーム2によるドイツとロシアの協調路線、融和路線をなんとしても食い止めたかった。併せて、ユーラシア大陸の天然資源を、なんとしても市場に開放したかった。

⑦ノルドストリーム2の爆破は、アメリカのバイデン政権の仕業だった。アメリカのピューリッツァー賞の受賞者である伝説のジャーナリスト、シーモア・ハーシュが、左派メディアのワシントン・ポストにバイデン政権の仕業だった調査報道を掲載。

⑧今のドンバスでは、もはやウクライナ軍はほぼ壊滅し、実際にウクライナで戦ってるのはポーランド兵や傭兵達である。

⑨脱炭素(EV化、太陽光、風力、ESG投資)やSDGsなどの誤った政策は、人類にとって害にしかならないばかりか、一部の金持ちばかりが恩恵を受け、一般庶民はますます貧しくなることが明らかとなった。

⑩今の電気代の高騰は、毎年値上げされるエネルギー賦課金(自然エネルギーの導入者に払う補助金をまかなうもの)の影響が大きく、これをやめるだけで1割は下がる。

というように、ボクは今のこの世界の本当の真実をずらずら書き連ねましたが、こういうことを多分この国の大衆の9割が一切知らないまま生きているんですね。大学教授などの学者や保守を気取る評論家もまたしかりです。

とはいえ、まあ一言で言えば、こういう世界の歪みの原因は、ほとんどの国の為政者たちが、自分たちでモノを一切考えずに、自分たちに直接痛みのない場所から、机上の論理で私腹を肥やすために国政を行っているからでしょう。つまりは庶民や市井の人々とは対極の、一部のエリートや金持ちが政治を私物化しているからです。

アメリカにせよ、欧州にせよ、カナダにせよ、オーストラリアにせよ、日本にせよ、結局政治家と呼ばれる人間達は、金持ち、二世、あとは一部の有名人が大半です。そういう人間達は、生まれてから一度も泥仕事をしたことがないので、結局は庶民とか市井の人々の気持ちはわかりません。それは環境大臣であった小泉のような輩をみれば火を見るよりも明らかです。彼のような何の能力もない人間が、単なる二世というだけで大臣になるというのは、もはやコメディーを通り越してホラーですね。日本もここまで来てしまったかという諦念しかありません。

結局、バイデン(特に息子のハンター・バイデンとか)や、我が国では岸田、河野、小泉などの輩は、自身で会社を経営したこともなく、現場で泥仕事をしたこともなく、単なる地位や特権によって収入を得ているに過ぎません。そんな奴らが、一体どうやったら国をよくできるのでしょうか。

そういうことは、ボクのように小さな会社にいてもよく分かります。中堅管理職なので泥仕事は部下にお任せ、指示出しだけしてればいい、というようなことは絶対にありません。というより、小さい会社なのでそんなスタンスでは仕事が一切回りません。

なので、現場に行って、段取って、下準備して、泥臭く地道に働いてるわけです。そういう雑用が7割で、あとの3割程度が、少しは日の目を見る「プレゼン」のような晴れやかな舞台でしょうか。でも、そういう舞台というのは、最初の7割の雑用があってこそなんですよ。細事に手を抜く奴は大事をなすことはできないというか。

それは当然、政治の世界でも同じはずです。そういう意味でトランプさんは、そういう一般の市井の人々の話を聞き、そしてそういう額に汗して懸命に働く人たち、アメリカを底辺から支える人たち、つまりは『レッドネック』と呼ばれる人たちに語りかけ、彼らのための政策をバンバン通していったわけです。

その甲斐あって、彼らの雇用は増え、賃金は増し、そして彼らの生活水準は少しずつ改善していき、同時に中小企業を支援する法案をバシバシ通し、異常な環境規制を撤廃し、石油掘削技術を高度化し、パイプラインを開発し、エネルギーを自国でまかなうばかりか、輸出できるまでに向上させました。

そして、ラニア婦人と共に、集会で貧しい黒人の子供達を抱き上げたりキスしたりして、肌の色に関係なく、必死に働くアメリカの労働者階級のための政治を体現していったわけです。

これこそが本当の政治家の仕事ではないですか?

おそらくそういうトランプさんの姿や実績を見て、グローバリストたち(一部のエリート層)は心底恐怖したんだと思います。これまで彼らは、世界中でグローバリゼーションを推し進め、政権転覆⇒民主化⇒民営化をはかり、そこに外資の企業を誘致し、そこから膨大な富や利権を得ていたわけです(クラウス・シュワブとかジョージ・ソロスとかビル・ゲイツとか)。

彼らにとって、なにより自国民を大切にし、ナショナリズムを掲げるトランプさんは脅威以外の何物でもなく、なんとしても政権から引きずりおろすべき敵と確信し、そして覚悟したんだと思いますよ。そこに資金提供したのがメタのザッカーバーグなんかの共産主義者です。

そのためのコロナ⇒大統領選の不正の温床である郵便投票の実現⇒不正選挙による追い落とし、と相成ったわけですね。で、その結果、バイデン政権が誕生し、本来のグローバリストたちの政治方針に回帰し、それ以降はすべて、トランプさんとは全く正反対の政策にひた走ってきたわけです。

で、その結果、世界はどうなったでしょうか。もう、めちゃめちゃのカオス状態ではないですか?世界は、ウクライナ戦争、イスラエルとイランの確執、欧州の弱体化、インフレの加速などなど、どんどん不安定化が進み、その歪みが拡大しているように感じます。

そこでボクは、世のグローバリスト(あとメディア、あとこの国の政治家)どもに聞きたいです。オマエらのせいで、イラクやシリアやウクライナで何万人も死んでるけど、よくそれで夜ぐっすり眠れるな?と。

真実を絶対に報道しないメディアのクズどもも同罪です。とにかくボクは、実際にドンバスで懸命に戦っているロシア兵に深く感謝するとともに、真っ向からこういう巨悪に立ち向かうプーチン大統領とトランプさんにエールを送りたいと思います。

本「アウトプット大全」

さてさて、精神科医である樺沢紫苑(かばさわ・しおん)先生「アウトプット大全」です。この本、なかなかいい本でした。

書いてあることはもちろんですが、ボク的には、本のデ装丁やイラストなどのデザインがかわいくて好きですね。本棚に置くとかっこいいし、なによりまだ読んでない「インプット大全」と並べて置くとお洒落です。

