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ウクライナ情勢の真実

ボクはこれまで、ネットメディアやソーシャルネットワークが発達することで、より言論の自由が許され、多様な考え方が広まっていくものとばかり思っていました。

しかし現実は全く逆で、2020年のアメリカ大統領不正選挙以降(あとコロナも)、むしろテレビも新聞もネットもSNSも全て、ある特定の勢力の意に沿う情報しか流さなくなりました。これは本当に恐ろしい言論弾圧が世界規模ではじまった、というよりすでに定着してしまったかのようですね。

それが非常によく分かるのが、最近のメディアの報道姿勢です。まず、コロナなんてほとんどやらなくなってしまい、ヤフーのトップページから「コロナ」の3文字が消え、ほとんどはウクライナ情勢にシフトしました。もう狂ってますね。まあ当然、インチキなコロナ報道をやる必要は全くありませんが。

特に最近では、イギリスの公の研究機関が、ここ2ヵ月程度のコロナの感染・死亡状況を分析し「感染者と死者の9割がワクチンをフル(3回)に打った人だった」という衝撃の事実を発表しました。が、日本ではその事実は全くスルーされてます。と、書き出すとまた長くなるので、コロナの話は次回にし、最近ボクが色々と調べたウクライナ情勢の真実を以降で簡単に紹介したいと思います。

ウクライナ騒動の起源

この騒動の発端は2014年のマイダン革命と言いたいところですが、そうではなく早くは2003年のカラー革命が起源です。カラー革命というのは、2003年のグルジアでのバラ革命、2004年のウクライナでのオレンジ革命、2005年のキルギスでのチューリップ革命などを指しますが、これらの革命は簡単に言ってしまえば、アメリカのネオコン(グローバリスト)が、これらの東欧諸国を、親露政権から親米政権にすげ替える運動、つまりは反プーチン運動の一環ということになります。

そしてこの2003年に、プーチンはロシアの新興財閥であるオリガルヒの一人、ミハイル・ホドルコフスキーという石油王(ユーコス社長)が、アメリカのメジャー(シェブロン)に持ち株を売却してロシアの天然資源を解放しようとしたために、プーチンホドロフスキーを逮捕して(脱税容疑?)ロシアから追放します。

またそれまでにもプーチンは、ロシアに強い影響力をもっていた複数のオリガルヒ勢力を全てロシアからたたき出しています。そこでプーチン大統領は、ジョージ・ソロスをはじめ世界金融資本家の強烈な恨みを買うことになり、それ以降、プーチンネオコン(グローバリスト)の戦いが始まりました。

②カラー革命とアラブの春の近似性

カラー革命というのは要するにアラブの春と全く同じ構造です。これらの一連の運動・革命の仕掛け人は全てアメリカのCIAで、決して自国民が起こした自発的な民主化運動などではなく、単にネオコン(グローバリスト、元国務長官のヒラリーなど)の利権のために引き起こされたことが明らかになっています。

そのためにフセイン大統領カダフィ大佐が犠牲になりました。彼らは石油利権を国有化し、自国民にその富を還元し、決して石油大手メジャーに解放しなかったため、ネオコン(グローバリスト)の怒りを買い、石油利権を奪い取られました。

ちなみに、アメリカのネオコンが介入したこれらのイラクリビア、シリアなどの国々はどうなったのかというと、結局はその後すぐに大混乱に陥り、今でもその余波は収まっていません。

つまり、ネオコンが介入した国々というのは、そのほとんどが安定を失い武装勢力同士の小競り合いにより戦火にさらされるか、あるいは軍事政権が台頭するなどの大混乱に陥っています。

ネオコン(グローバリスト)の目的

そもそもプーチン大統領ナショナリスト自国第一主義で、アメリカのネオコンや世界の金融資本家らが掲げる「世界政府構想(ニュー・ワールド・オーダー)」に反対の立場をとっており、自国民の安定こそを重視するスラブ主義を掲げています。この姿勢はなんとなく、アメリカ・ファーストを唱え、諸外国のいざこざには介入せず、まずは自国民の幸せを第一に考えたトランプ大統領に通じるものがあるわけです。

そしてそのような考え方や思想を許さないのが、ネオコン(グローバリスト)たちで、彼らの最終的な目的は「世界政府の樹立」で、国境も取り払い、人種の違いも全てなくし、主権国家を否定する世界です。確かに聞こえのいいスローガンかもしれませんが、有史以来、そのような世界が実現したことはありません。

なぜならそのような世界には、結局は何の軸も規範も拠り所もないからです。それは突き詰めるとアイン・ランドの言うように、究極の利己主義の世界かもしれませんが、民族も風習も文化も歴史も異なる人々同士が、お互いに利己的に行動すれば、それは混乱と混沌しか生みません。結局は大きな混乱と諍いが繰り返されるでしょうし、大量の人々がその過程で犠牲になり、その結果、より強力で世界的な独裁機関が生まれるだけのように感じます。それは移民が大量に押し寄せたドイツの現在の混乱を見れば一目瞭然です。

ウクライナ騒動の真実

以上の様なネオコンの世界戦略は、ある意味2016年のトランプ大統領の誕生によりいったんは停止・凍結していましたが、その戦略がバイデン政権になってまた再起動したというのが、このウクライナ問題の真実なんですね。

