GIGI日記~映画とか本とか~

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及川さんの赤BANとニキータ伝!

さてさて、前回の更新からもう2ヵ月近く経ち、あっという間に年が明けてしまいました!この記事は昨年に書き始めたので、ちょっと時系列がずれてますのであしからず。

しかし最近は特に時の流れが早く感じます。近くの公園のラクウショウが落葉しはじめたのをみると、特にそれを感じますね。だいたい休みの日は朝一で公園を散歩するんですが、今の時期は紅葉がきれいですよね。四季の移り変わりの美しさを実感するとともに、一方でウクライナとかガザで毎日大勢の兵士が死んでいるのを思うと、まだまだ日本は平和で幸せな国だな~と感じるわけです。

さて、最近は特に出張が多かったため、なかなか更新できませんでしたが、その間も色々と本だけは読んでいました。最近は馬渕睦夫さん渡辺惣樹さんやまたつさんの新刊が立て続けに出版され、立て続けに買って読んでますが、彼らの本はすばらしいです。

馬渕睦夫さんは元々はウクライナモルドバの大使をされていたので、あの辺の事情にとても詳しいですし、勉強熱心できわめて正しい歴史認識をされておられます。語り口も穏やかで説明も上手で博識で、こんな素晴らしい方が国政を担ってくれればどれほどよいか。

渡辺惣樹さんは近代歴史学者の大家で、この方の原文にあたっての歴史の再評価と認識力はきわめてエッジが効いていて、この方の著書は国家的な財産にすらなり得るものだと思います。今ボクは渡辺さんの全著書をブックオフとかメルカリとかAmazonマーケットプレイスで収集中ですが、まあ書いてあることが「本物」なので、とにかく値段が高いです。

そしてやまたつさんの新刊が最近出まして、それを現在読んでいますが、面白いですね。彼は若いのに、英語がぺらぺらでYoutubeの配信内容も素晴らしく、アメリカ政治の最新情報の配信に関しては、1,2を争うスピード感だと思います。

一方で、及川さんのYoutubeがBANされてしまいました。ショック~。最初は何が起きたのかよく理解できませんでしたが、ファースト、セカンドがBANされ、さらに新たに立ち上げたサードチャンネルまで即座にBANされたようで、つまりはチャンネルBANではなく、個人BANという最悪の赤BANだったようですね。

しかし、本当に恐ろしい時代です。その後の及川さんのX(twitter)なんかを見ると、結局はYoutubeの親会社であるGoogleが、来年のアメリカ大統領選に向けて、左翼民主党政権を批判するような言論は徹底的に検閲する方針をとったからのようですね。

要は政府がイチ民間企業であるGoogleとつながって、自身の政党に有利な情報のみを発信する(不利な情報は遮断する)といったように、徹底的な言論統制言論弾圧を行うということですよ。

これはもう独裁政権全体主義の最たるものですね。これが世界で現実に今起きていることなわけです。自分たち政権や政府の意に沿わない意見や見解はすべて封殺して排除するということです。

現代の左翼連中・左派連中は、耳心地のよい平等とか自由とか民主主義を声高に主張しますが、一皮むけば自分たちの主張以外は一切認めないという恐ろしい独裁・差別主義者の集団にすぎません。LGBTとか夫婦別姓とかポリティカル・コレクトネスとか、すべてそうです。差別だ!と主張する側そのものが好んで言論弾圧を行う差別主義者なわけです。さらに彼らはその自覚がないので手に負えませ~ん。

そして、それだけ及川さんの発信する情報が、現民主党政権やグローバリストにとっては都合が悪かったということでしょう。

日本政府やアメリカにとって都合の悪い情報は、すべてのメインストリームメディアが報道できない(しない)ばかりでなく、民間企業の運営するSNSでさえもその規制対象になりつつあるということですね。

ただ、この動きって、一部の金持ちエリートのグローバリストやユダヤ金融資本の圧力に屈して、ということも当然ありますが、なんだか日本の場合はもっと子供っぽい理由の様な気がしてます。要は、これまでに政治家と官僚の行った政策の過ちを今更認めたくないから、もはや蒸し返されたくないから、今更追求されたくないから、何より次の選挙で落選したくないから、ボク、政治家という肩書きを失いたくないんだも~んママ~!・・・要はこれが最大の理由だと思います。そのためには「これまでの政策の振り返りと反省と見直し」が一番いやなわけですね。つまりは自己保身そのものです。そしてそういう奴らが今の国政を担っているわけです。とはいえ、原口一博さんなど一部ではありますが、頑張っている議員もおられます。

まあ、今後は、及川さんの動画はXで見ればいいとして、そのBANにより一つだけ収穫もありました。
それは、及川さんがBAN直前にロシアに出かけたときに、一緒にモスクワでコラボされた「ニキータ伝~ロシアの手ほどき~」というYoutubeチャンネルを知ったことですね。
ニキータさんはロシア在住26年のロシア通の方で、奥様はウクライナ出身のロシア人です。この方の配信する動画は非常に完成度が高く、情報も正確で、直近のロシアとウクライナの戦況や政治情勢もわかりやすく解説され、非常に良質なチャンネルです。また語り口がプロのDJ顔負けのしゃべりのうまさ!ぼくの好きなYOUTUBERは、及川さんや石田和靖さんなど、とてもしゃべりの上手な方が多いのですが、また別の意味でしゃべりの上手なニキータさん、本当にすごい方ですので、未見の方は是非!

今年はウクライナの敗北、イスラエルの敗北、パレスチナ国家の樹立、グローバルサウスの台頭、ドルの崩壊、ネオコンの崩壊、アメリカ内戦、トランプの帰還などなど、色々なことがありそうです。我々は今、100年に一度のパラダイム・シフトを目の当たりにしているわけです、そういう時代の節目に生きているわけですね。

特に来年4月に公開のA24最新作「CIVIL WAR」ですが、アメリカの内戦を描いた映画で、予告編を見ただけでもうゾクゾクしま~す!しかもボクの好きなキルスティン・ダンストちゃんが主演を張ってま~す!このトレーラーを見ただけでは、(左派か、右派か?)どちら側なのかわかりませんが、いや~すごく期待大ですね!


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