で、内容はと言えば、全部で80個のアウトプットを高める提案がなされてます。で、どこからでも読めるのも便利です。けれど、書いてあることは本当の事ばかりで、唸りながら、頷きながら読みました。ただ多すぎて、そのほとんどはもう忘れました。なのでこうしてアウトプットしているわけですね。

結論を言うと、本や映画をいくら見ても、結局はアウトプット(感想を書く、要約する、誰かに説明する)をしない限り、すぐに忘れてしまって、ほぼ何の役にも立たないので、自分の血や肉にしたい(知識を自身の脳に集積したい)のなら、積極的にアウトプットすべき、ということなんです。

確かにその通りで、本や映画は、読みっぱなし、見っぱなしだと、結局そのほとんどは忘れてしまいます。なので、一番いいのは、読んだり見終わった直後に、自分で手を使ってノートに感想を殴り書きし、それをPCで整理しながら校正しなおし、かつ翌日にその内容を友達とかに説明することです。この一手間をかけるだけで、その記憶の定着度は著しく向上するわけです。

あるいは仕事で言えば、膨大な調査結果を読み込み、自分なりに要点を整理し、それをパワーポイントにまとめ、そこにナレーションを吹き込み、それを動画出力して、再度見直して(聞きなおして)みる、ということ。

これはボクもたまにやりますが、ものすごく効果抜群で、今でもそのパワポを見返すだけで、すらすらナレーションが勝手に口から出てくるほどです。なので、大学の先生とかは最強ですね。

ですが、ですが、です。はっきり言って、このアウトプットというのは、決して誰でもできるものではありません。なぜなら、面倒くさいからです大変だからです。

なので、8割方の人がこれをやりません。ということは逆に、これさえやれば、残り2割の存在になれるということです。

ボクがよく見るユーチューバーの人たちが格段に説明が上手なのは、多分無意識にこれを毎日繰り返しているからなんですね。資料をまとめ、パワポに落とし込み、それを解説する。このサイクルを毎日ひたすら繰り返すわけですが、これがどんなに大変なことか。。

とはいえ、僕たちが本を読んで映画をみるのは、別に記憶を定着させるためではありません。ただ、その瞬間に感動したり笑ったり泣いたり、あるいは怖がったり楽しんだり、あるいは単にヒマだったりとか、時間つぶしのためということもあるでしょう。

そしてそれもまた、人間にとって当然必要なことだと思います。しかし、それよりも高次元を目指すならば、樺沢先生の言うようにアウトプットせよ!ということなんですね。

で、樺沢先生は月に10本以上映画をみて、20冊以上本を読み、20回はジムで汗を流し、10回は飲み会に行って、年間1ヵ月以上は海外旅行しているとのことで、つまりは人生を謳歌しているそうです。

ですがそれって、ボクはやりたくないです。だって疲れるじゃないですか。面倒くさいし。本当に幸福物質であるドーパミンが分泌されるんでしょうか?

なんかノルマみたいになって本末転倒な気もします。ボクにとって本とか映画は、自分を支えるエネルギーなので、自分を高めるツールではありません。そうではなく、生きる糧、ガソリンのようなものなんですね。でもそれでいいと思ってます。忘れて、また見直して、また感動して、元気が出て、別にそれで十分ではないですか。

けれど、樺沢先生のいうことは正しいし、自分を高める努力をするという意味では、ボクも自覚しながらやっていこうと思ってます。しかし、このブログみたいに、2ヵ月に1回の更新だと、ほぼ意味ないだろうなあ。

エゼキエル戦争

しかし相変わらず世の中はきな臭いですね。ウクライナ情勢も和平の兆しは一向に見えないし、イスラエルとイランも緊張が高まってるし、なんだか世界はどんどん間違った方向に行っているように感じます。中東はヘタをするとエゼキエル戦争の勃発が現実味を帯びてきました。

エゼキエル戦争というのは、旧約聖書の書物の一つエゼキエル書の中で、その38章と39章に、「ゴグ」「マゴグ」の戦争に関する記述があり、そのゴグとマゴグというのが、何でも今のイスラエルとイランに当てはまり、周辺のアラブ諸国を巻き込む世界大戦に繋がることを暗示しているようなんですね。

ちなみにこのエゼキエル書というのは、イザヤ書エレミヤ書とともに旧約聖書中の三大預言書と呼ばれています。

そもそもイランというのは、イスラエルを滅ぼすことを国是にしている国です。そういうスタンスの国が、最近、核燃料の濃縮率を84%まで高めたという事実は、もはや核兵器利用以外にあり得えないようなんですね。

つまりエネルギー利用のための濃縮度はせいぜい10%程度に過ぎず、80とか90%という高濃度まで圧縮する場合というのは、それはもはや軍事利用、つまり核兵器利用ということになるようです。それに対しイスラエル側(ネタニヤフ首相)の警戒が高まるのも理解はできます。

しかし、イスラエルユダヤ教の国なので、ユダヤイスラム、つまりイスラエルとイランが対立するのは当然理解できるのですが、今回イスラエルは、周辺国のサウジアラビアを筆頭とした湾岸協力会議GCC、ガルフ・コーポレーション・コンチル)に属するUAE,、カタールオマーンバーレーンクウェートのほか、エジプト、スーダンなどの国に協力を要請しています。

でなぜ、ユダヤ教イスラエルがサウジ等のイスラム国家に協力を要請するのかというと、イスラム教国家といっても当然一枚岩ではなく、スンニ派シーア派で対立しているからなんですね。とはいえ、他にもアラウィー派とかサラフィー主義とか、あとバース党とか、もうたくさんありすぎますので、ここでは省略します。

つまり、イランはシーア派の国で、その他のイスラムシーア派民兵組織に様々な援助を行っています。例えば有名どころでは、レバノンヒズボラパレスチナハマス、イエメンのフーシ派などがあります。

なので、イスラエル敵の敵は味方理論で、イランの敵であるアラブ諸国と手を結ぼうとしているんですね。なので昨年の年末に、イスラエルネタニヤフ首相は、サウジアラビアムハンマド・ビン・サルマン・ビン・アブドウル・アズィーズ・アル・サウード皇太子(しかし、長い!)に電話して「イランと戦争になるけど、協力してね♡」と伝えているわけです。

