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NATOの大敗と沈みゆく大国

さてさて、6月9日、ザポリージャ戦域(ザポリージャのロシア占領区域とウクライナの境界付近)において、ウクライナ軍(という名のNATO軍)が大敗を期したようですね。一晩でウクライナ軍1,200人が死亡(大体毎日500人が死んでます)、40両の戦車、70台の装甲車両、大砲10丁が根こそぎ大破し、たった一晩でとんでもない人的物的損失を被りました!NATO諸国はその恐るべき損失に驚愕し、意気消沈し、冷や汗混じりに恐れおののいたようですね。

そしてその中には、欧米諸国が肝いりで供与したアメリカのM1エイブラムスやドイツのレオパルト2、オランダやデンマークのレオパルト1、スロベニアのM-55Sなどが含まれており、それらがYoutubeのヒンドゥスタン・タイムズで、ロシアの最新爆撃ヘリである「アリゲーターKa-52」によって、ボコボコに爆破、殲滅される映像が公開されています。逃げ惑う戦車と、それをピンポイントでロックオンして爆撃するアリゲーター。なんだか見ていて背筋が凍るものがありますね。

まあ、ざまあみやがれ!と言っておきましょう。ただし、すでにウクライナ兵は35万人が死亡しているので、それらに乗っているのはウクライナ兵ですらなく、実態はポーランド兵やアメリカとイギリスの傭兵かもしれません。

確かに職業軍人NATO軍は、そもそもそれが仕事なので戦死しても仕方ないわけです。あるいは欧米のプロパガンダに騙されてウクライナ入りした志願兵や、金儲けのために現地入りした傭兵達は自業自得もいいとこで、アフガンやイラクとは段違いで、強力なロシアの火力に晒されボコボコにやられて死んでるようですね。

しかし、ロシアにしてもウクライナにしても、戦争に行きたくもないのに徴兵され、強制的に参加せざるを得なかった人もたくさんいるわけで、そういう人たちは本当にかわいそうです。特にウクライナの場合は、老人や身体障害者までもが徴兵され、彼らはわずか10日程度の初歩的な訓練を受けただけで、いきなり最前線に放っぽり出され、泥人形のように犬死にしてるようです。

特にロシア軍は、バフムートを陥落させる前から少しずつドンバス地方全体(ドネツク、ルガンスク、ザポリージャ、ヘルソン)に大量の要塞をせっせと設営してましたので、バフムートというチョークポイント(要所)を失ったウクライナ軍は、もはやロシアの死守する陣地にほとんど入れないようです。

その結果、欧米メディアが盛んに「ウクライナの反転攻勢がはじまった!!!」などと煽り、肝いりで戦車20台ぐらいの部隊で侵攻したのが先のザポリージャでの6/9の出来事でしたが、全ての車両がものの5分で爆破、壊滅され、めでたく返り討ちにあったわけです。

そして一晩で1,240人が死亡したのは冒頭に書いたとおりです。
この惨劇は全て、バイデンをはじめとする西側陣営が、つまりは、バイデン、スナク、マクロン、シュルツ、トルドー、(あと一応、ポチ岸田も)などのグローバリスト達のせいです。そもそも、ロシアの特別軍事作戦がはじまって1ヵ月がたった昨年3月の段階で、トルコの仲介で停戦するチャンスがあったのに、それを潰したのがこいつらです。そのために元イギリス首相のボリス・ジョンソンがゼレンスキーに会いに行ったわけです。

彼らはお勉強だけのエリートで、机上の空論が大好きなほか、その何人かは世界経済フォーラムのクラウス・シュワブの弟子達です。そうやって、金持ちの家系に産まれ、ぬくぬくと甘やかされ、労せず努力もしないままで政府高官の要職に就いたわけです。なので現実を全く分かってないし、分かろうともしないし、そもそも我々のような庶民をはなから見下しています。

そのため、少しでも自分より立場の高いものから命令されると、先ずは保身と選挙の再選しか考えていないので、何の意見も反論もせずに言われるがままに従ってしまうわけですね。その最たるものが、ロシアへの制裁とウクライナへの資金援助を未だにひたすら続けるポチ岸田や、ワクチンを国民に強要し続けた河野のような売国奴でしょう。

このウクライナでの悲劇は、すべて、こいつら「エリート」とは名ばかりの人間のクズどもの責任です。あと、それを喧伝するプロパガンダ機関に成り下がったメディアもですが。

しかしバイデン政権というのは、考えてみると世界のためになる政策を何一つ実行できませんでした。

①ノルドストリームを破壊し、ウクライナで35万人を死なせる。
アメリカ南部に大量の不法移民を流入させ、人身売買や麻薬犯罪を激増させ、治安をかつてないレベルまで悪化させる。
サウジアラビアムハンマド・ビン・サルマン皇太子を怒らせ、中東でのアメリカのプレゼンスを低下させる(⇒ただし、これはいい事です)。
④インフレで世界を混乱させ、エネルギー価格を高騰させ、金融危機を引き起こす。
⑤欧州の経済を停滞させる。

などなど、世界中に最凶の害悪をまき散らしただけです。

ただし、③はむしろいいことで、これにより中東諸国の国交正常化が進み、サウジとイランの歴史的な和解、イエメン内戦の終結、シリアのアラブ連合復帰などなど、第三世界アメリカ離れが急速に進み、この地域(ロシア~トルコ~イラン~中東~北アフリカ)の巨大な経済圏が形成されると共に、安定と協調に向かっての協力体制が構築されつつあるということです。

つまり、歴史的にも自明のことですが、他国にアメリカが介入しない方が、むしろその地域の安定化が進むということです。逆に言うと、アメリカが他国に介入し、地域の対立を煽り、分断化する(分割統治)ことで、軍事的、経済的、政治的に、その地域でのアメリカのプレゼンスを高め、アメリカに有利にコントロールするという欺瞞が、いよいよ通用しない時代になったということですね。

そもそもバイデン政権というのは「トランプさんの実績をひっくり返し、真逆の政策を行うこと」それがバイデン政権の政策といっても過言ではありません。そして、そのような政策を進めた結果、世界は現在のような悲劇に見舞われているわけです。

いずれにせよ、今後もウクライナに戦争を続けるよう圧力をかけ続けると、さらに死者数は増え、さらに欧州の経済は逼迫するでしょう。なので早々に停戦を実現するための外交努力をすべきなんですが、そもそもこの紛争の仕掛け人がバイデン政権の発案なので、もはや振り上げた拳を下ろせなくなっている状況ですね。この戦争が終わってしまうと、バイデンの他、政権中枢のビクトリア・ヌーランドジェイク・サリバンオースティン国防長官ブリンケン国務長官らが、ウクライナを利用して利権や賄賂を得ていた事実が明るみに出ますので。

