GIGI日記~映画とか本とか~

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バフムート陥落!

さてさて更新せずになんと一ヶ月半が過ぎていました。そしてその間、世界では色んな事が起きました。

まずは、5/20前後のバフムートの陥落!なんでも、ウクライナ軍は10万人ぐらいが死んだようですね。一方、ロシアのワグネル側は2万人の死者です。さらに、このロシアの特別軍事作成全体で見ると、ウクライナ軍はおよそ35万人ぐらいが死亡したようですね。ちなみに広島と長崎の原爆投下により亡くなったのがおよそ20万人ですから、そのとんでもなさがよく分かるかと思います。ただ、ウクライナ軍と言っても、正規軍はすでに壊滅していますので、中にはポーランド兵やアメリカやイギリスの傭兵も含まれているはずです。

ちなみに、アメリカの傭兵(戦争屋)たちは、アフガニスタンイラク戦争と同じノリで、「また大暴れして金稼いでやるぜ!」的な思考でウクライナ入りしたわけですが、今度の敵はロシアなので、それはそれはひどい目に遭ってるようです。前近代的な装備のアフガンの過激派組織やイラク兵とは全く話が違い、最新鋭のミサイルやドローン攻撃に遭って、ボコボコ死んでるようですね。まあ、ざまあみやがれ!と言っておきましょう。

ところで、このバフムートの陥落は、アメリカの退役軍人、ダグラス・マクレガー大佐によると、これは第二次大戦時のドイツとソ連スターリングラードの戦いに相当するようですね。この戦いを皮切りに、ヒトラーは敗北してしまいます。

つまりは、ゼレンスキーの終わりの始まりということです。そもそもウクライナ軍内部でも、最高司令官のザルジニー将軍がずっとバハムートからの撤退を進言していたわけですね。それに一切聞く耳を持たず、撥ねのけたのがゼレンスキーで、彼曰く最後の一兵まで徹底抗戦だそうで~す。自分は安全なところにいて、色んな国に出かけていって金と武器をせびるハイエナのような男です。そしてその金の大部分は、ちゃっかりと政府高官で着服するのに余念がありません。

で、このザルジニーがクーデターを起こしかねないので、ゼレンスキーがこっそりと位置情報をワグネル側に漏らした結果、ピンポイントでミサイル攻撃にあり、ザルジニーは重症を負って軍から離脱したようですね。つまり、ウクライナ側は最高司令官を失ったということです。ウクライナという国は、このように戦前から腐敗や密告、謀略と裏切りが常態化していた世界でもトップクラスの腐敗国家だったわけですが、相変わらず西側のメディアはそのことを一切報道しません。ましてやネオナチ(民族主義者)に中枢を乗っ取られていたのも全てスルー。もはやメディアやマスコミは壮大なプロパガンダ機関と化しましたね。

そんなクソみたいな男を、あろう事か原爆の落とされた広島で快く迎え入れ、一緒に仲良く写真撮影を楽しんだクソの岸田には呆れてなにも言えませんね。こういうクソみたいなニヤけた男がこの国のトップなわけですが、日本人は皆、恥ずかしくはないのでしょうか?

そこでゼレンスキーはこう言いました。「バフムートはもはや当時の(原爆の落とされた)広島のようだ。しかし、このバフムートは、今も我々の心の中にあり続ける・・・」

おい!ふざけんじゃねえよ!オマエが撤退しないからだろ~が。オマエのせいでバフムートは灰燼に帰したんだろ!そうのたまうゼレンスキーを、満面の笑みで受け入れる岸田とバイデン。おい、バイデン!オマエの国が落としたんだよ原爆を。人体実験のために。

ちなみにドイツは原爆を落とされてません。つまりそこには、壮絶なアジア人への差別意識があったわけです。あいつら猿だからべつにいいでしょ、といったような。そしてアメリカは未だにその件を謝罪していません。そのつもりも永久にありません。

それらの会話を満面の笑みで迎える岸田のアホ。一体どうなっているのでしょうかこの国は?どうしてこういうバカ殿(ゼレンスキー)なんかに、未だに金を援助するのでしょうか。すでに1兆円ぐらい援助して、今後もずっと金づるにされるでしょう。

この件って、日本人へのとんでもない無配慮と蔑視なんですが、どうして左翼メディアは一切批判しないのでしょうか?この国のメディアって、心底、完膚なきまでに、終わってますね。

何が危険って、この国のメディアは、ロシア=悪とか、そういうウソばかりを書き連ねるメディアばかりで、それ以外の論説を書いたり、主張するメディアが1社もないって事なんです(脱炭素もEV化も全部ウソ。やるだけムダ)。そして、それが危険なんです。