さらにはイランという国は、アラビア人ではなくペルシア民族なので、アラブとは微妙に距離があるんですね。

で、イランが核濃縮をちゃっかり再開してしまったので、イスラエルとしてもそのまま放置するわけにもゆかず、ネタニヤフさんも強気に出ているわけです。

で、さらにその火種の中心にイラクとシリアもある訳ですよ。で、まずイラクの場合、元々は国内では少数のスンニ派だったフセイン大統領が、国内のシーア派をうまく押さえ込んでいたわけです。しかしそこにアメリカが介入し、フセイン大統領を失脚させた結果、シーア派が実権を握ることになります。そこで国を追われたスンニ派が作ったのがイスラミック・ステイト、つまりはアルー・バクル・アル・バクダディカリフとするISでした。まあ彼らはアメリカのCIAが資金提供したことで台頭してきたわけですが(厳密にはリビアの国家資金をCIAが奪い、ISに流したわけです)、そのISが内戦下のシリアにまで入り込み、そこで元々ヌスラ戦線クルド人勢力などもドンパチやっていたので、ISが入ってさらにぐちゃぐちゃのカオス状態に陥り、今までで40万人が死亡したと伝えられています。

で、このままイスラエルとイランが戦争になれば、周辺のアラブ諸国はもとより、イランから軍事ドローンを購入しているロシアや、そのロシアと敵対するアメリカ、欧州諸国までもを巻き込み、もはや回避不能のとんでもない世界大戦にまっしぐらとなってしまうのではないでしょうかね。

で、そこなんですが、どうにか話し合いでなんとかならないのでしょうか?
ウクライナもそうです。ゼレンスキーのアホに武器を送るんじゃなくて、今本当に必要なのは、外交による和平の実現ではないのですか。とにかく、皆さん、まずは落ち着いて、頼むから話し合ってくださいよ。

なんだか、アメリカ至上初めての正当性のない大統領、つまりはバイデン政権になったことで、その歪みが世界中に飛び火しているに感じます。バイデン政権がガタガタで、アフガニスタンの無様な撤退劇などによって世界中からナメられて、イランとか中国が強硬な態度に出ているわけです。

しかし、トランプさんの時はそういうことはほとんどありませんでした。それはつまり、トランプさんがそういう国に目を光らせ、一方でイスラエルに行ったり、サウジに行ったり、北朝鮮に行ったりして、面と向かって直接首脳陣と話し合いをしていたからなんですよ。つまりは、トランプさんは話し合いを重んじ、武力による介入はしなかったわけです。

一方でバイデン政権は、ほぼ話し合いをせず、CIAを使って他国に介入し、今回のウクライナのようにNATOを使って軍事介入、武力行使に出るわけですね。

ここでボクが理解できないのは、普通に考えると、話し合いで交渉されるより、武力で介入される方が当然怖い訳ですよ。当たり前です。言葉で暴言を浴びせられるより、殴られる方が痛いし、できれば避けたいわけです。なのに現実を見ると、徹底的に話し合いがなされた方が世界は安定し、一方、武力行使されるほどに、世界の戦争や紛争や危機のリスクが増すってことなんです。

これって要は、世界は極めて複雑そうに見えるけど、実は思ったよりも単純で、本当は色んな国が「ボクの話を聞いてよ!」とただ訴えているだけにすぎないってことなんじゃないですか。

本当の本当に、こういう国家間の諍いは、実はそういう小学生のケンカレベルの話なのかもしれません。それなのに各国の政治家やエリートや学者達が、一斉に物事をややこしく斜めに解釈し、複雑な理論をこねくり回して、勝手にしなくてもいい行動をとるので、世の中どんどんよろしくない方向に突き進んでるんじゃないですか?

その辺、グレタ・トゥエンベリちゃん、世界のお偉方に怒らないんですか?(脱炭素とかどうでもいいので。。。)

まずは各国のお偉いさんは、エリートだけが集まる経済フォ-ラムとかG7とかCOPとかでガヤガヤと無駄な会合をするのではなくて、国と国が他国に忖度せずに主体性を持って話し合えば、少しは世の中まともになるのではないでしょうか。

2023年旧友との再会と「ラウンダーズ」

いやいや年が明けてもう3ヵ月が経とうとしていますが、思えばブログを全く更新していませんでした。とにかく忙しい毎日を送っていて時間が全くなかったですね。まあ、プライベートでも仕事でも色々とありすぎて、全く余裕がありませんでした。

ですが、このクソ忙しい最中、級友に5年ぶりに会ったり、本を10冊ほど読んだり、映画ラウンダーズブロークバック・マウンテンを見直したりと、そこそこに息抜きはしていました。ですが、もう2月も終わりですよ。

で、5年ぶりの旧友との再開ですが、彼とは中学校からの付き合いで、もうメチャメチャ楽しかったです。そりゃお互いに老けましたよ。だってもう当時から30年は経ってるし、お互いに家庭を持ち、必死にがんばって人生を歩んできたわけですから。

ただ、笑う仕草、話し方、タバコの吸い方なんかは、お互いに結局全然変わってないんです。そしてそういう仕草が当時を思い出させるんです。それにお互いに趣味とか好きなことも、結局10代の頃とほとんど何も変わってないという。ボクはそれがすごくうれしかったし、負けずにがんばろうという気になりました。

さてさて、こうやって旧友と再会すると、ボクはいつもラウンダーズマット・デイモンエドワード・ノートンの再会のシーンを思い出します。

ポーカーに大負けしたラウンダー(カードゲームのアマ、プロ)のマット・デイモン(マイク)が、刑務所に入っていたエドワード・ノートン(ワーム)が出所することになって、刑務所まで出迎えに行くんですが、再開後、何度もエドワード・ノートン「Good to see you!(グッド・シーユー!)」と抱き合って肩をたたき合うんですね。このシーン、最高です。で、早速ボクも旧友にやりましたよ。。。