まずは停戦と和平を目指すべきなのは明らかなんですが、我が国にそれを主張するメディアや記事が一切ないのが悲しいです。学校でもそういう風に子供たちに教えてるのでしょうか。停戦よりも武器を送ることが正義!とかって、教師はそのロジックをどう子供に説明してるんでしょうかね。

ところで、G7はウクライナへのより一層の援助を表明しましたが、一方で停戦を主張しているのは、なんとアラブ連盟首脳会議の国々ですよ。

確かにアラブ諸国は様々な宗派がいて、宗教的な対立が絶えず、それ故に強権的な政治体制(権威主義)やイランなどの神権政治体制が取られてはいますが、G7などよりよほどまともな道徳観を持っているように感じます。

民主主義という政治体制は、政治家が国民のために政治を行うのであれば理想的な政治体制です。ですが、逆に政治家が自らの利益や、特定一部の特権階級の利益(つまり献金者の利益)、そして他国の利益(中国やアメリカの圧力や利権)、さらには国際組織の利益(国連など)など、それらを国民よりも上位に置くと、その瞬間にエリート主義、特権主義、グローバル主義に陥ります。
それが何を生み出すのか?
自由民主主義とは真逆の「共産主義」に限りなく近づき、貧富の差が拡大し、自由が制限され、意見は封殺され、一部のエリート以外は限りなく貧しく生きづらい社会になるでしょう。

世界をそうさせないためにプーチン大統領は懸命に戦ってるわけで、それに第三世界の国々が続々と追従していますが、日本は今後もこのまま沈みゆく大国アメリカ、つまりはバイデン政権と運命を共にするのでしょうか。
ましてやNATOの東京(アジア)事務所の開設なんて、正気の沙汰じゃありません。NATOというのは「北大西洋条約機構」ですよ?極東の島国である日本は全くなんの関係もありませんし、そもそもNATOの加盟国ですらないので。こういうアメリカの時代遅れの分割統治というドクトリンに一体いつまで付き合う気ですか?

本「父滅(ふめつ)の刃 消えた父親はどこへ」

作家で精神科医でもある樺沢紫苑先生の本をまたまた読んでしまいました。しかしこの本って、先生の著作の中では最高傑作ではないでしょうか。この本では、近年の父親の不在や父性の消失といった社会的なテーマを背景に、時代に沿った多数の映画を題材として、鋭く切れ味の効いた分析を試みています。

そう書くと、なにやら小難しい本に思えますが、実際は全然そんなことなく、誰もが見たことのある映画をベースとして、とてもわかりやすい表現で解説しているので、ぐいぐいと引き込まれてしまいます。特に先生は、精神科医で映画好きの作家という異色の経歴をお持ちなので、その辺が普通の医者や学者の小難しい本と異なり、ボクが先生の文章にシンパシーを感じたり、ボクの思考との親和性が高いのだと思います。

さてこの本ですが、一言でいうと父性の不在、父性の消失についての本なんですが、父性というのは断ち切る力で、規範や社会のルールを示し、思念やビジョンを子供に示し、人が社会に船出していく方向性や倫理や道徳を示すもの、つまりは外部へ送り出すものです。

一方、母性とは、包み込む力、許容する力、抱擁する力で、時に励ましたり、慰めたり、どちらかというと安心と安らぎをあたえるもの、つまりは安全地帯の提供ですね

この母性と父性というものは何よりバランスが重要で、どちらかが強すぎたり、弱すぎたりしてバランスを欠くと、その家庭で育つ子供は精神的に不安定になりやすいです。特に父性不在で育った家庭で、子供が不登校や引きこもりになりやすいのはよくあることです。

さて、この本で特筆すべきは、2010年代以降の映画やアニメは、極めて父性不在を強調した作品が増えたと指摘していることですね。確かに「スター・ウォーズ」のエピソード7~9や、マーベルコミックを原作としたスーパーヒーローものも、主役が女性のものが多いですよね。

おもしろいのは、映画の中で食事のシーンを見れば、一発でその家庭の置かれている状況を理解できると考察しているところです。それは確かにその通りで、最近のアニメや映画をみても、父親が不在か、あるいは非常に影の薄い(キャラの弱い)父親が多く出てくるようになりました。

ところで、ここでボクが指摘したいのは、これらの動きが、女性の社会進出と共にあるという点です。昔は父親が稼ぎ、家のことは母親が担当するという家庭が多かったわけですが、今は男女共稼ぎで、子育ては二人で一緒に、というスタイルも多く見られるようになってきました。それは同時に、ウーマンリブ、女性の解放などなど、女性が社会進出し、経済力を持つことで、男性に依存しなくても自分の力で生きていけるようになったので、その影響で未婚者が増えたり、離婚率の上昇にも強く相関しています。

そのような現実を反映するように、映画でもまたヒロインの相手役の男は頼りなくヘタレな役柄が増えてきて、もはや男なんて不要、父性不要論を掲げた極端な作品も非常に多くなってきています。ボクは見ていませんが、アナ雪実写のアラジンなんかでその動きが顕著なようです。

ただ、女性も男性も仕事をして、一緒に子育てもして、さらにそれぞれが母性と父性を発揮することも当然可能です。それを「男性なんてもう要らない」といった男性不要論にまで行ってしまうと、それはさすがにやり過ぎだろうというのが樺沢先生の見解です。

なお、樺沢先生が、最後にマンガのONE PIECE鬼滅の刃を例に取り、このような父性の不在や消失に対し、今後どうやって立ち向かって行くべきか、その方向性の違いを考察しているのが非常におもしろかったです。

まずワンピースの方ですが、これは父性の不在を仲間で補おうというものです。仲間同士が弱い部分、足りない部分を補い合い、協力し合って巨大な敵に立ち向かっていこうとする物語です。要は、丸紅のCMにも採用された「オレにできないことはオマエがやれ、オマエにできないことはオレがやる!」といったセリフですね。

一方、鬼滅の刃は違います。鬼滅の刃の場合は、父親の不在に対し、炭治郎自身が努力し、自分自身が父親的存在になろうとする物語です。家族を守るためには、自分が強くなり、父性を発揮するしかない!と決意するわけです。

そういう違いは連載のスタイルにも現れていて、人気が出てなかなかやめさせてくれない出版社の圧力に屈し、ダラダラと似たような話を延々と繰り返すワンピースに対し、鬼滅の刃は人気絶頂の最中、きっちりと初心貫徹、わずか23巻で終了します。これこそ模範を示し、ルールを守るという父性的な決断と言えるでしょう。作者は女性なんですが、実に潔く、見事な幕引きだと思いますね。

自分は、できることだけ、好きなことだけをやっていたい、できないことは誰かにやってもらえばいい、いつまでもずっと仲間とバカ騒ぎしていたい、というワンピース

できないことは努力で乗りこえるしかない、自身で考え行動し、自身を高めるしかない、何より自分が強くなるしかない、そうやって大切なものを守っていきたい、とする鬼滅の刃

これって今のような時代にはなかなかに難解な問題ですが、あなたはどちらの道を選びますか。ボクは断然、鬼滅の刃の方ですね!

