GIGI日記~映画とか本とか~

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その他「年度末を終えて2020」

さてさて昨日(3/28)の夜22時頃でしょうか。年度内に抱えていた最後の業務を終え、無事、束の間の休みに突入しました。昨年のブログを読み返しても、やはり同じ様に月末の土曜日に出社していて、今年も大体同じような時期まで引っ張ってしまいましたね。

しかし、今年の年度末が昨年と違うのは、とにもかくにもこの世界的なコロナ騒ぎ一色の日常です。わが事務所でも在宅だテレワークだとやんややんやの大騒ぎでしたが、しかしこれにより色々なことがわかったこともまた事実。

しかも思い返してみれば、電車は空いてるし駅も人が少ないしで、人混みが大嫌いな僕にとってはいくつかの恩恵にあずかったのも確かです。挙げ句には年度末の仕事が「コロナ」の一言で納期が延びたり、予定していた各種の会議が中止になったりで、案外胸をなで下ろした人も少なくないのではないでしょうか。

正直個人的には、このコロナの拡大はどうしようもないし、また若者の致死率は非常に低いわけですから、イギリスのボリス・ジョンソン首相が言うように、40歳以上と以下、あるいは持病の有無で対策を分けて考えるべきという方針が一番理解できます。なぜなら、東京都が現時点で外出自粛とか4/1は首都封鎖とか言ってますが、その影響で経済活動が停滞し、失業者の急増やそれに伴う社会的な経済破綻の方がよっぽど問題だと思ってます。しかし「国民の60~80%があえて感染して集団免疫をもつしかない!」と豪語していたボリス首相が真っ先にコロナにかかったのにはびっくり!笑いましたが、さすが有言実行の男。

僕は別にこの封鎖という方法を全否定するわけではないんですが、1日とか一週間では意味がないと思うわけです。だって潜伏期間が2週間なわけですし、封鎖された期間の最後の1日に感染した人は、またその後の2週間感染源となるわけですから、もう永久に自粛を続けるしかないことになるんじゃないですか。そうなると「戒厳令」でも敷かない限り、何週間も何ヵ月も自粛って、そんなことは現実的に不可能なわけでして。

もっとも僕的には国内ではすでに1万人近くは感染していると思ってます。当然、無自覚なまま完治してしまった人もいるはずです。なので、年配の方や持病のある方を除き、あとは各自が手洗いを徹底し、人前で咳やくしゃみをしないようにすれば、もはやほっとくのが一番いいと思ってます。

あ~またコロナの記事を書いてしまいました、もううんざりしてるので触れたくなかったんですが。しかし、このコロナのいい迷惑が、都内の買いだめ騒ぎの影響で大好きな納豆が買えなくなってしまったこと!なぜコロナと納豆が関係しているのか意味不明・・・。今からスーパーを見に行きますが、まさかレジとか大変なことになってるのかと思うともううんざり、今日は究極に寒いのに。

で、最近のブログを読み返すと、自分の忙しさや業務が終わらない焦燥感から、かなりコロナや周りの職員にイライラしまくっている様子が客観的に理解できて少し恥ずかしかったです、ごめんなさい。いっちょ前に会社論を論じたりもしてますが、僕はやはり会社もまた「人」なんだと思いましたね。そしてその人も、仕事ができる、知識がある、能力が高いとか、まあそういうこともある程度は必要ですよ。けれど一番大事なのは、一緒に働いている人たちの「人柄」なんだと思います。あのう~、これから就職する若い人、ここ重要ですので。

やりたいこととか即戦力とか能力とか、まあみんな殺気だって自己PRしてるんだろうけど、そんな些末なことより大事なことがあるんです。それは、その職場で、その環境で、一体どれだけ「この人のためにがんばりたい」とか「この人が応援してくれるならがんばらなきゃ」とか思えるかって事なんです。で同時に、自分自身もどれだけ周りにそう思われてるか、というね。そして、そういう思いってきっと一番大事なんだと思います。そういう「人」がどれだけ多いかが、その会社を、その価値を決定するわけで、イヤな奴ばかりの職場なんかで誰が働くかよ!って思ってます。だって、会社って所詮実態のないものですからね。

なので、今回もコロナ騒ぎに便乗する職員とか、フランス革命社員(権利ばかり主張する職員)にイライラもしましたが、きっとそれ以上に人柄のよい職員が多いことがせめてもの救いだったというか。

従って、そのフォースのバランスが崩れ、ダーク社員の方が上回ってしまったら、それはもう辞めるしかないわけで・・・。だからこそ、いつ辞めてもいいように自分の能力を磨くことこそ大事なんだと思ってます。

ともあれ、このコロナ騒ぎって、もしかするとホモ・サピエンスの終焉のはじまりなのかもしれませんよ。。。というより、このウィルスに対応する形で突然変異が起きて新たな人類種が生まれるやもしれません。だって、かつて人類種には、ホモ・ルドルフェンシスとかホモ・エレクトス、ホモ・ネアンデルターレンシスなどなど、サピエンスとは違った人類種がいたようなので。これは最近読み始めた「サピエンス全史」の冒頭に書いてあったことなんですが、この本、話題の割にはイマイチ入り込めないんですよね~。多分それは僕の頭が悪いからなんでしょうが、なんかおもしろくねえ~というか。

あっ、東京では雪が降りはじめましたね!納豆買いに行かなきゃ。皆さま、年度末、大変お疲れ様でした!