で、物語はそれから坂道を転げ落ちるように急降下し、結末はかなり笑えるんですが、ここでも「人が変わる」ということに一つの焦点が当てられています。普通にこの映画を見ると、ワームはマイクに借金を押しつけたり、平気で嘘をつきまくったり、ポーカーでもイカサマばかりしてて、もう根っからのクズ野郎なんですね。

で、劇中マイクがさすがに溜息交じりに「彼はあの頃と変わってしまったのか?」とか独りごちるシーンがあるんですが、実はそうじゃないんですね。実はワームの方こそ、全く変わってないわけです。そういう意味で、人が変わるというのはなかなかに難しく、またその必要があるのかさえも、ボクにはよく分かりません。だって、結局ボクは、マイクよりもこのワームというキャラの方が断然好きなわけなので。

だって、マイクに「彼女と険悪だから、家に入ったら行儀良くしろよ。」と釘を刺されても、平気で「ファッック!オレはオレだぜ!」と返したり、弱いくせにゴリラみたいで凶暴な借金取りにも平気で悪態つくし、ロシアンマフィアに対しても余裕でイカサマするしで、なんというか、誰が相手でも決して態度を変えないし、怯まないんですよ。そういう意味で、ワームという男は筋が通ってるんですね。

その結果、最終的にはボコボコにされて悲惨な結末になるわけですが、そういうワームのアナーキーかつ怖い物知らずな姿が、ボクにはアンチ・ヒーローに思えてなりません。とにかく、いつ何時も決して怯まず、余裕しゃくしゃくなスタイルが、ボクのような小心者にはもうたまらないわけです。

しかも、演じたのがメチャメチャ演技のうまいエドワード・ノートン兄貴!なわけですので、これはもう必見です。

ボクにとってラウンダーズ」という映画は、マット・デイモンではなくむしろワームの物語だと思ってます。ワーム主役で是非続編を撮ってほしいです。あっ、ちなみに、マット・デイモンの恋人役で、ぼくの大好きなグレチェン・モルちゃんが出てますが、もう最高にかわいいです。ちょっとつり目できつそうなのがもうたまりませ~ん。

以上、皆様、久しぶりに旧友に再会するときは、是非「Good to see yoou!(「to」は発音しません)」使ってみてはいかがでしょうか。

それ以外にももう一つ、別れ際に「Stay Gold!(スティ・ゴールド!)」と叫ぶ、という技もあります。これもボクがよく使うセリフで、青春映画の金字塔アウトサイダーから来てますが、今回は言うの忘れちゃったんだよね。今度会ったら伝えようと思ってます。

とにかく、旧友との再会の瞬間や、人が変わるということ、そういうことに思いを馳せるのは、人生と歳を重ねてきた我らアラフィフの特権ではないでしょうか。

あっ、大好きな「ブロークバック・マウンテン」については、後日きちんとした記事にしたいと思ってます。

映画「Ukraine on fire」ウクライナ紛争の真実

評価:★★★★★

いやいや、やっと休みになり、ようやくずっと見たかったオリバー・ストーン監督が制作総指揮のウクライナ・オン・ファイヤー」を見ました!
この映画って、全世界で24時間体制で無限ループ放映すれば、ウクライナ紛争はすぐにでも終わるのではないでしょうか?

とにかく、日経新聞のアホどもや政治家はもとより、テレビしか見ない一般人にも是非見てほしい映画です。ただし、この動画は世界中でビッグテック等の検閲により削除されまくっているようなので、どこかで探して入手するようにしてください。ちなみに、削除されまくっているということは、つまりはそれが真実、ということです。

この映画は2004年以降のウクライナで起きた様々な事柄を、西欧の政治的な介入等を織り交ぜながら、詳細に分析しています。この映画に、今のウクライナで起きている真実が、謎を解くカギが全て詰まってます。

などと、多少大げさかもしれませんが、まあ一言で言うと、先の記事でも書いたとおり、今回のウクライナ紛争(=プーチンの特別軍事作戦)は、アメリカのネオコンがロシアの政権転覆(レジームチェンジ)、つまりプーチンの失脚を狙った工作にすぎないということです

①2004年、オレンジ革命

これは親露派のヤヌコビッチ首相と親米派ユシチェンコが争った大統領選で、選挙で選ばれたヤヌコビッチ大統領を、不当に追い落とした事件で、革命でも何でもありません。結局当初の選挙を不正選挙として認めず、強引にユシチェンコを大統領に据えました。ただし、この後ユシチェンコは2010年に失脚し、2010年にヤヌコビッチが6年遅れで大統領の座に付くことになります。
ちなみにこのオレンジ革命は、2003年から東欧諸国に吹き荒れた「カラー革命」と呼ばれる一連の運動の一つで、2003年のジョージアグルジア)のバラ革命キルギスチューリップ革命などがあります。これらはすべで、NATOの東方拡大が目的で、その国の国民の事なんて1ミリも考慮したものではありません
ところで、この革命というのは名ばかりで、そもそも革命というのは潤沢な資金を必要とします。その資金提供者がジョージ・ソロス等のグローバリストで、突如これらの国々に設立された欧米のNGO団体がその受け皿となっていました。

②2010年~、アラブの春

東欧のカラー革命が一段落すると、その革命運動は中東に移行します。チュニジア、エジプト、リビアレバノン、シリアでその民主化運動が顕著になります。そしてこれらも全て、アメリカのネオコンの仕業であることが明らかになっています。
なぜなら、先の東欧でのカラー革命と、そのやり口が酷似しているからです。シンボルマークやデモの方法を書いた冊子のイラストまで、数々の類似点が指摘されています。

彼らの手口は以下の通りです。

①彼らはまず地元のメディアを使って既存政権を私腹を肥やす悪魔のように喧伝します。
②その後、民主化や政権の腐敗を国民に再三訴え、大規模なデモを扇動します。バカな国民たちは、その政権のおかげで守られていたことや、与えられていた恩恵に
すら気付きません。
③何も知らない国民は、次第に既存政権への憎悪を募らせ、大規模なデモを通じて
一体感と高揚感に熱狂し、最終的には思考停止状態に陥ります。
④その後、そこに潤沢な資金と武器を供与した過激派を潜り込ませ、平和的だったデモを、武力行使を伴う暴力革命へと導きます。
⑤その際に、スケープゴートとなるのは、熱狂し、何も知らずにデモに参加した国民です。過激派は、彼らの数名を射殺し、それを権力側のせいにします(偽旗作戦)。またそれを、欧米メディアが大々的に権力者側の愚行として報じます。
⑥平和的だったデモは、いつしか双方の血みどろの殺し合いにまでにエスカレートし、最終的には権力者の排除や殺害、追放によって政権転覆が完了します。
⑦その後、欧米(ネオコン)の都合のいい操り人形を後継者として据えますが、数年で国民の怒りが爆発し、彼らはどこかに亡命するか、あるいは軍事政権に逆戻りするのが関の山です。