映画「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」

評価:★★★☆☆

この映画って、雑誌POPEYE「17歳からの映画案内」に載っててずっと見たかったんですが、先ほどようやく見ることができました!
ボクは、学園ものが結構好きで、これまでも古いものではジョージ・ルーカスアメリカン・グラフィティエミリオ・エステベス「ブレックファスト・クラブ」マシュー・ブロデリック「フェリスはある朝突然に」とか、最近ではレディ・バードとかWAVES/ウェイブス」とかプロジェクトXとか、色んなのを見てきました。

その中でもこの「ブックスマート」は、基本的には、学内のあんな子もこんな子も、実は色んな悩みを抱えていて、あんまり自分たちと大差ないんだ~ってことに気付かされたりとか、友情の大切さとか、友達との別れの切なさとか、まあお決まりお約束のティーンムービーなんですが、とはいえ「今を生きる」のようにシリアスで後味の悪いものでは決してなく、からっと明るく朗らかにユーモラスに描かれているのが好きですね。そして、これらの映画のほとんどは、上記のような同じテーマの焼き直しであることは言うまでもありません(「WAVES/ウェイブス」以外は。この映画はぼくは大嫌いです)。

物語としては、パーティーやバカ騒ぎには無縁で、どちらかというとマジメでお堅い二人の女の子が、必死こいて名門大学に受かったまではよかったけど、実は見下していたおバカ(だと思っていた)同級生達も、ちゃっかりと名門大学に受かっていたことを知って、私たちの青春を返せ~!!!とばかりに、呼ばれてないパーティーに押しかけドタバタ劇を繰り返す、というお話です。

ですが、最近の映画だけあって、生徒はゲイやバイっぽい生徒もたくさん出てきて性別不明のジェンダーレス、人種も白人、黒人、日系人、メキシカンなどなど多様性のるつぼと化し、さすがに今の時代を感じますね。

とはいえこの映画の最大の売り(見所)は、ボクにとっては主人公のモリーの親友のエイミーちゃんです!もうとにかくこの子がかわいすぎて、怒ったり笑ったり叫んだり、彼女の表情を見ているだけで楽しいです。ケイトリン・デヴァーちゃんという女優さんですが、もう要チェックですよ!ディカプリオの「Jエドガー」とか名作「ショート・ターム」に出ていたようですが、なんか全く気付きませんでした。

しかしよく考えると、このモリーとエイミーの掛け合いが絶妙で、わけのわからない内輪ネタの会話や、いきなり二人でダンスを踊り出したりとか、こんな二人が学園にいれば、絶対に勉強だけとかマジメな生活を送るのは不可能でしょう。まずもって周りがほっときませんよ。

ところで、ボクが強烈に違和感を感じたのは、今のジェンダーレスを象徴するかのごとく、なんと学内のトイレが男女共同なんですよ!これには正直驚きました。実際にアメリカの学校がそうなのかは知りませんが、これこそが誤った道徳、誤った平等主義ですね。

実際にアメリカではこのような中学校で、女子生徒がジェンダーの男子生徒に学内トイレでレイプされる事件が起き、教育委員会はこの事件を起こした生徒を一切とがめることなく、他の学校に転校させました。それに怒った被害者のお父さんが、学校に抗議に行ったところ、「テロリストが暴れている」と通報され、駆けつけた警察に逮捕されてしまいます。さらにこの事件には後日譚があり、転校したジェンダーの男子生徒は、転校先の学校でもまた同じレイプ事件を起こしています。

つまり、本質はジェンダー平等とか差別とかそういう話ではなく、単に生物学的に男性なのであれば男性トイレを使えばいいだけの話です。それはスポーツの世界も同様です。それを男女のトイレの区別をなくしたり、女優を俳優と書いたり、看護婦さんを看護士と書いたり、アホな言葉狩りはいい加減にやめろって事ですね。

だってぼく自身も、別にジェンダーやレズやゲイの人を差別する気はさらさらないし、それを理由に解雇したりするのはおかしいと思ってますから。そんなのは当人同士で好きにすればいいじゃないですか。ただそこに、社会や法律をもって強制的にトイレを一つにしたり、婚姻関係を認めたりするのは、やはり大きな間違いだと思いますね。

さて「ブックスマート」ですが、この映画もまたご多幸に漏れず、イケてるとされる男子や女子が、まあなんとも(ぼくの目から見ると)不細工というか、全然イケてないところでしょうか。まず、主人公のモリーが好きなニックが、はっきり言って全然イケメンじゃないところとか、大金持ち(世界の1%)のジジという令嬢もおばさん顔だし、って、なんとこの子はキャリー・フィッシャーさん(スター・ウォーズレイア姫)の娘さんかよ!。それにエイミーが恋心を寄せるライアンも単なるおばさん(のび太のお母さん)にしか見えなくて。

あと、パーティーに潜り込む二人のつなぎ姿が泥棒みたいでかわいいです。あと必見は、やはりエイミーちゃんの水着?下着?姿でプールで泳ぐシーンとか、エイミーちゃんの美形女子との絡みとか、まあボク的にはエイミーちゃん一押しですが、最後にはしっかりとウルウルさせられて、心地よいカタルシスを味わうことができました。できれば続編を作ってほしいですね。

ちなみにアメリカでは小・中・高がそれぞれ6・2・4年または5・3・4年であることが多く、それぞれ学年を1~12のグレードで表し、例えば8年生をEIGHTH GRADE(エイス・グレード)、最終年の12年生を12th GRADEと呼ぶわけですね。

そして、新学期は9月に始まるのが特徴で、卒業式が夏休み前の6月に行います。なので、この映画でも、最後にモリーが空港でエイミーを見送るのは夏休み前のシーズンだし、スタンド・バイ・ミーで描かれたあの冒険も、彼らの夏休みの話だったわけです。

さてこの映画を見終わって、ボクは猛烈にかつてブログでも紹介した「エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ」を見たくなり、早速もう一度見直しました(8年生(中学校の最終学年)を舞台にした映画)。これは是非セットで見ることをお勧めしますね。

なお、両方の映画で「イケてる、イケてない」ということが重要なテーマになっていますが、そもそも、ボクからすると、イケてるとされる奴らが全然イケてないし、なにより、楽しむ(遊ぶ)ということが「パーティーでバカ騒ぎすることである」という解釈自体が、なんとなく理解できません。

何より大事なのは、いやな奴や嫌いな奴と無理に仲良くしようとしたり、興味もないのに共通の話題を勉強して、必死にそのグループに付いていこうとしたりすること、それらを速攻でやめることが大切なのではないでしょうか。

そもそも友達というのは、なんとなくウマが合ったり、気付いたら一緒にいるのが普通であって、無理に作ろうとしてできるものではなく、気がつくと友達になってたケースがほとんどです。そして、モリーとエイミーもそのはずですよ。