そもそも、昨年の12月からず~とバイデン政権はロシアとウクライナを煽りに煽って、ロシアが侵攻するように仕向けていました。2014年、親露派のヤヌコーヴィチ大統領を追放し、ゼレンスキー大統領にすげ替えたのも、アメリカのネオコンの仕掛けた工作です。その指揮は当時の国務次官補(オバマ政権における国務省の事務方No.2)であったビクトリア・ヌーランド女史がとったようです。彼女は現在、アメリ国務省の事務トップの地位に就いています(ブリンケン国務長官の下ですね)。

ゼレンスキーは就任当初、ネオナチグループを政界や政府機関から一掃し、クリーンな政治を目指すことを訴えてはいました。しかし蓋を開けてみれば、結局は彼もウクライナのオリガルヒの一人であるコロモイスキーという大富豪がパトロンであることが明らかになりました。このコロモイスキーという人物はマフィアのボスのような人物で、犯罪すれすれの行為で私企業を乗っ取ったり、私兵集団まで持っているようなとんでもない人物です。

⑤ドンバス地方の『武装勢力』の正体

ちなみにこのコロモイスキーの私兵集団が、悪名高きネオナチ集団であるアゾフ連隊で、かれらがドンバス地方でロシア系住民をこの8年間ずっと迫害してきたわけですね。そこで立ち上がったのがドンバス地方の民兵団(自警団)なのですが、世界のメインストリームメディアは彼らを「武装勢力」として扱ってます。無能な記者たちは意図的にそのように書いているようで非常に悪意を感じます。恥を知れ!といいたいですね。

そしてこれらのアゾフ連隊をはじめとするネオナチグループ(他にも複数あるようです)とドンバス地方の民兵団との戦闘で、これまでに14,000人が亡くなっています。

ところで最近、一部映像が上がっていましたが、今回のプーチン大統領の軍事特殊作戦(厳密には戦争でも侵攻でもありません)により、ドンバス地方の大勢のロシア系住民が、一様にプーチン大統領のこの決断に心から喜び、感謝し、讃えている映像が流れていました。皆さん本当にうれしそうですね。

⑥現在起きている戦闘の真相

要するに2014年、ネオコン勢力の工作により、ウクライナ政府は外国勢に乗っ取られたわけです。その表向きの理由は「ウクライナNATO入りあるいはEU入り」と「政府の腐敗を正す」といったような口実でしたが、実態はプーチンを失脚させ、ロシアの天然資源をメジャーに解放する(ネオコンが奪い取る)というもので、つまりは2003年にはじまったアメリカのイラク侵攻と同じ目的ですね。

しかしプーチン大統領は、そういうネオコンのやり口を熟知していて、先手を打ってクリミア半島を掌握し、今回もアゾフ連隊のようなネオナチの極右グループの集まる軍事拠点を少しずつ破壊・制圧し、ネオナチグループを排除し、ウクライナ人の手に政権を取り戻させるために戦っているわけです。

それに必死に対抗しているのがネオナチグループ(アゾフのほかに複数あるようです)なんですが、こいつらはやり口が汚いので、市民の住居を不法に占拠し、住民を盾に反撃しているようです。その結果、一般市民に犠牲者が出ているわけですね。こういう奴らは、もはや一人残らず葬り去られることを祈るばかりですね。

彼らは追い詰められると何をするか分からないので、そういう危険な集団から原発を守るために、ロシア軍は原発施設を制圧したわけです。

一方で、ウクライナ義勇兵が押し寄せている等の報道もありましたが、これも実態は内戦の続くイラクやシリアのISの残党やアルカイダのなどのテロリストが、欧州に入るためにウクライナを利用しているだけの話のようですね。要は義勇兵のふりをしてウクライナに入り、そのまま欧州に逃亡する計画を立てているようです。

⑦どちらが本物か?

さてさて、このようにネオコンとネオナチに操られたゼレンスキー大統領と、グローバリズムに反旗を翻すプーチン大統領ですが、一体どちらがまともでしょうか。

2014年、ウクライナ政府を非合法に外国勢が奪取し(ネオコンのバックアップとオリガルヒのパトロンあり)、ネオナチのようなギャング集団を政府の警察や軍隊に配置し、彼らを使ってドンバス地方でロシア系住民を弾圧し、恐怖と暴力で国民を支配するゼレンスキー君とその仲間たち。彼らはちゃっかりとパトロンの大富豪から賄賂をもらって私腹を肥やすことにも余念がありません。とはいえ、ゼレンスキーもネオナチに殺される恐れがあるので、いくら大統領といえど逆らうことはできません。

かたや一方は、天然資源による利益を自国民に還元するために石油メジャーへの解放を拒絶し、自国民の安全のためにウクライナNATO入りを地政学的にも断固拒否し、かつ、ドンバスでこの8年間ひどい目に遭ってきた同胞を守るために決断したプーチン大統領

一体どちらが国の長としてまともでしょうか。世界金融資本家(=グローバリスト、ユダヤ人、社会主義者)のためではなく、自国人のために立ち上がったプーチン大統領をボクは心より尊敬し、応援し、エールを送りたいと思います。

最後に、グローバリスト御用達のCNN、ニューヨーク・タイムズワシントン・ポストを主体としたニュースを右から左に流すだけの無能で恥ずべきA級戦犯の日本のマスコミのバカども!恥を知れ!と言いたいです。