つまりは、ネオコン以外、誰も幸せにならない世界、それが上記の一連の他国介入主義の産物で、その地域の人々が大量に死ぬのが特徴です。なんとなく、共産主義革命を彷彿とさせますね。

大体このような手法で、リビアの富を国民に還元していたカダフィ大佐が殺されました。なんとか耐えしのいだのがシリアのアサド政権ですが、シリアではすでに40万人が死亡してます。またそれ以外の国々も、その大半が未だ混乱状態に陥っています。

そしてこれが、日経新聞が賛美し、愛して止まない他国協調主義(本当は介入主義と書くべき)の正体です、リベラルなバイデン政権の本質です。あのう~大量に人が死んでますが。。。。そして他国に一切介入しなかったトランプ大統領を「アメリカの分断を生んだ張本人」と評するバカさ加減ったら。。。

③2013~2014年、マイダン革命

さてさて、肝心のマイダン革命ですが、これもネオコンの群集心理(群衆を一体化させて熱狂させる)を利用した革命の演出、つまりはレジームチェンジ工作にすぎませんでした。
仕組んだのは当時、国務次官補であったビクトリア・ヌーランドと、ウクライナ大使であったジェフリー・パイエットで、彼らの仲間が、ジェイク・サリバン、上司が副大統領のバイデンです。現在はバイデンが大統領で、ヌーランドが国務次官、サリバンが大統領補佐官ですね。

当時、ヤヌコビッチ政権は、EUとの連合協定を締結するかどうかを迫られていました。しかし、ヤヌコビッチ大統領は、IMFから条件として電気やガスの公共料金の大幅な値上げを要求され、ギリギリのところで協定を結ぶのを拒否しました。それは、公共料金の値上げが自国民に大きな負担となることが分かっていたからです。

それに対し、西側メディアは2013年の11月に開局した三つのテレビ局、フロマツケTV、スピルノTV、エスプレッソTVを使って、国民にヤヌコビッチの追放を煽りに煽ります。

その結果、うまく利用されたウクライナ住民が大規模デモを起こし、それをメディアが大々的に取り上げ、そこに満を持して武装した過激派とネオナチを送り込みます。そして彼らがスナイパーを使って、反ヤヌコビッチのデモ隊に発砲し、数人を射殺、これをウクライナの警察隊のせいにし、それをメディアが大々的に報じました。

その後、平和裏なデモは壮絶な殺し合いにまでエスカレートしていきます。つまりこれは、ネオコンのいつもの手口で、カラー革命でも、アラブの春でも、各国で繰り返された民主的な無血の政変という名を借りたクーデターの正体です。

その後で、大統領官邸と政府庁舎にまで民衆が押し寄せ、ヤヌコビッチ大統領は銃撃されながらもプーチンに助けを求め、ロシアに亡命してしまいます。それを欧米メディアは民主的デモによる政権交代と大々的に報じました。死者が100人以上でているにもかかわらずです。

その後にウクライナで暫定政権が始めたことは、ロシア系住民への弾圧(ロシア語の禁止など)と迫害(住民の殺害)でした。つまりこの時点で、ウクライナではドンバス地方への戦争行為がはじまったわけです。

④2014年、オデッサの虐殺

ところで、ウクライナ東部のドンバス地方は、ロシア系住民が非常に多く住んでいる地域で、西部のウクライナ人がEUとの連合協定を支持しているのに対し、東部のウクライナ人は反対の意思を示していました。そのため、議会による民主的な弾劾ではなく、過激な暴力に訴えたクーデターによりヤヌコビッチ大統領を追放したそのやり方に強く抗議しました。

その流れの中で、ウクライナで最大の港町であるオデッサでは、反マイダン運動を行っていた地域住民とマイダン革命を支持するウクライナ人で小競り合いが起き、その結果、市庁舎に逃げた地域住民は火焔瓶による火事や暴力で46人が殺されてしまいます。これが「オデッサの悲劇」と呼ばれる事件です。

⑤2014年、クリミア併合

これを間近で見たロシア系住民が7割を占めるクリミアの住民は、今度は自分たちが彼ら(過激派、ネオナチ)の標的になることを恐れ、住民投票によりロシアへの帰属を決定します。これは賛成票が96.77%で、圧倒的多数でロシアへの帰属が決まりました。クリミア人民共和国の誕生です。従って、正確にはロシアがクリミアを併合したわけではなく、クリミアのロシアへの帰属と表現するのが正しいです。しかしながら、このことを欧米メディアは「ロシアが強引にクリミアを併合した!」と、事実をねじ曲げて報道しました(今もですが)。

⑥2015年、ミンスク合意

暫定政権後にウクライナの大統領となったポロシェンコは、激化するドンバス紛争をどうにか収めるため、ドイツ(メルケル首相)、フランス(オランド大統領)、ロシア(プーチン大統領)の仲介で、ミンスク合意を締結します。その内容は、ウクライナ東部でのこの紛争の停戦と、ドンバス地方のドネツク州とルガンスク州に幅広い自治権を与えるというものでした(独立ではなく自治権というところが重要です)。
しかしこの決定に激怒したのがジョージ・ソロスヌーランドなどのプーチン失脚の絵図を書いたグローバリスト達でした。彼らはこの頃から、ウクライナ西部への軍事支援を執拗に繰り返しています。
それ以降、ウクライナ政府は決してミンスク合意を履行せず、依然としてドンバス地方への砲撃とロシア系住民への迫害と弾圧を現在まで8年間続けてきたわけです。それによりこの8年間で、ドンバス地方の地域住民16,000人が死亡したと国連人権高等弁務官事務所が発表しています。

ちなみにドネツク州とルガンスク州は当時からロシアへの編入を望んでいましたが、プーチン大統領はそれに反対し、あくまでも高度な自治権を得ることを提案していました。

※ちなみに、最近、ドイツのメルケルとフランスのオランド、そしてポロシェンコが、そもそもこのミンスク合意を履行する気はなく、西側陣営がウクライナを軍事支援、軍事強化するための時間稼ぎに過ぎなかったと暴露しました!