とはいえそれは、色んな人と話をしないと分からないので、最初はなんとなく敬遠していたグループの中に、めちゃめちゃウマの合う奴がいたりする場合もあるわけですね。なのでやはり決めつけはよくありません。

いずれにせよ、小学校から高校や大学までなんて、人生においてはほんのスタート地点、なにより社会に出てからが本当の人生なので、小、中、高、あるいは大学でどんなにイケてなくても、全く何一つ気にすることはありません。

ボクも高校までは先生に殴られたり、ヤンキーにボコられたり、高校を中退したり、あらゆるグレード(GRADE)で女の子にフラれたりなどなど、ろくな思い出がありませんが、その時も、そして大人になった今も毎日が楽しくてしょうがないです。

多分それは、毎日きっちり7時間睡眠をとり、朝散歩して、仕事して、食事しているからだと思います。そして、家族でも、恋人でも、友達でも、色んな話ができる人がそばにいることも重要ですね。そういう当たり前のことを毎日繰り返すこと、それが何よりの健康の秘訣だと思います。

エルドアン勝利と第三世界

ところで、最近の唯一の朗報は、バフムートの陥落とトルコのエルドアン大統領の再選ですね!しかし、相変わらず日経新聞の欧州総局長などというアメリカポチのアホな記者が、エルドアンさんの再選に際し「民主主義陣営は欧州と中東、アジアを結ぶ要衝にあるトルコを失うわけにはいかない、~~民主主義陣営の更なる後退を防ぐには、多様で自由なシステムの優位性を示し、そこにこそ未来があると信じられるようにするしかない」などというアホで身勝手な記事をしたり顔で掲載していました。ここまで来ると気持ち悪くて怒りすら覚えます。

こいつらに恥を知れ!そしてもう一度歴史を勉強しなおせ!と言っておきましょう。まあ、言ってもムダですが。

まず、こいつらの書く「民主主義陣営」の実態です。これはつまり、G7をはじめとする先進国のことを指しているのでしょうが、今それらの国の大半で、その標榜する民主主義自体が崩壊の危機に瀕しています。国や政府が国民の自由を脅かし、コロナ禍で外出を制限したり、ワクチン接種を強要したり、マイナンバーカードと保険証を合体させることで、個人の消費の動きなどを監視し、一律に国民を管理しようと画策しています。そしてそれを後押しするのが日経新聞をはじめとする大手マスコミビッグテックで、情報を検閲し、グローバリストや一部の特権階級の都合のいいニュースのみを報道するといった報道規制を常時行っています。実は欧州各国では、ロシアへの経済制裁ウクライナへの支援に反対するデモが連日行われていますが、政府はその声をひたすら無視し続け、経済が自滅する方向にひた走っています。

というわけで、現在は、日本も含め、欧米各国が民主主義とは名ばかりの極めて専制的な政治体制となっており、それは庶民を代弁するものではなく、金持ちやエリート、政治家等の特権階級の利益のみを追求する構造に成り下がってます。彼らは二枚舌で、下記に示すようにダブル・スタンダートが当たり前です。総じて彼らは嘘つきで、都合の悪いことは見て見ぬふり、反対意見には目の色変えて反論し、時に暴力や犯罪行為に訴えることもしばしば。もはや手に負えません。

①移民や難民を歓迎するなどのパフォーマンスは大々的に行いますが、彼ら移民が引き起こしている犯罪や事件はひたすら揉み消しています。
②メキシコ国境から大量に流入した不法移民達を、民主党極左連中は歓迎するふりをしながら、秘密裏に別の州に移送していました。
③かつての夢の都カリフォルニアは、不法移民とホームレスであらゆるストリートが占拠され、道ばたに薬物中毒者が溢れ、注射針が捨てられ、富裕層達の大部分は、共和党州知事を務める州にどんどん引っ越しています。
④LGBTQの信者達は、学校でトランスジェンダーが引き起こした女子トイレでのレイプ事件を見て見ぬふり。被害を受けた女性の父親をテロリスト呼ばわりしています。
⑤BLMの起こした略奪や放火などの犯罪行為を、平和的なデモとして報道し続けました。
⑥彼らはFBIや司法を使ってトランプさんの証拠のない軽犯罪を執拗に蒸し返して起訴する一方で、ヒラリーのリビア介入やバイデン一族のウクライナや中国からの巨額の賄賂の受け取りには一切おとがめなしです。

要は民主主義という思想は、その国の政為政者たちが堕落・腐敗したので、ほぼほぼ夢物語に終わったということでしょう。そして、そのような現状を決して指摘することなく、未だにお気楽に「民主主義陣営」などという表現をすること自体が、この記者のバカさ加減を露呈させてます。

もう一点、民主主義というのは政治体制の一つに過ぎず、それが権威主義サウジアラビア)や神権政治(イラン)であっても、国民が幸せに暮らせればそれでいいわけです。そもそもどちらが上などと比較するものですらなく、その国の人種や民族、歴史や文化、伝統と宗教なんかで、世界の国々それぞれに、その国に見合った政治体制があるわけです。それを民主主義の方が優れてるに決まってるので、民主主義を採用しない国は悪と決めつけるのは単なる押しつけ、余計なお世話以外の何者でもありません。

そのいい例がイラクですね。イラクは当時、スンニ派バース党フセイン大統領が治めていて、その強権力をもって容赦ない制裁を科していた事により、雨後の竹の子のように発生する反乱分子を押さえ込んでいました。そのために治安がよく、世俗化を進めたために男女の差なく義務教育が行き届き、医療体制もしっかりと維持されていました。そこにアメリカのネオコンが介入し、50万人もイラク人を殺して、そういう政治体制を破壊し民主主義を押しつけた結果、未だに国内の混乱状態が続いています。特筆すべきは、フセイン統治下に弾圧されていたクルド人でさえ「フセイン時代の方がよほどよかった」と言っていることですね。

もう一つはレバノンです。レバノンはモザイク国家と呼ばれ様々な宗派の派閥から成り立つ国家で、当時は中東のパリとまで称されるほど美しい国でした。それがある段階で、より民主化を進め、各宗派それぞれに公平に議席を持たせた結果、それぞれの宗派が自身の宗派に利益のある政策だけに賛成するようになり、議事は割れ、意見がまとまらず、足を引っ張り合うような状況に陥り、公共のインフラ等の整備や国家的な事業が一切進まなくなるという状況に陥ってしまいます。その結果、現在のレバノンは、エネルギー価格の高騰やインフレ等の影響から、電気、ガス、水道が止まり、国民が隣国に逃げ出すまでに混沌とした状態になっています。

以上の様に、国によっては民主主義などではなく、強力なカリスマのあるリーダー、力のあるリーダーが国家運営を行う方が、国内がまとまってスムーズに行く場合もあるということです。というか、そうでないと、この弱肉強食な世界で生き残ってはいけないわけですよ

