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映画「オリバー・ストーン オン プーチン」②

ようやくPART3まで見ました。このPART3でプーチン大統領ウクライナについて言及しています。やはりどう考えてもこれが紛れもない真実だと思います。

要はプーチン大統領が侵攻前に宣言したように、今回のウクライナ騒動は、ウクライナNATO入りを拒否するとともに、ドンバス地方のロシア系住民を守るために平和維持軍を送っただけの話です。

プーチンの目的はいくつかありますが、おおむね以下の通りだと思われます。

ウクライナ政府の中立化(NATO入りをあきらめる)
ウクライナ政府の非ナチ化(ゼレンスキーは続投OK)
③ドンバス地方の自治権(独立)の承認(ロシアの領土とはしない点に注意)
④クリミアの承認(ただし、ロシア連合への加入は国民投票で決まったこと)

しかもそれらは全て議会を通して決定したことです。なぜならこれまで、ドンバス地方のロシア系住民は2014年のマイダン革命以来、14,000人がウクライナ民族主義者(=ネオナチグループ)に虐殺されているからです。

そしてあろう事か、アメリカのネオコンにそそのかされたゼレンスキー大統領が、NATOにまで加入するなどと戯言を言い始めたので、いよいよプーチンも堪忍袋の緒がきれたのでしょう。

ちなみにこの件は、ずっと現地でその様子を追っているフランスのジャーナリストのアンヌ=ロール・ボネルさんのほか、戦争ジャーナリストのララ・ローガンさんが痛烈に現在のメディアの姿勢(ウクライナ=よい子、ロシア=悪い子)を批判しています。

そもそもウクライナという国は、決して品行不正な民主国家ではありません。これまでも政府高官は汚職と賄賂にまみれて腐敗し、中には過激な民族主義者(ネオナチ集団)がその一部を占め、またゼレンスキー自身もコロモイスキーから多額の資金提供を受けるなど、まだまだ混乱したカオス国家です。一方で、当然のことながら国民の大部分は貧困にあえいでます。

ちなみにこのゼレンスキー君ですが、かれは決してヒーローなんかじゃありません。もと役者で、大統領になるドラマで名前が売れたわけですが、そのドラマを制作したのが、パトロンのコロモイスキーというヤクザの親分のような「オリガルヒ(ユダヤ系財閥)」と呼ばれる大富豪です。こいつは親露派のヤヌコーヴィチ大統領に自前の銀行を凍結され、知事の職を奪われ(そもそもこんな極悪人が知事!)、国から追い出されたので痛烈に反ロシア、反プーチンに凝り固まった犯罪者です。

こういう奴らがバックにいるゼレンスキーですので、我が国がこいつの演説を国会で流したこと自体、犯罪者に荷担する行為と言えるでしょう。

ボクはこの騒動でロシアを非難する全ての人間に問いたい!!ではなぜ2003年に、アルカイダとは何の関係もなく、また大量破壊兵器すら一つも持っていなかったイラクに対し、武力で侵攻・侵略したアメリカを誰も批判しなかったのか!?ということです。少なくともあの戦争では民間人が15万人死亡しています。

なんかメディアも煽りムード一色でしたよね。
そしてこの15万人というイラク国民の死者は、アメリカが侵略しなければ発生しなかったものですよ。少なくとも世界情勢というのは、善悪二元論で語れるほど単純なものではありません。

まあウクライナはともかくとして、当然ロシア側にも言い分はあります。それをウクライナの一方の言い分しか報道せず、プーチン=悪者と決めつける構図でしか語られないこと自体が非常に不自然に思えてなりません。

ちなみにこうやって「自由と民主主義」を標榜して他国に介入し、その国の政情をメチャメチャに破壊して混乱状態を生み出し、そのどさくさで資源や利権を根こそぎ奪い取るのはアメリカのネオコンの常套手段です。

ネオコンというのはネオコンサバーティブ、つまり新保守主義などと訳されますが、実は保守とは全く正反対で、体制の転覆と破壊既存の価値観の否定倫理や道徳の崩壊をもくろむグローバリストのことです。そしてこいつらの実働部隊がBLMやアンティファなどの過激左派運動組織なわけです。

ちなみに第二次大戦後、戦争をしなかったアメリカ大統領はトランプ大統領だけです。彼は上記のネオコンのやり口に嫌気がさし、他国に干渉(介入)するのをやめ、まずは自国民のために政治をしよう!と声高に唱え、それを実行した大統領だったわけです。そのためにグローバリスト(国際金融資本家)の怒りを買い、2020年に無理矢理、不正選挙により大統領を下ろされてしまいました。