⑦2019年、ゼレンスキー大統領に就任

ゼレンスキーというのは元俳優のコメディアンで、そのパトロンは、ドニプロペトロウシク州知事コロモイスキーというマフィアの親分みたいな男です。コロモイスキーの所有するテレビ局で作ったドラマに出て、大統領になるまでの若者を演じましたが、それが本当に大統領になってしまいました。彼は当初は脱腐敗、脱ネオナチの公約を掲げて大統領に就任しましたが、就任後は野党の廃止、複数メディアの閉鎖、ネオナチとの共謀など、その公約と180度反対の政策を実行するに至ってます。当然、ミンスク合意なんて見向きもしませんでした。まあ、この時点で、ウクライナというのは民主国家でも何でもないことが明白なんですが、そういうことは欧米メディアは一切報じずに封印します。そもそも毎年、世界の腐敗国家のトップ10に入ってましたので。

ちなみにネオナチというのは、反ユダヤの側面もありますが、それよりもスラブ系でコーカソイド人種の優生思想・選民思想と言った方がしっくりきます。一方でロシアはかつてモンゴル帝国に征服されていますので、ロシア人はモンゴロオイドの混じったスラブ系のユーラシアンである、なので俺たちコーカソイドとは違うぜ!というような優生思想が根底にあります。まあ、どうでもいいですが。

⑧2021年、ウクライナNATO加入騒ぎ

その後、2021年にバイデン政権が誕生し、2016年にヒラリーが大統領になった時点で行う予定だったロシアのプーチン大統領の政権転覆を、ようやくリ・スタート、再起動する事になったわけです。

大統領はバイデンですし、国務次官にはヌーランドを据え、大統領補佐官にはジェイク・サリバンという3トップがここで返り咲くわけです。

併せて、コロナ禍におけるメディアとビッグテックを使った言論弾圧言論統制の効果はすでに実証済みだったので、迷うことなくロシアへの挑発を繰り返します。確か2021年の11月あたりから、ウクライナNATOへの加盟をほのめかし、挑発を始めました。しかし、前述のようなこれまでの経緯については、欧米の主要メディアは一切報じようとしませんね。

⑨2022年2月24日、ロシアの特別軍事作戦の開始

ゼレンスキーにドンバス地方への総攻撃に出る準備を着々と進めさせ、とうとうロシア側が看過できない(見過ごせない)状況にまで軍事行動を活発化させた結果、ロシア軍がドンバス紛争へ介入することになりました。
相変わらずメディアがウソばかりを報じているので、いまだにロシアの侵略行為だ!と騒いでるおバカな人が多くいますが、前述したこれまでの歴史的な流れを振り返れば、これらの一連の情勢は、全てネオコンが画策して行ってきたことは明らかです。

ネオコンのやり口

以上の手法は、資金、メディア、テクニックが必要で、それを熟知し巧妙に仕掛けているのがネオコンです。恐ろしいのは、別にアメリカという国家ぐるみでこういう工作をしているわけではなく、一部の政府高官とグローバリストが、一国の政治政体を転覆させるだけの権力を備え持っているということです。
何より始末に負えないのは、こいつらは別にアメリカ国民のためでも、アメリカの国益のためでもなく、単に自分たちの私利私欲のためにこういうことを平気でやってるんですね。かつてアフガンやイラク戦争をしかけたブッシュやチェイニーも、アラブの春を仕掛けたヒラリーやオバマも、そして今回のバイデンやヌーランドやブリンケンも、すべては私利私欲のためです。確かオースティン国防長官は軍需産業であるレイセオンの取締役ですし。完璧に利益相反関係にありますが、これでレイセオンの株価が上がって大儲けという。

⑪2022年12月、すでに20万人の軍人が死亡

しかし、こいつらの私利私欲のためにすでにウクライナ紛争で20万人が死んでいますが、こいつらは何も感じないのでしょうか。まさに悪魔のなせる所為ではないですか?2011年にノルウェーの白人至上主義者であるアンシュレイ・ブレイビクというキチガイが、ノルウェーオスロ近郊のウトヤ島などで77人を射殺して世界中が大騒ぎになりました。
一方、これら一連のバイデン政権の自分勝手な他国干渉主義(介入主義)により、双方の軍人だけで20万人も死んでるのに、これでもまだ停戦せずに、武器を供与することが正しい決断なのでしょうか?今こそ世界中で和平の声を上げるべきではないでしょうか?

以上のように、2004年以降のウクライナ情勢を駆け足で時系列に述べてきましたが、それでもロシアが侵略した!プーチンは悪だ!などとのたまうおバカさんは、もういいので、このページから去ってくださいね。まあ、少しは自分で調べたり「ドンバス」や「ウクライナ・オン・ファイヤー」や「Revealing Ukraine 2019」を見たり、手っ取り早いのはパトリック・ランカスターさんのYoutubeを見るなどして、少しは勉強しましょうね。あと、ウクライナ関連の発言をせざるをえないアホな日本メディアの記者や学者や専門家連中は、これらの映画を先ずは見て、それから何かを発言、発信すべきと思いますが、まあ、まず見ないでしょうね。

あ、オリバー・ストーン監督はこの後に「Revealing Ukraine 2019」という映画も作ったんですね!やばい、早く見ないと!アマゾンでは公開停止みたい。

ウクライナの悲劇

さてさて前回更新より、早くも1ヵ月が経ってしまいました。世界情勢では色々といやなことや不穏な動きが頻発した1ヵ月でした。

ウクライナ紛争の本質
まず結論を言っておきましょう。今回のウクライナ紛争は、アメリカのバイデン政権、つまりネオコン政権が仕掛けた、プーチンを失脚させるためのシナリオに過ぎません。そして、プーチンを失脚させた後、ロシアの天然資源をメジャーに開放するのが目的です。それに併せ、ロシアとドイツの関係に楔を刺すことも重要な戦略と言えるでしょう。