つまり、ソ連崩壊後のロシアのように、世界の強欲な大企業がハゲタカやハイエナのように集まってきて、その国の資源や利権を根こそぎ奪われかねないということです。要は国家存亡の危機ですよ。ソ連崩壊当時も、そういう流れに対し、そいつら(オリガルヒ)を全員逮捕したり、国外追放したりして国から閉め出したのが、ボクの敬愛するプーチン大統領だったわけです。ロシア人はその時、紙幣の価値が25分の1にまで下がるなどの猛烈なインフレ(地獄)を経験しているので、とにかく強いリーダーを求めているし、今も民衆は熱狂的にプーチン大統領を支持しているわけです。

さて、エルドアン大統領ですが、彼もまた強力なリーダーシップ、カリスマのある大統領です。日経のアホな記者がしたり顔で「~~民主主義陣営の更なる後退を防ぐには、多様で自由なシステムの優位性を示し、~~」と書いていましたが、ここで言う「多様で自由なシステム」とは、ここでいうハゲタカやハイエナを指しており、要するに「自由に他の国の経済に介入し、その国の資源を奪い取れる自由」と言ってるわけです。

そして日経のアホはこう続けます。「そこにこそ未来があると信じられるようにするしかない」って、アホですか?頭のネジが外れてるんじゃないですかね。

余計なおせっかいの最たるもの。なんで「そこにこそ未来がある」などと、中東やアラブ諸国に住んだこともないオマエが言い切れるのか?そしてさらに「信じられるようにするしかない」って、押しつけの最たるもの。オマエにそうやって思想を強制する権利はあるのかって事ですよ。そして「~するしかない」というのは、「そう信じさせるように強制的に洗脳または思想弾圧するしかない」と言っているに等しいわけです。

要約すると、この日経の記者は、トルコの強力なカリスマ、エルドアン大統領に向かって、以下のように主張しているわけです。

「国民の自由を剥奪する我ら民主主義陣営の更なる後退を防ぐには、トルコをはじめ他国の経済に介入し、その国の資源を奪い取れる自由の優位性を、強制的に洗脳または思想弾圧することで信じ込ませるしかない。」

これって、とんでもないロジックだと思います。大手メディアがこういうことを臆面もなく主張するというのは。これが今の日本を代表するメディアの正体ということですね。そして、こういう動きに誰も異を唱えられない、そういう構造こそが、多様性の否定なのですが、彼らはダブル・スタンダートなので、自分たちの都合の悪いことには決して目を向けません。なんたる堕落、日本もここまで来たかということでしょう。

むしろ、グローバリストや為政者にこういう暴言を吐かせたり実行させないためにこそ、世界は団結すべきであって、その動きは現在、グローバルサウス(第3世界)の国々で顕著になっています。つまり、グローバリズムと民主主義という名の押しつけにNo!を突きつける動きです。

そしてそこにトルコが加わったことで、ロシア、中国、トルコ、イラン、イラククウェートUAE、ヨルダン、カタールオマーンバーレーンサウジアラビア、イエメン、エジプト、リビアアルジェリア、モロッコモーリタニアなどの、アジアから中東、アフリカ大陸北部の国々が次々に賛同し、国交正常化が進んでいます。これらの国々が第三世界という大きなひとつなぎのベルト地帯を形成し、エネルギー資源をはじめとする巨大な経済圏を構築しているわけですが、そこからつまはじきにされているイスラエルや欧米社会(日本も)は今後どうするのでしょうか。

そもそもG7などの先進国(特にアメリカ)が、第三世界の政治に介入したり、民主主義を押しつけたりしない方が、世界はよほど平和になるということです。それは一連の世界情勢(第二次世界大戦ベトナム戦争中東戦争朝鮮戦争、アフガン戦争、イラク侵攻、カラー革命、アラブの春、イエメン内戦、シリア内戦、そしてウクライナ紛争などなど)を見れば、火を見るよりも明らかです。

政治体制が何であれ、自国の歴史や文化や伝統を大切にし、自国民の豊かさと繁栄を願うのが政治家の役割であって、第三世界の国々は、ロシアがアメリカに反旗を翻したことで、ようやくそのことを正直に主張できるようになったわけです。

これって第二次大戦時、欧米に立ち向かった日本に希望を見いだした、東南アジアの国々に似ていませんか?さて、政界もメディアもアメリカに占領されてしまった今の日本に、今後の巻き返しはあるのでしょうか。

ユーチューバーが大手メディアを超えた日

しかし、日本もまた、ご多忙に漏れずメディアの凋落ぶりがハンパないです。日経新聞なんて、単なるプロパガンダ新聞に成り下がりました。

おそらくこの国の国民は、テレビを見ずに新聞も読まない方が、よっぽどまともな思考を保持できるようにすら感じますね。

その中でも特にひどい歪曲が、この数年間で立て続けに喧伝・報道されました。こうやって民意を扇動し、国を誤った方向に扇動したメディアの関係者は、いずれ確実に地獄の業火に焼かれることでしょう。

そういうプロパガンダ新聞を読むぐらいなら、及川幸久さん「THE WISDOM CHANNEL」や、石田和靖さん「越境3.0チャンネル」やまたつさん「カナダ人ニュース」、そしてパトリック・ランカスターさん「PatrickLancaster NewsToday」、それに最近知ったのは、インドの会社が運営している「Hindustan Times(ヒンドゥスタン・タイムズ)」ベラルーシのディマさんがやってる「military summary チャンネル」を見た方が、よほど正確に世界情勢を理解できます。

しかし、我が国のメディア関係者は一体いつから堕落したのでしょうか。というよりも昔からこの国のメディアは低レベルなままで、それが勉強熱心で頭のいい個人が質の高い情報をYoutube等で発信できるようになったおかげで、そのことが明るみに出ただけなのかもしれません。

とはいえ、そういうメディアの堕落により、国が誤った方向に誘導され、国民が貧しくなり、企業の本来の力が削がれ、国力が低下し、我が国が亡国の一途をたどりつつあることを思うと、近年のメディアの大罪、腐敗、迷走、堕落、凋落ぶりは、決して看過できるものではありません。むしろ有志を募って新たな本当のメディアを立ち上げたいぐらいです。

さて、日経のアホ新聞が、広島でのG7サミットの余波を受け、未だに「民主主義を標榜するバイデンを中心に、今こそG7が結束すべきである!」というような世迷い言をのたまってます。

本当はG7こそが諸悪の根源で、アフリカをはじめとする第三世界の国々がいつまでもまともな生活ができないのは、実はG7の国々が未だに搾取しているからなんです。要は未だにその国の資源を奪って自分たちだけがその利益を享受するといった、植民地的な扱いを続けているからです。

アフリカや南米諸国、そして中東の国々は、希少金属(稀土類)、レアメタルレアアースや、エネルギー資源をG7などの第一世界(西欧諸国等の資本主義体制)の国々に奪われ続けてきたわけです。