あのう~、極左のメディア関係者の皆様、それで多様性っ!多様性っ!て、一体何かの冗談でしょうか。オマエらが一番「画一的」だと思いますが。

ところで、コカイン中毒のゼレンスキーは、G7の会合に来る前に、アラブ連盟の首脳会談に立ち寄ってたわけです。そこでもゼレンスキーはG7と同じように「もっと武器を!もっと金を!もっと援助を!」などと、カーキ色のシャツ姿で痛烈に訴えたようですが、アラブ連盟の諸国の反応は非常に冷ややかだったようです。

アラブ連盟諸国「我々はとにかく停戦や和平の努力をすべき段階だと考えている。そのための話し合いの協力なら、我々は仲介でも仲裁でも何でもするし、その準備もできている。」というようなことをやんわりと伝えたようですね。

一方G7側はどうだったか?要約すると次の通りです。

G7「これは自由と民主主義の戦いである。そのためにG7は資金援助と軍事援助の面で団結しなければならない。ウクライナが勝利をつかむその日まで、決して援助をやめてはならない!」と高らかに宣言した模様。

もっと突っ込んだ話をすると、今回ゼレンスキーが広島に来たのは、日本に金をせびりに来たからで、G7(アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ)の面々は、自分たちは経済が疲弊していてそれができない(するつもりがない)ので、それを日本に担わせる(押しつける)ために、圧力をかけに来たんです。

要は「戦後の復興までも視野に入れ、そのお金を日本が出してね」ってことなんですよ。

しかし、それを、かつて原爆を落とされ、14万人が死亡した広島でやるか!ってことですよ。ただ、この国々の中でイタリアのメローニさんだけは、そういうつもりはホトホトなかったと思います。彼女は心の中ではG7の、というよりアメリカやEUのやり方に嫌悪感を覚えているはずですので。

いずれせよ、停戦を進めるアラブ連盟と、とにかく戦争継続を煽るG7。あのう~一体どっちが正しい対応でしょうか?そんなのは小学生でもわかる話です。分かってないのはこの国の岸田をはじめとする内閣とアホなメディアだけです。

今こうしている間にも、ウクライナではたくさんの人たちが死んでるわけです。アメリカという大国の論理によって。なのでまずは、停戦、和平を進めるのが第一で、火に油を注ぐような武器援助、資金援助なんて早々にやめるべきなんです。

まあ、そのきっかけがこのバフムートの陥落なわけですが、複雑なのは、プーチン大統領は今となってはあえて停戦を望んでいない(かもしれない)という点です。プーチンの当初の戦略は、特別軍事作戦で、ドンバスの解放、ネオナチの排除、ウクライナにおける親露政権の樹立にあったはずですが、現在ではもはや欧米覇権体制の破壊と世界の多極化に舵を切りました。

そのためにはむしろ、このロシア優勢のこの戦争を続ければ続けるほど、その流れは加速することになるわけです。なぜなら、戦争が長引けば長引くほど、インフレは収束せず、エネルギー価格は高騰し、金融破綻とドルの弱体化が進み、かつアメリカやイギリスの保有する武器弾薬が枯渇していくからです。

どうもそのために、プーチンはバフムートの攻略をワグネルのエフゲニー・プリゴジンゆっくりやるように指示を出していたわけですが、実業家のプリゴジンはワグネルの傭兵にこれ以上の被害が出るのを見過ごせず、早々に制圧に乗り切ったというのが真相のようですね。何人自軍が死のうが一切お構いなしのゼレンスキーとは偉い違いですが。つまりロシア側は、戦局が悪いフリをしつつ、戦争を長引かせ、欧米諸国を疲弊、崩壊させるのが目的ということですね。

こういうことは、日本のクソメディアでは一切報道されませんので、未だにロシア=悪という勧善懲悪物語を盲信しているおバカさん達がこの国の9割を占めています。ですが真相はそういうことで、それに気付いているアラブ連盟諸国やグローバルサウスの国々は、すでにロシア寄りでロシアと同調する政策に舵を切っています。

これは、サウジアラビアムハンマド・ビン・サルマン皇太子の戦略眼や先見の明に寄るところも大きいですが、なにより「愛する自国や自国民のために何ができるか?」を常に考えているからでしょう。この国の岸田や河野や小泉のような、似非政治家の売国奴には絶対に真似できない芸当ですね。しかし、国民はいつまでこういう輩を許して放置しておくのでしょうか。

国を正しい方向に導くことのできる政党が今こそ本当に必要だと感じます。そのためには強烈なリーダーシップとカリスマを備えた人材が欠かせませんが、これまでこの国はそういう人材が生まれない教育を推進してきましたので、やはり難しいかもしれません。

そういう日本の政治家とは対極の人物、それがプーチン大統領と言えるでしょう。日本は今こそ、この強烈なカリスマ、力強い指導者、私利私欲でなく国のために全力を注ぎ、ロシアの父性を体現するプーチン大統領に注目していくべきではないでしょうか。