つまり、アメリカがロシアの天然資源を奪い取るために仕掛けた代理戦争で、ネオコン側は、ウクライナという国やウクライナ人の事なんて1ミリも考えていないというのが真相です。

そもそもこの戦争は、2004年のオレンジ革命と2014年のマイダン革命からアメリカのネオコンが仕掛けたレジーム・チェンジ政策の一環で、何も今年の2月24日に突如として起きたことですらありません。

日本人の本質

日本人や世界中のアホな一般市民は単なるロシアの侵略戦争プーチン=悪!という図式を盲信していますが、これは100%、欧米のメディア戦略、プロパガンダ工作が成功していることの証で、これはコロナ騒ぎの際に、ビッグテックと主要メディアが共謀して行ったプロパガンダ政策や言論弾圧言論統制が、予想以上にうまくいったことを受け、調子に乗ってゴーサインを出したシナリオのように感じます。

それは我が国を見ても、全く効果がなく、治験もなく、そして予防効果も一切ないワクチンを、日本人の8割以上が打ってしまったことからも明らかです。我が国の国民は、自分の頭で考えることはせず、テレビの言っていること、政府発表、大本営発表、これら全てを盲信して何の疑いもなく賛成してしまいます。それは一般人ばかりでなく、専門家と呼ばれる人までもがその体たらくです。

これだけネットが発達し、自身の意識次第で様々なニュースや証言や事実を集められるのに、本質的には第二次世界大戦の時から、そのお人好しで従順な国民性は一向に変わる気配がありません。

メディアが政権交代と騒げばそれを信じ、小泉のアホが郵政民営化と叫べばそれを信じ、小泉ジュニアのアホがEV化と叫べばそれを信じ、河野のアホがワクチンと叫べばそれを信じ、岸田のアホがロシアに制裁を!と叫べばそれを信じ、なんでもマスコミとメディアの思うがままに操られているのが今の日本です。

ともあれ、今のメディアはウソだらけで、世界中のグローバリストやアメリカのネオコン政権の都合の良い事実だけを知らされ、宣伝され、拡張され、洗脳され、彼らの思うがままの方向に世論が誘導されているのがよくわかります。

バイデン政権の本質

まず、アメリカのバイデン政権ですが、これはつまり、4年遅れのヒラリー政権、あるいは第3次オバマ政権と言い換えることができます。このウクライナ紛争は、早ければ2017年の段階で実施される予定でしたが、2016年の大統領選挙で、あろう事かヒラリーではなく、トランプさんが大統領になってしまったがために、その計画が4年遅れで再起動しただけの話です。

そのための仕込みとして、2014年にウクライナで起きたのがマイダン革命です。「革命」という言葉を使っていますが、これはアメリカのネオコンが仕掛けたレジームチェンジ工作に過ぎません。そもそも革命というのは、潤沢な資金がなければ成立させることはできません。そういう政権転覆を起こすために、ジョージ・ソロスのようなグローバリストのパシリがオープン・ソサエティなどという財団を立ち上げたわけです。

で、こいつらは一体何がしたいのかというと、それはもう答えは一つ、単なる金儲け!なんですね。自分たちの利益のためなら、金儲けのためなら、人が何人死のうが一向にかまわないという悪魔のような奴らですね。こいつらの悪行により、これまでにも何十万、何百万人という何の罪もない一般人が死んでいるわけです。

例えば、9.11しかり、アフガン戦争しかり、イラク戦争しかり、アラブの春もそうですし、東欧の一連のカラー革命もまたしかりです。そして直近では、現在進行中のウクライナ紛争もまたしかり。

ウクライナ紛争の現状

大手主要マスコミは全く報じていませんが、ウクライナ軍側は現在までに12万人が死亡し、アゾフ連隊どころかウクライナ軍そのものがほぼ壊滅状態となっています。一方でロシア軍は7万人ぐらいが死亡したとされています。じゃあウクライナ側で一体誰が戦っているのかというと、欧米の民間軍事会社の傭兵達のようですね。その他、一般人が相当数死亡しているはずです。双方合計すると、軍人だけでおよそ20万人は亡くなっているわけです。20万人ですよ!
それに加え、ウクライナのドンバス地方では、2014年からこれまでの8年間で、何の罪もない1万6千人の市民がウクライナ軍(ネオナチ)に一方的に殺されています。

イラク戦争やシリア内戦でもそれぞれおよそ40万人が命を落としていますが、これらの全ては、ブッシュ政権オバマ政権の介入主義が原因です。それを起こしたネオコンの主要メンバーは、何の責任を問われることなく、私腹を肥やし、ラムズフェルドとマケイン以外の主要メンバーは、まだ全員(ブッシュ、チェイニー、ウォルフォウィッツ )生きてますね。それに、オバマやヒラリーも。

また現在のバイデン政権で言えば、国務次官の化け物ババアのビクトリア・ヌーランドと、国家安全保障問題担当大統領補佐官のジェイク・サリバンなんも思いっきりネオコンです。こいつらが2014年に起きたマイダン革命の首謀者で、メディアを操り、民主的なデモをクーデターにまでエスカレートさせ、ヤヌコビッチ大統領を失脚させました。ちなみにこの時の副大統領はなんとバイデンでした。つまり、現在の大統領であるバイデン、国務次官であるビクトリア・ヌーランド大統領補佐官であるジェイク・サリバンはこの2014年からウクライナの政権転覆とロシアの弱体化を画策していた張本人なんですね。

ウクライナ紛争の真実

真のジャーナリストであるパトリック・ランカスターさんのドンバス地方からの中継を見ると、こいつらの工作のせいで、ウクライナの東部、ロシア系住民の多い地域では、老若男女ばかりか小さな子供まで、「この8年間、ずっと砲撃に怯えて生きている」と言ってます。つまり、この戦争は、2014年のマイダン革命からすでにはじまっていたわけです。日本のアホマスコミの皆さん、分かってますか?ちゃんと自分で調べて記事書きましょうね。

フランスの女性ジャーナリスト、アンヌ=ロール・ボネルさんのドキュメンタリー映画「ドンバス」でも、その様子が克明に語られていますが、日本のどこかの市議会議員が、何の根拠もなしに、「こんなのはロシア側のプロパガンダだ!」などと戯言をほざいてましたね。こういうアホなクソ議員は、私利私欲のためにしか議員をやってないので、早々に落選して路頭に迷ってほしいです。