ちなみにバイデンという男は、アメリカ史上初の正当性のない大統領であり、その一族は犯罪者集団です。ウクライナや中国から巨額の賄賂を受け取り、人身売買組織にも関与するギャングの親玉のような男です。

ちなみにゼレンスキーも似たようなもので、我々の援助したお金を使って安くロシアからエネルギーを購入しているくせに、表向きはロシア以外の国から買っていることにして、その差額を政府高官で山分けしていることが最近リークされました。

つまり、バイデンとゼレンスキーの2ショットというのは、犯罪者の2トップとも言えるわけですが、日経新聞はこういう男たちを過剰に持ち上げ、自由と民主主義の象徴のように扱ってきました。その罪はとてつもなく重いわけで、過剰広告どころの騒ぎではなく、国家反逆罪、国民煽動罪にあたるのではないでしょうか。全員逮捕して死ぬまで牢獄にぶち込むべきだと思います。

しかし、こういうクズども、身勝手な拝金至上主義者の売国奴どもを叩きつぶすにはどうすればいいのでしょうか。もはやハサウェイにクスィーガンダムに乗って殲滅してもらうしかないのでしょうか。

①こいつらの誤った報道のせいで、ワクチン接種により我が国では20万人が死亡しました。超過死亡20万人というのは明らかに異常な数字です。
②こいつらの誤った報道のせいで、ウクライナでは35万人が死亡し、そして、ロシア側も10万人ほどが死んでいるはずです。
③こいつらの誤った報道のせいで、イラク戦争では50万人が死亡しました。
④こいつらの誤った報道のせいで、シリアでは40万人が死亡しました。

すべて、アメリカのネオコンの策略と、他国への介入が原因です。しかし、そういう介入や戦争を起こさなかった大統領が一人います。それがトランプ大統領なんですね。

トランプさんは確かに局所的な軍事行動は行いましたが、クリントンユーゴスラビア介入やカラー革命(東欧州介入)、ブッシュのアフガニスタン戦争とイラク戦争、そしてオバマアラブ諸国(エジプト、リビア、シリア、イエメン)への介入(アラブの春)などに比べると、極めて最小限です。それに、トランプ政権の発足時は周りをネオコンで固められていましたので、そのしがらみの中でこの程度で済んだのは、それだけでも奇跡と言えるでしょう。とくにトランプ批判の急先鋒であるジョン・ボルトンなんかは、必死に北朝鮮への戦争を提言していたようですね。

このように見てくると、結局我々が高校生の時にさかんに喧伝された「国際化(グローバリゼーション)」というものは、結局は一握りの人間達を肥えさせたに過ぎません。つまり、グローバリゼーションは、世界全体を豊かにするのではなく、むしろ世界の富をより特権階級の懐に集中させたに過ぎません。

基本的には、世界の国々が自国で農作物や特産品や工業製品を生産したり、エネルギー資源を活用し、それを他の国々に売ることで自国民の利益にしているのであれば問題ありません。というより、それが本来の国と国との健全な関係であるはずです。

しかし現実はそうではありません。そういう国々の農作物やエネルギー資源に目を付けた巨大企業が、その国に「技術協力」とか「共同開発」などという名目で介入し、その利益のほとんどを自身の国(というより企業の利益)に持ち帰ってしまうわけですね。そうなると、これは単なるグローバリゼーションという名の植民地主義に他なりません。

振り返れば、第二次世界大戦で日本がアジア人としてはじめて欧米相手に真っ向から立ち向かったおかげで、アジアの様々な国々が欧米の植民地支配から独立を果たしましたが、それを快く思っていない一部の特権階級が、今度はグローバリゼーションという名の下に、そういう国々から富を搾取する方式に切り替えただけの話です。

ジョージ・ソロス、クラウス・シュワブ、カナダのトルドーや、イギリスのスナクなんかもそいつらの一員です。ドイツのシュルツはどうなんでしょうか。ちょっとわかりません。それを痛烈に批判したのがイタリアのメローニさんとフランスのルペンさんですが、彼女たちが失脚しないことを祈るばかりです。

人生が楽になる読書術

突然ですが、ボクは樺沢紫苑先生と水野敬也さんの本が大好きです。答えは至ってシンプル、それは、彼ら二人が、人生の本当の幸せというものを、非常にシンプルかつわかりやすく伝えているからです。

年度明けの4~5月にかけて、ボクはこの二人の著書を読み漁りました。樺沢先生は5冊、水野さんの本も8冊読破しましたが、まあ、とにかくおもしろい!

一つ言えることは、今メンタルで弱ってる人、5月病から抜け出せない人、自信を失っている人、人間関係がうまくいかない人、そういう心が折れかかっている皆様全員にこれらの本を一冊でもいいので読んでほしいと思います。

まず、樺沢先生が素晴らしいのは、精神疾患が原因の自殺者を一人でも減らしたい!という、そういう熱い願いや思いを込めて執筆されているということ。そして、樺沢先生の主張されていることは、実践には全くお金がかからず、今すぐにでもはじめられる事ばかりなのがすばらしい!高額な診察料や治療費、長時間の問診、原因の追及、解決策の模索などなど、まあ、世にあるあらゆる精神の診断や治療を試さなくても、先生の本を読んで実践すれば、大半の人が楽になるのは間違いないと思います。

①毎日7時間以上、十分に睡眠を取る。
②20分でいいので、朝散歩に出かける。
③辛いことを紙に書き出す。
④それでも辛いときは、誰かにその話をする(いなければ、公共機関を利用する)
⑤辛い原因が分かっても、その原因を無理に解決しようとしない。
⑥寝る3時間前までにお風呂に入り、寝る2時間前までに夕食を済ませる。

まあ、大体こんなところを樺沢先生は主張されています。他にも細かい点や実践すべき事柄は色々ありますが、基本はたったこれだけ。で、実は何よりも重要なことがあります。それは、

★とにかく、上記①~⑥を実践(行動)してみる!

