GIGI日記~映画とか本とか~

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その他「在宅という名の悲劇②」

さてさて今日もコロナは感染者数が増大してますでしょうか。って、してますよ、ただし、検査者数イコール感染者数の増大と正比例してますので、まあ当然かと。つまり、まだまだ周りには無自覚の感染者がかなりたくさんいますので、最終的な重篤化率や致死率は当初の予想通り、かなり低くなると思います。当然、無自覚のまま、すでに感染していて、すでに抗体を得ている人も相当数いるかと思います。まあ、僕自身もすでにその一人かと・・・。

一方、世の中は在宅勤務(テレワーク)の宣伝や広告が徐々に増え、ここぞとばかりに参入しようとする業者もチラホラ目立ちはじめ、ホントにうんざり感が否めません。なぜなら、やっぱりボク的にはこの在宅(テレワーク)というのがなんとなく馴染めないからなんです。もう自分もアラフォーなんで、オールドタイプということなんでしょう。

そもそもコロナの一番やっかいなのは、人と会って話をしたり、友達同士が集まって一緒に飲んだり食べたりバカ騒ぎしたり、みんなでどこかに遊びに行ったり、そういう人間としての本能的かつ根源的な楽しみや、人とのつながりとか触れあいを全否定している点なんですよね。いま、それらの全てが自粛扱いですから。

まあ、個人的には大勢で集まって酒飲んで騒いでっていうのはあまり好きじゃないんですが、それでも誰かと食事にすら行けないのは寂しいし、さすがに少しキツいです。この4月も、仕事でお世話になった人と年度末を乗り切った打ち上げの予定を3つほど計画してたんですが、それが全て中止になり、なんともかなしい限りです。

僕レベルでもそうなんですから、ラテン系で陽気なブラジルなんかで自粛要請してもうまくいくはずがないですよ。案の定、半分以上の国民が政府の言うこと聞いてないようですね。

で、テレワークって、僕以上の個人主義とか人間関係とかが嫌いで、人に会ったりするのも大嫌いで、淡々とパソコンの前でプログラムコードなんかを書いていればいい、という種類の人たちであれば、それはもう天国かもしれません。

が、僕としては、やはり人と会って(泡沫は飛ばさないよう注意して)話をして、一緒に笑ったり考えたり議論したりとか、お疲れ様と伝えたり、相手を気遣ったり、心配したり、励ましたりとかって、やっぱ、そういうのって人と人がその場で一緒の空間にいてっていうのが基本なのかと。

いやいや確かにメールLineとか電話とかTeamsとかZoomとか、そういうツールは色々あるけど、やはり現実に人と人が会わないというのは、なんとなく違和感が拭いきれません。

だって、そろそろレンタル開始のスター・ウォーズ9/スカイウォーカーの夜明け」にしても、ずっとレイカイロ・レンフォース・ダイアド(フォースでお互いを共有しているかのような状態)でつながったりしてましたが、別にずっとそういうテレパシー状態なわけではなく、要所要所ではちゃんと会って戦ったり助け合ったりしてるわけでして。

なので、やはりいくらダイアド(dyad=一対、夫婦,、2個一組)(※この記事中では拡大解釈して「テレワーク」の意できたとしても、実際に会うことの素晴らしさには到底かなわないというか。

だって、カイロ・レンってば、劇中ずっとレイを追いかけ回してるわけですが、それは要はただ単にレイに(実際に)会いたかっただけなんですよ。つまるところ、特にこのスター・ウォーズ/ディズニー3部作って、壮大な鬼ごっこのお話なんです、好きな子をただひたすら追いかけるというね(ストーカーとは違います)。

ですので、テレワークで死にそうな世のおっさん達も、そういう視点でスター・ウォーズ9/スカイウォーカーの夜明け」をレンタルしてみてはいかがでしょうか。いくらテレパシー(テレワーク)が使えても、結局は会うことの素晴らしさには全くかないませんって。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け [DVD]