また、本物の左翼の巨匠であるオリバー・ストーン監督も、制作をつとめたウクライナ・オン・ファイヤー Ukraine on Fire」オリバー・ストーン オン プーチンで、この戦争の起きた背景について暴露してます。なので、これらの動画は、現在では至る所で削除対象になっているようですね。

クソメディアの大罪

今の欧米諸国やその属国である日本において、何が問題なのかと言えば、徹底した言論統制言論弾圧が行われていることです。例えば、今の時点で我が国のメディアにおいては、以下のような発言は許されませんし、必ずカットまたは削除されるはずです。

①そもそも此度のウクライナ紛争は、ロシアではなく、2014年から挑発を繰りかえしたアメリカ(ネオコン、グローバリスト)が引き起こした。

アメリカ(ネオコン、グローバリスト)は、そもそもロシアの天然資源を奪い、その富を独占(横取り)したかった。

アメリカにとって、ノルドストリーム2は目の上のたんこぶ。これ以上、欧州とロシアが融和路線を強めると、NATOのプレゼンス(存在感)が弱まり、軍需産業にとっても大打撃となる。

プーチン大統領は、自国民の生活や安全保障を第一に考えるナショナリストである。

プーチン大統領は、開戦当初からいつでも和平に応じると繰り返しているが、和平(停戦協定)を結びたくないのはむしろアメリカのネオコン軍需産業である。

⑥操り人形のゼレンスキーはすでに精神的に追い詰められ、もはや薬漬け状態である。

ウクライナ軍の被害は実にロシア軍の1.5倍で、現在のウクライナ軍はほぼ壊滅状態。実際に戦っているのは、現実にはNATOの息のかかった欧米の民間軍事会社の傭兵である。

アメリカは、ドイツとロシアの関係を完全に断つため、ノルドストリーム2を爆破・破壊した。アメリカはドイツの保有する施設を、何の許可もなく自分たちの都合で破壊したテロリスト国家そのものである。

アメリカはロシアのプーチン降ろしのために、2020年の大統領選挙でクーデターを起こし、トランプ政権から政権を乗っ取った。

⑩トランプ政権下では、失業率も減少し、エネルギー産業は潤い、戦争も起きず、他国に介入せず、南部国境の治安も改善し、中東の和平も実現した。

ボクはなにより許せないのは、欧米メディア、メインストリームメディア、そして各国の政府が、自分たちの意に沿わない報道を一方的に検閲し、一切の情報をシャットアウトし、一つの結論に言論を固定し、彼らのやりたい方向に世論を誘導している点です。それが成熟した民主主義国家のやることでしょうか?あるいはそこまで国民をバカにしているのでしょうか。本当の民主主義国家であれば、多様な考え方を示し、その判断は国民一人一人に任せるべきなんですね。それこそが多様性ではないですか?

ウクライナも、コロナも、ワクチンも、脱炭素も、EV化も、SDGsも、温暖化も、ジェンダーも、様々な意見を認め、あとは人それぞれ、色んな考えがあってしかるべきなんです。あとの判断は個々人で決めればよくて、それらの政策を国や政府が強制すべきではないんです。選ばせればいいんです。参加したい人は参加させ、寄付したい人、EV車に乗りたい人は乗ればいいんです。そこは国民に選ばせるべきなんです。間違っても国が主導して一つの方向に突き進むのは愚かとしか言い様がありません。そうでなければ、それは独裁国家と何ら変わりはありませんよ。

そしてアメリカという国は、というより、アメリカのネオコンのやり口はいつも変わりません。「タリバンがオサマ・ビンラディンを匿っている!」などと言ってアフガンに介入したり、「大量破壊兵器がある!」などと言ってイラク戦争を起こしたり、その他、CIAが画策してIS(イスラム国)を作ったり(軍事訓練、武器供与、資金提供)、リビアカダフィを殺害したり、領空侵犯してパキスタンにいるビンラディンを殺害したり、勝手に他国に介入し、人々を殺害しつづける国家、それがアメリカです。もろに国際法ガン無視のテロリスト国家、それがアメリカです。

ウクライナ紛争の終わり

さてさて、こんな戦争は、普通に考えてもいち早く終わらせるべきなんですが、なぜかどの国も停戦に向けての外交努力を主張しませんね。要はロシアもウクライナも早々に停戦協定を結びたいのに、ゼレンスキーに絶対に停戦するな、和平協定に耳をかたむけるな!と圧力をかけているのがバイデン政権です。

なぜって、そんなことをしたら、ロシア向けの経済制裁も、またそれによって起きているエネルギー価格の高騰も、ヨーロッパ諸国の壊滅的な経済情勢も、すべてバイデン政権(ネオコン)の判断ミスだったことを認めることになりますので。現在のバイデン政権の中枢はエリート中のエリートですので、まず、そんなことは認めないでしょう。

しかし、学歴だけの小賢しいやつらが政権を取ると、世界はろくな事になりませんね。何より彼らには、一般庶民の気持ちが一切理解できないので、あるいは理解しようとすらしないので、こういう極端な政策に平気でGOサインを出すのでしょう。オレらはなんでもできるんだ!という奢りと傲慢さがにじみ出るようですね。

ただ、こいつらのために、ウクライナ人やロシア人、その他アメリカの民間軍事会社の傭兵達が毎日毎日何人も死んでるわけですよ。これはもう悪魔のなせる所為ですね。拝金至上主義者、一部のエリート、死の商人が政権を取ると、こういうすさまじい悲劇が起き、はては世界大戦にまで突き進んでしまうかもしれません。

ただし、そういう他国介入主義から一切手を引いたのがトランプ大統領だったわけですね。断言しますが、もしも2020年の選挙が盗まれず、そのままトランプさんが大統領を続けていれば、このような悲劇は決して起こらなかったでしょう。

さて、未だにバイデン政権を賛美し、「他国介入主義」を「国際協調主義」などと意訳し、ワクチン政策を未だに推奨し続ける今の政権、メディア、日経新聞などの売国奴どもは、後生の歴史家にその所為を痛烈に批判し断罪されることでしょう。