GIGI日記~映画とか本とか~

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その他「コロナ危機」

いやびっくりしました。僕にとって幼年時代「8時だよ全員集合!」のヒーローであった志村けんさんが亡くなってしまいました。さすがに衝撃的でちょっとショック状態です。心よりご冥福をお祈りしたいと思います。コロナふざけんな!と言いたいです。

しかしこれでマスコミがまた大騒ぎし、世の中、一気に外出自粛という方向にむかうのかと思いますが、そもそもそれって本当に実現可能なのでしょうか。まず、自粛はいつまでですか?数週間ですか?数ヵ月間ですか?年内ですか?来年までですか?はっきり言って未知のウィルスですので、そんなこと誰にもわからなくはないですか。

テレワークとか在宅とか声高に叫んでいるITとかネット系の人たちがいますが、それができない人たちはどうなりますか?商品を作ってる皆さん、お店でその商品を売っている皆さん、レジ打ちの皆さん、荷物を梱包している皆さん、出荷している皆さん、配達している皆さん、それに警察とか消防署の皆さん、バスや電車の運転手さんや駅員さん、更には病院で奮闘しているお医者さんや看護士さん、お年寄りのお世話をしている介護士の皆さん、加えて現場の作業員や警備員の皆さん、などなど。こういう人たちがテレワークや在宅ってできますか?こういうこの国の根幹を支えている皆さんにも、外出を自粛させますか???そんなこと、不可能ではないですか?ってことなんです。

なので、僕的には国際ニュースの分析に長けた田中宇(たなか・さかい)さんが紹介しているように、ワクチンのメドがつかない現時点では、高齢者や持病を持った人たちと、健康な若い人たちで分けて考えるしかないということなんです。イギリスや欧州でも基本的にはこの考え方で、健康な若い人たちがむしろ集団感染することで、その大多数に集団免疫を付け、そして免疫をもった人は通常生活に戻していく、という考え方です。免疫があれば再度コロナに感染することはありませんし、また高齢者をはじめ他人に感染させることはなくなりますので、普段通りの生活を送ることができるわけです。

イメージで言うと、映画「ボーン・レガシー」のアウトカムの工作員ことアーロン・クロスですよ。アーロンをジェレミー・レナーが演じてますが、彼が「原因不明の流感で死にかけた」というくだりがあるんですが、彼は高活性化したウィルスを意図的に注射されて高熱で死にかけたわけですが、その後は体内で抗体が作られ免疫システムが構築され、薬の服用なしで生きることが可能となりました。

この免疫システムというのは、体内に侵入した細菌やウイルスなどを攻撃することで、自分の身体を正常に保つという大切な働きをしているわけですが、そういう免疫機能が弱っている人や、抗体を作り出すことのできない人、そしてウィルス自体もまた進化していることなどの理由で、毎年インフルエンザでたくさん亡くなっているわけです。

つまりは現時点でワクチンがないのであれば、健康な若い人はアーロン・クロスみたいに一度ウィルスに感染し、あとは人間の備え持つ免疫システムの力を信じましょう、という、まあ、ちょっと乱暴な話ではあるんですが・・・。しかしそうすることで細胞が活性化され、高次元の人類が誕生するかもしれませんよ。

こう書いていて思い出したのは、藤子・F・不二雄先生の書いたSF短編集の「流血鬼(りゅうけつき)」というマンガです。このマンガは人類がどんどん吸血鬼に噛まれて感染していき、やがてはみんな吸血鬼化していくわけですが、最後まで抵抗を続けた主人公も結局は抵抗むなしく噛まれて吸血鬼になってしまうんです。しかし、その後、病院で自身が吸血鬼となって目覚めてみると、病気やケガに対する耐性や回復力も高く、暗闇にも目が利くしで、むしろ一段階進化を遂げた高次元の人類の一形態だった、という事実に気づくわけです。この作品は是非皆さまに読んで欲しいです。

従って医療機関の検査も、初期段階での感染の有無を調べることではなく、むしろ感染後に完治した人の免疫の有無を調べていく方針に切り替えていくべきだと思います。つまりは、若年層からお年寄りまで一律に幅広く感染の有無を調べるようなことをすると、医療機関がパンクしてしまうんですよ。それに、お医者さんの中でも一度感染して抗体が作られさえすれば、高齢者への診療の際は感染を恐れることなく治療に専念できるわけですし。

ちなみにこの方針に対し欧州では「ロシアン・ルーレットだ」「若者だって死亡者が出るかもしれない」と批判的な世論が大多数のようですが、じゃあどうすればいいのかを示してほしいと思います。なぜなら今後も感染者は絶対に増え続けるし、外出の自粛や都市の封鎖をしたとしても、それを解除した途端にまた感染者は増え続けるに決まってますから。

なので、今のマスコミのように「OO県で感染者O名!」「東京で新たにO名!」などと感染者の数字を追っていくような、全く無意味で不安をあおるだけの報道は控えるべきなんです。むしろ、感染したらどうすればいいのか、どの程度で完治するのか、完治したら外出していいのか、家族に高齢者がいる場合はどうするべきか、免疫システムとは何か、抗体とは何か、などについて詳しく報道すべきではないのでしょうか。

とはいえ、日本政府のやってることは、右往左往しながら図らずも上記の集団免疫を作ってウィルスに対抗するというシナリオに無自覚に近づきつつあるようですね。なぜなら感染者はある意味野放しですし、検査もろくにしていませんし、外出も自由ですからね。これはこれで方向としては間違っていないように感じます。あとは免疫システムを持った人にOKを出すということを補完的にやっていくべきでしょう。

なお、おそらく僕の予測では、国内でもう1万人は無自覚のまま感染していて、その大部分の人が免疫システムを構築しているように思います。相変わらず感染者の人数をバカみたいに報道し続けるマスコミの皆さん、みんなニフラムしてくださいね。こいうことを書くとすぐにマスコミのおバカさんたちは「持論を展開」とか「私見を述べた」とかって書きますが、そういう「持論」や「私見」こそが人類を発展させた原動力なわけです。で、じゃあ今のマスコミの報道姿勢は誰かの「持論」ではないのですか。

ともあれ、国内で最高レベルのコロナ治療を受けていたはずの志村けんさんでさえ亡くなってしまったわけです。ましてや、当然のことながら治療機器やお医者さんの数も十分ではありませんので、高齢者の皆さんとか持病のある方は、くれぐれも感染予防だけは徹底してください。特に若者と同居しているお年寄りはなおさらです。ではでは。

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