さてさて今日も世界はコロナが蔓延してますでしょうか。ネットでは自粛でヒマすぎるとか、旦那が毎日家にいてウザいとか、もう全てがコロナのせいになってしまってますが、そうなるとコロナが少しかわいそうというか。
第一、毎日家にいてヒマという理論が理解できません。だって、家にいるならいたで、やる事ってたくさんあるじゃないですか。ざっと挙げてみれば、掃除、洗濯、料理に、庭がある人は庭の手入れ、畑のある人は夏野菜の植え付けとか、これからゴーヤを育てる人は栽培ネットを設置したり、あとトマトとかキュウリ、ナスとかインゲンの苗を作ったりとか、僕はもう死ぬほど忙しいです。
朝3kmの散歩に加え、隙を見て買い出しに行き、昼食と夕食の準備のほか、当然勤務時間中は仕事してタバコ吸ってコーヒーをひたすら飲んで、仕事以外の時間は掃除して洗濯して本読んでアニメ見てって、なんだか出勤してたときの方がむしろ楽という。
って書いてて、今ようやく理解できましたが、要は世の奥様方って、その上さらに子どもと旦那が毎日家にいるので、こういう作業そのものが倍増してるって事ですかね。
あのう~、旦那さん方も、もしそうであれば料理ぐらいは手伝ってあげてはいかがでしょうか。以降で、最高にウマい今年に入って堂々のベストワン料理である「マダガスカル・カレー」を紹介しますので。
この料理は最近、古本で買った数年前のPOPEYE(すみません、最新号でした!)の「そろそろ自分たちで料理してみないか」号に掲載されていたんですが、もう究極にウマいです。昨日からずっと食い続けてます。これは、画家で作家の牧野伊佐夫さんという方が雑誌で紹介してるんですが、アフリカ大陸(南アフリカ共和国)の東に位置するマダガスカル島のカレーなんですが、まあ行ったことないので本場の味はわかりません。が、超簡単でとにかくウマいのでおすすめです。
【材料】
・鶏肉300gぐらいでしょうか(僕は胸肉2枚を使いました)
・ショウガ(大量)とネギの青い部分
・塩とこしょうとカレー粉(カレーのルーではダメで、缶に入った粉が必須)
・サンバル(マレーシアやインドネシアの辛味香辛料、業務スーパーに売ってますが、豆板醤でも可、あるいはなくてもOK)
【作り方】超簡単です(ギギアンダルシア版に一部アレンジしてます)
①鶏肉をぶつ切りにして鍋に入れます。ショウガもスライスして同じ鍋に大量に入れます。鍋は深手の大きめのものがいいです。あとネギの青い部分も3本ほど入れます。
②そこに水を鶏肉が丁度沈むぐらいまでヒタヒタに入れます。
③強火で煮込みます。雑誌の紹介では丁寧にあくを取るようですが、ネギの青い部分を入れているし、しかも強火にしてるし、ひたすら取るのはダルいので、その工程は不要です。
④水が1cmほどの高さにまで煮詰まってきたら、火を止め、ネギの青い部分を捨てます。
⑤再度、水を鶏肉が沈むぐらいまで入れます。水の量はもっと多くてもいいし、かなり適当で大丈夫です。
⑥沸騰したら、カレー粉を大さじ3~4を投入し、よく混ぜて、後は塩とこしょうで味を整えます。まあ、塩は小さじ1ぐらいにしておけば間違いありません。食べて薄ければ、塩を足してください。
⑦そのまま5分煮込んで完成!
⑧食べ方は、器に盛ったご飯の端っこに、少しずつこのカレー汁をかけて、かかった部分から食べていきます。少し味に変化がほしいときに、サンバルを爪楊枝の先ほどだけ付けてチビチビ食べます。雑誌では豆板醤が推奨されていますが、たまたま無かったのでサンバルで代用しました。なので豆板醤でもよろしいかと。
以上ですが、僕は昨晩から今までずっと食い続けてます。味にうるさい嫁さんにも好評でした。ただ、汗だくになること必死ですので外出前は避けた方がよいかと。あと、間違っても普通のカレーみたいに、平たい皿にご飯とカレーのスープを半々に盛るのはやめた方がいいです。必ずカレーもご飯も器に盛って、少しずつカレーというかカレーのスープをご飯のすみっちょにかけながら、が基本です。で、このカレー、僕の永久レシピベストテンに入りましたので、とにかくおすすめの一品です。これを食べてコロナ騒動をみんなで乗り切っていきましょうよ。