ところで、このオリバー・ストーン オン プーチンの中で、プーチン大統領「わかり合えなくても対話が必要だ」「とにかく対話で解決すべきだ」と再三繰り返していたにも関わらず、今回のように軍事特殊作戦に踏み切ったのは、グローバリストのやり口がはるかに薄汚い卑劣なやり方だったのだと思います。きっと想像よりもはるかにドンバスでの虐殺や、NATO入りをそそのかしたネオコンのやり口、そしてウクライナの政府中枢を支配するネオナチの犯罪者グループの台頭が見るに堪えない惨状だったのだと思います。

とはいえこの紛争は、世界中のマスコミが喧伝している内容とは全く逆で、おそらく4月中には片がつくはずです。現在、アホなマスコミは完璧にCNNの垂れ流すプロパガンダ一色で、ウクライナ側が善戦してロシア軍は苦戦している、②ロシア側に15,000人の死者が出ている、③思い通りに行かずにロシア側が焦っている、④経済制裁が効いている、などとウソと誤報を流しまくってますが、真実は全く違います。真実は以下の通りです。

①ロシア軍は鼻っから電撃戦などは狙ってません。
市民が逃げる時間をとれるよう、ゆっくりゆっくり進軍しているだけです。しかしウクライナのアゾフ大隊、ドンバス大隊、アイダー大隊などのネオナチグループは、市民を人間の盾に使ったり、逃げようとする市民を射殺したりと、まあ極悪非道な悪あがきをしているようですが。ちなみに現在ではこいつらの大部分が片付いたようです。取り急ぎざまあみやがれ!とでも言っておきましょう。

②最近発表されましたが、ロシア側は1,500人程度の死者が出ており、ウクライナやワシントンの流す情報は10倍ぐらい誇張して報じています。
かつ、ロシア側で死者が1,500人も出ているのは、市民を巻き添えにすることのないようと、過剰なまでの命令が出ているためです。そのため残念ながらロシア側にも死者が予想より多く出ているのでしょう。こういうネオナチの奴らは、ウクライナ市民に日本から送られてしまったヘルメットや防弾チョッキを無理矢理着せて、盾代わりに前線に押っ放り出すわけですから、そういうことをするキチガイとの戦闘は困難を極めるはずです。

③ロシアは全く焦っていず、むしろ天然ガスをロシアに依存しているEU諸国やアメリカが焦っているだけですね。
特に今回、バイデンのアホがロシアのドル建ての外貨準備金を凍結してしまいましたので、つまりアメリカの意に反することをするとドルを凍結されるかもしれない」という認識が進み、むしろ最近ではリスク回避のためドル離れが進んでいるようです。なんか大変なことになっているようですね。もしかするドルが基軸通貨ではなくなってしまうかもしれません。

④ロシアは大国なので、食料もエネルギーも全て自給できます。
また経済制裁とはいえ、その対象としてロシアのメガバンク3行が入っていませんし、またEUに天然ガスを供給しているノルドストリーム1は今もなお稼働中となっています。どう考えても裏で密約があるのではないでしょうか。まあEU側も、自国の経済が回らないと困るので、実際はアメリカの言うとおりにはしていないというところでしょう。

しかし、日本のアホなマスコミ、政府、評論家もそのほとんどがアメリカの垂れ流すプロパガンダにすっかり洗脳されてますね。この国にはもはや政府中枢にすら、有能な分析官や補佐官が一人もいないことが明らかになりました(まあ世界中のメディアもですが)。

なので当然国民も一億総洗脳状態です(コロナと全く同じ現象)。そもそもこの国の大部分の人間が、テレビしか見ず、ほとんど自分の頭で物事を検証もせず、ただ放送された内容を鵜呑みにするような、ほぼ反応だけで生きている人間が大部分ということが明らかになりました。

今、ワクチン!ワクチン!と騒いでるアホ、それとウクライナがかわいそう、プーチンは悪い奴!などと叫ぶ、メディア、新聞、コラムニスト、評論家のほとんどが壊滅状態です。こういうバカどもは今後、ウクライナのアゾフ大隊等のネオナチグループが、これまでにドンバス地方でロシア系住民に対して犯してきた残虐非道な犯罪行為が明るみでたとき(まあ報道されないだけですでに出てますが・・・)、一体どのようなコメントをするのでしょうか。全員クビにすべきだと思うのですが。。。

あのね、あなた方が何も考えずにやっているウクライナ募金が、結局は全てがネオナチグループに行くだけで、その金で購入した武器や兵器で、さらにドンバス地方のロシア系住民が殺されるわけですよ。

現在のウクライナ情勢に加え、コロナ騒ぎ、地球温暖化、脱炭素、EV化などと騒いでいるアホな人間たちは、近い将来にその判断の軽率さと浅はかさを思い知るとともに、いずれ歴史家がその愚行を痛切痛烈に批判するでしょう。そうならないように、まずはウソだらけの記事を書く前に、まずはこのドキュメンタリーの最高峰「オリバー・ストーン オン プーチンを見ることをお勧めします。あっ、ボクもPART4を見なきゃっ(全部で4時間ありますよ)。