ってことです。ボクは樺沢先生の本を読んで、どうして自分が今も仕事を続けられるのか、地獄の年度末を乗りこえられるのか、休日出勤や出張が多いのに耐えられるのか、ようやく腑に落ちた気がしました。それは、きっと、ボクがこの①~⑥の大部分を、半ば無意識のうちに実践していたからなんだと思います。

そして、水野敬也さんも「夢をかなえるゾウ」シリーズや、鉄拳さんとコラボした「パラパラ」漫画シリーズで、実は大部分がこの樺沢先生と同じ事を書いているんですよ。お互いにお互いの著作を読んでいるんだと思いますが、この二人の著作は親和性が非常に高いので、まず樺沢先生を読み、次に水野敬也さんの本を読む、というように、交互に読むとその相乗効果は計り知れないものがあると思います。

そして水野さんが素晴らしいのは、ガネーシャをはじめとするあらゆるキャラクターのギャグがとにかくおもしろいこと!七転八倒、抱腹絶倒まちがいなし!さて、水野さんの8冊を強引に要約すると、大体こんなところでしょう↓。

①生きてること自体が何よりも幸せ。
②この世界は、あらゆる美しいものに溢れている。
③悩みも挫折も全ては自分のため。
④きちんと睡眠を取って、食事して、掃除するだけで気分が変わる。
⑤自分を変えるのは行動のみ。
⑥楽しみや幸せは、実は身近にいくらでもある。

大体こんなところでしょうか。どうですか?樺沢先生となんとなく似ていませんか?興味を持った人は、ボクのブログなんかではなくて、実際に本を読んでみて、そのすばらしさを体感してください。

いずれにせよ、この二人の本を、中学や高校での授業に活用すれば、世の中はもっと明るく楽しくなるのではないでしょうか。間違っても、脱炭素、SDGs、ウクライナ紛争などというプロパガンダではなく、もっと我々一人一人に寄り添った、本当の幸せを切に願って書かれた本を読んだ方が、よっぽど世の中のためになるはずです。

脱炭素やEV化、SDGsやLGBTQなどの取り組みは、実は我々一人一人の幸せを願ったものなんかじゃなく、そして地球環境を憂いたものですらなく、実は一部のエリートや特権階級の人々が金儲けをするために仕組まれた謀略に過ぎません。コロナとワクチンも同様です。

しかし手に負えないのは、そういう特権階級達が世界の主要メディアを握っているので、それがさも世界の潮流、世の中の流れ、取り組むべき人類の課題のように扱われてしまっていることです。でも、実は世界はもっとシンプルです。ボクは以下のことを幸せと定義していますが、この「キミ」部分には、あなたの大事な人がそれぞれに当てはまるはずです。

①キミ(奥さん)と一緒に食事ができることの幸せ。
②キミ(奥さん)と話したり、一緒に散歩できることの幸せ。
③キミ(猫ちゃん)が一緒にいてくれることの幸せ。
④キミ(猫ちゃん)が足下で寝ていることの幸せ。
⑤キミ(奥さん)の作ってくれるお弁当の力のすごさ。
⑥キミたち(奥さんと猫ちゃん)と暮らせることの幸せ。
⑦みどりや花、空や星、川や海、鳥や虫、朝日や夕日なんかを見ることのできる幸せ。
⑧歩いたり、走ったりできることの幸せ。
⑨働けることの幸せ。
⑩感謝したり、されることの幸せ。

まあ、いくらでも書けますが、要は愛する家族がいて、仕事があって、一緒に食事したり、空や星を一緒に見ることができれば、もうそれ以上に幸せなことはないって事です。多分、同じようなことを、ウクライナのドンバス地方の人々も願っていたはずなんですが、そこにアメリカのネオコンが介入し、分断を煽り、バフムートを要塞化するなどして、ずっとロシア系住民を弾圧してきたわけですね。あるいは欧米によるアフリカ諸国からの天然資源を巡る搾取の構造も同様ですね。そういう虐げられたグローバルサウス(第三世界)の国々は、今回のウクライナ紛争を皮切りに、続々アメリカから離反し、ロシアに急接近しつつあります。

いすれにせよ、国や政府は、あるいは世界のエリートどもは、市井の人々がそういう当たり前の暮らしができる政策を推進すべきであって、他の国の政策や家族制度や文化や伝統にいちいち口出すんじゃねえ!ってことです。

①脱炭素やEV化など、国内産業を締め付けるような政策は直ちにやめろ!
②電気代に2012年から勝手にのっけられている省エネルギー賦課金を直ちにやめろ!
太陽光パネルの乱立による森林破壊をやめろ!
④SDGsを授業に取り入れるな!石油産業や火力発電だって立派な産業である!
⑤消費税を廃止しろ!
ウクライナでなく、ロシアにも援助(寄付)しろ!

あっ、また話が脱線してきましたのでこの辺で。いずれにせよ、実は幸せってとてもシンプルなんですね。そういうシンプルさの中にこそ、気付くべき本当の幸せがあるはずなんです。そう思って生きれば、人生はずっと楽に(=つまり楽しく)なるはずなんですが。。。。

神・時間術

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バフムート陥落!

さてさて更新せずになんと一ヶ月半が過ぎていました。そしてその間、世界では色んな事が起きました。

まずは、5/20前後のバフムートの陥落!なんでも、ウクライナ軍は10万人ぐらいが死んだようですね。一方、ロシアのワグネル側は2万人の死者です。さらに、このロシアの特別軍事作成全体で見ると、ウクライナ軍はおよそ35万人ぐらいが死亡したようですね。ちなみに広島と長崎の原爆投下により亡くなったのがおよそ20万人ですから、そのとんでもなさがよく分かるかと思います。ただ、ウクライナ軍と言っても、正規軍はすでに壊滅していますので、中にはポーランド兵やアメリカやイギリスの傭兵も含まれているはずです。

ちなみに、アメリカの傭兵(戦争屋)たちは、アフガニスタンイラク戦争と同じノリで、「また大暴れして金稼いでやるぜ!」的な思考でウクライナ入りしたわけですが、今度の敵はロシアなので、それはそれはひどい目に遭ってるようです。前近代的な装備のアフガンの過激派組織やイラク兵とは全く話が違い、最新鋭のミサイルやドローン攻撃に遭って、ボコボコ死んでるようですね。まあ、ざまあみやがれ!と言っておきましょう。

ところで、このバフムートの陥落は、アメリカの退役軍人、ダグラス・マクレガー大佐によると、これは第二次大戦時のドイツとソ連スターリングラードの戦いに相当するようですね。この戦いを皮切りに、ヒトラーは敗北してしまいます。

つまりは、ゼレンスキーの終わりの始まりということです。そもそもウクライナ軍内部でも、最高司令官のザルジニー将軍がずっとバハムートからの撤退を進言していたわけですね。それに一切聞く耳を持たず、撥ねのけたのがゼレンスキーで、彼曰く最後の一兵まで徹底抗戦だそうで~す。自分は安全なところにいて、色んな国に出かけていって金と武器をせびるハイエナのような男です。そしてその金の大部分は、ちゃっかりと政府高官で着服するのに余念がありません。

で、このザルジニーがクーデターを起こしかねないので、ゼレンスキーがこっそりと位置情報をワグネル側に漏らした結果、ピンポイントでミサイル攻撃にあり、ザルジニーは重症を負って軍から離脱したようですね。つまり、ウクライナ側は最高司令官を失ったということです。ウクライナという国は、このように戦前から腐敗や密告、謀略と裏切りが常態化していた世界でもトップクラスの腐敗国家だったわけですが、相変わらず西側のメディアはそのことを一切報道しません。ましてやネオナチ(民族主義者)に中枢を乗っ取られていたのも全てスルー。もはやメディアやマスコミは壮大なプロパガンダ機関と化しましたね。

そんなクソみたいな男を、あろう事か原爆の落とされた広島で快く迎え入れ、一緒に仲良く写真撮影を楽しんだクソの岸田には呆れてなにも言えませんね。こういうクソみたいなニヤけた男がこの国のトップなわけですが、日本人は皆、恥ずかしくはないのでしょうか?

そこでゼレンスキーはこう言いました。「バフムートはもはや当時の(原爆の落とされた)広島のようだ。しかし、このバフムートは、今も我々の心の中にあり続ける・・・」

おい!ふざけんじゃねえよ!オマエが撤退しないからだろ~が。オマエのせいでバフムートは灰燼に帰したんだろ!そうのたまうゼレンスキーを、満面の笑みで受け入れる岸田とバイデン。おい、バイデン!オマエの国が落としたんだよ原爆を。人体実験のために。

ちなみにドイツは原爆を落とされてません。つまりそこには、壮絶なアジア人への差別意識があったわけです。あいつら猿だからべつにいいでしょ、といったような。そしてアメリカは未だにその件を謝罪していません。そのつもりも永久にありません。

それらの会話を満面の笑みで迎える岸田のアホ。一体どうなっているのでしょうかこの国は?どうしてこういうバカ殿(ゼレンスキー)なんかに、未だに金を援助するのでしょうか。すでに1兆円ぐらい援助して、今後もずっと金づるにされるでしょう。

この件って、日本人へのとんでもない無配慮と蔑視なんですが、どうして左翼メディアは一切批判しないのでしょうか?この国のメディアって、心底、完膚なきまでに、終わってますね。

何が危険って、この国のメディアは、ロシア=悪とか、そういうウソばかりを書き連ねるメディアばかりで、それ以外の論説を書いたり、主張するメディアが1社もないって事なんです(脱炭素もEV化も全部ウソ。やるだけムダ)。そして、それが危険なんです。

あのう~、極左のメディア関係者の皆様、それで多様性っ!多様性っ!て、一体何かの冗談でしょうか。オマエらが一番「画一的」だと思いますが。

ところで、コカイン中毒のゼレンスキーは、G7の会合に来る前に、アラブ連盟の首脳会談に立ち寄ってたわけです。そこでもゼレンスキーはG7と同じように「もっと武器を!もっと金を!もっと援助を!」などと、カーキ色のシャツ姿で痛烈に訴えたようですが、アラブ連盟の諸国の反応は非常に冷ややかだったようです。

アラブ連盟諸国「我々はとにかく停戦や和平の努力をすべき段階だと考えている。そのための話し合いの協力なら、我々は仲介でも仲裁でも何でもするし、その準備もできている。」というようなことをやんわりと伝えたようですね。

一方G7側はどうだったか?要約すると次の通りです。

G7「これは自由と民主主義の戦いである。そのためにG7は資金援助と軍事援助の面で団結しなければならない。ウクライナが勝利をつかむその日まで、決して援助をやめてはならない!」と高らかに宣言した模様。

もっと突っ込んだ話をすると、今回ゼレンスキーが広島に来たのは、日本に金をせびりに来たからで、G7(アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ)の面々は、自分たちは経済が疲弊していてそれができない(するつもりがない)ので、それを日本に担わせる(押しつける)ために、圧力をかけに来たんです。

要は「戦後の復興までも視野に入れ、そのお金を日本が出してね」ってことなんですよ。

しかし、それを、かつて原爆を落とされ、14万人が死亡した広島でやるか!ってことですよ。ただ、この国々の中でイタリアのメローニさんだけは、そういうつもりはホトホトなかったと思います。彼女は心の中ではG7の、というよりアメリカやEUのやり方に嫌悪感を覚えているはずですので。

いずれせよ、停戦を進めるアラブ連盟と、とにかく戦争継続を煽るG7。あのう~一体どっちが正しい対応でしょうか?そんなのは小学生でもわかる話です。分かってないのはこの国の岸田をはじめとする内閣とアホなメディアだけです。

今こうしている間にも、ウクライナではたくさんの人たちが死んでるわけです。アメリカという大国の論理によって。なのでまずは、停戦、和平を進めるのが第一で、火に油を注ぐような武器援助、資金援助なんて早々にやめるべきなんです。

まあ、そのきっかけがこのバフムートの陥落なわけですが、複雑なのは、プーチン大統領は今となってはあえて停戦を望んでいない(かもしれない)という点です。プーチンの当初の戦略は、特別軍事作戦で、ドンバスの解放、ネオナチの排除、ウクライナにおける親露政権の樹立にあったはずですが、現在ではもはや欧米覇権体制の破壊と世界の多極化に舵を切りました。

そのためにはむしろ、このロシア優勢のこの戦争を続ければ続けるほど、その流れは加速することになるわけです。なぜなら、戦争が長引けば長引くほど、インフレは収束せず、エネルギー価格は高騰し、金融破綻とドルの弱体化が進み、かつアメリカやイギリスの保有する武器弾薬が枯渇していくからです。

どうもそのために、プーチンはバフムートの攻略をワグネルのエフゲニー・プリゴジンゆっくりやるように指示を出していたわけですが、実業家のプリゴジンはワグネルの傭兵にこれ以上の被害が出るのを見過ごせず、早々に制圧に乗り切ったというのが真相のようですね。何人自軍が死のうが一切お構いなしのゼレンスキーとは偉い違いですが。つまりロシア側は、戦局が悪いフリをしつつ、戦争を長引かせ、欧米諸国を疲弊、崩壊させるのが目的ということですね。

こういうことは、日本のクソメディアでは一切報道されませんので、未だにロシア=悪という勧善懲悪物語を盲信しているおバカさん達がこの国の9割を占めています。ですが真相はそういうことで、それに気付いているアラブ連盟諸国やグローバルサウスの国々は、すでにロシア寄りでロシアと同調する政策に舵を切っています。

これは、サウジアラビアムハンマド・ビン・サルマン皇太子の戦略眼や先見の明に寄るところも大きいですが、なにより「愛する自国や自国民のために何ができるか?」を常に考えているからでしょう。この国の岸田や河野や小泉のような、似非政治家の売国奴には絶対に真似できない芸当ですね。しかし、国民はいつまでこういう輩を許して放置しておくのでしょうか。

国を正しい方向に導くことのできる政党が今こそ本当に必要だと感じます。そのためには強烈なリーダーシップとカリスマを備えた人材が欠かせませんが、これまでこの国はそういう人材が生まれない教育を推進してきましたので、やはり難しいかもしれません。

そういう日本の政治家とは対極の人物、それがプーチン大統領と言えるでしょう。日本は今こそ、この強烈なカリスマ、力強い指導者、私利私欲でなく国のために全力を注ぎ、ロシアの父性を体現するプーチン大統領に注目していくべきではないでしょうか。