GIGI日記~映画とか本とか~

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気候変動という病い①

さて、世界で流行りのSDGsや気候変動に加え、環境保護団体に洗脳されてしまったグレタ・トウェンベリちゃん、そして2050年までに脱炭素達成などと世迷い言を主張するアホな管(すが)政権や、その思想を引き継いだ岸田政権などなど、政府中枢や官僚及び専門家にはアホしかいないのでしょうか。

あるいは我が国の多くの自然科学の学者たちも「温暖化」とか「CO2」とかの大合唱で、どうして彼らは疑うことを知らず、やらせだらけのIPCC(「気候変動政府間パネル」、という詐欺集団)なんかの報告をすぐに鵜呑みにしてしまうのでしょうか。ボクは元々研究者や科学者というものはロックン・ローラーだと思ってました。つまりあらゆる常識にNOを突きつけ、全てを疑ってかかり、そして現状に満足することなく、Noを突きつける!というね。しかしそんな研究者はこの国では(世界でも)もはや皆無で、ただただ、ありもしない気候変動というテーマを申請書に盛り込み、研究費の獲得のためだけに汗を流すという、ロッカーどころか単なる国の操り人形じゃないですか。

で、結論から言いますと、「そもそも地球温暖化なんてほっといて、これまで通り、石油も石炭もガンガン使って、脱炭素なんてバカなことはやめ、年間5兆円も使っている自然エネルギーへの寄付・増税分はさっさと別のことに使え!!」ってことなんです。

ボクは数年前から、とある国家資格の取得のため、環境関連の勉強をはじめたわけですが、そこで国の環境白書やら環境にまつわる様々な書籍を読みあさったわけです。で、そうして色々な情報をインプットした結果、この世界規模で進行する気候変動の大合唱や脱炭素がいかに根拠のない虚構・空想のトンデモ科学であるかを知ったわけです。

だって、そもそも今の科学技術では明日や明後日の天気すら正確に予測できないのに、どうして100年も先の気候が正確に把握できるんでしょうか?

そして、仮に地球が温暖化しているにせよ、なぜその原因がCO2の人為的な排出だけが原因なのでしょうか?これに乗じて、生物の絶滅が全て温暖化が原因と主張する科学者まで出てきている始末で、もはや開いた口がふさがりませ~ん。

そういう妄言を吐くエセ学者にボクは一つだけ聞きたいのですが、石炭・石油エネルギーが大量に使用・消費され始めた1940~1970年代にかけて、一体どうして世界の平均気温(←これも信用できませんが)は下がったのでしょうか?

この時点で、温暖化CO2犯人説は一気に冤罪になりはてるように思います。そして、そもそもCO2は別に有害物質でも何でもなく、植物の光合成には欠かせないものなので、むしろCO2濃度が高い方(現在は400ppm)が、植物の成長には都合がいいわけです。アメリカの科学者で農作物とCO2濃度の関連性を調べた人がいて、そのことが実験で実証されています。では、事実のみを述べましょう。

①環境問題は少なくとも先進国ではすでに解決済み。我が国をみても、1970年代の高度経済成長期に問題となった大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、悪臭等のいわゆる公害は、1985年の時点でほとんど解決してしまった。まあ、そのため、環境!環境!騒いでいた活動家の行き場(存在意義)がなくなった。

②そもそも1970年代は世界中で寒冷化が問題となっていた。がしかし、その転機が1988年のアメリカのNASAの研究者のハンセン発言であり、その内容は「人為的CO2による温暖化は99%確実!」などと何の根拠のない妄言だった。しかし、1989年のベルリンの壁崩壊や、1991年のソビエト連邦の崩壊、つまり冷戦の終わりを迎え、社会主義者共産主義者極左の運動家たちの行き場(存在意義)がなくなった。

③で行き場のなくなったそいつらがたどり着いたのが、先のハンセン発言をベースとした「地球温暖化」とか「人間活動が地球を壊す」というプロパガンダだった。それに呼応するように、1992年に地球サミットが、1997年に京都議定書が発効され、そして近年では2015年のパリ協定が採択されたというわけです。

で現在まで30年近く、そいつらの活動が功を奏し、世界中がその環境プロパガンダに乗せられてしまったわけです。が、そのパリ協定から離脱したトランプ大統領は立派でしたね。世界の世紀の大嘘に真っ向からNOを突きつけたわけですから。

④そこに中国やフランクフルト学派などの共産主義者たちが巧妙に入り込み、自分たちの利権や私腹を肥やし、世界の中で優位に立とうとしているわけです。

⑤そしてその先導役が、IPCC(気候変動政府間パネル)という国連の組織なわけですね。今では環境関連の経済規模はとんでもなく巨大にふくれあがっているので、その利権や研究費欲しさに何の恥じらいもプライドもなく、その尻馬に乗っておこぼれに預かろうとする科学者、研究者、政治家、マスコミが大騒ぎしているだけなんです。所詮は金ですよ、金。脱炭素で儲ける人たちがたんまり居るんです。それが現在の環境バカ騒ぎの真相です。

⑥パリ協定なんて乗っかっても百害あって一利なしで、我が国がそれを遵守しても、地球の気温には全く寄与しませんし、なにより小泉アホ息子のはじめたレジ袋の廃止なんてなんにも意味もありません。なぜなら、レジ袋というのは、石油の中で使用できずに捨てていた原料を使って作っているものなので、ある意味究極のエコ、偉大な発明なわけですよ。それを廃止して喜ぶのは小泉だけかと。

⑦地球の気候の変動は、本当のところは、人間の出すCO2の影響は微々たるモノで(まだわかってません)、その95%が、太陽活動やエルニーニョラニーニャなどの水温変動現象及び水蒸気の量によって左右されるというのが事実だと思います。

例えば、太陽活動が増す(強まる)と、雲の量が減ることが分かってます。雲の量が減ると、その雲によって宇宙線を遮る量が減るので、地表面に届く宇宙線が増え、地表面が暖められて気温が上がるわけです。

その理由は少し複雑なのですが、太陽活動が強まると太陽風が強まり、その風で太陽からくる宇宙線の量が(風で飛ばされて)減るので、地球に届く宇宙線の量も減り、宇宙線が大気の微粒物質に当たることで生み出される雲の量も減った結果、地表面に届く宇宙線の量が逆に増え、気温が上昇するというわけです。あ~複雑。

まあ、太陽活動だけでもこれだけ複雑なので、気温の変化をCO2だけのせいにするのはありえないってことですね。ほか、海洋現象やら水蒸気やら、いくらでも変動因子は存在するわけです。その複雑な因子が全て関連・作用していますので、気候のシミレーションなんて机上の空論か単なる数字遊びに過ぎません。

⑧そして温暖化することはむしろ地球のあらゆる生物にとって便益の方が大きく、寒冷化するよりも100倍いいことなんです。

現在よりも2200年ほど前からの地球の気温の変化を振り返ると、B.C.(紀元前)200年~A.D.(紀元後)600年のローマ温暖期、600~900年の暗黒時代、900~1300年のローマ温暖期、1300~1850年の小氷河期を経て、現在は緩やかな温暖期に該当します。そして、厳しい寒さや豪雨、干ばつ、ハリケーン、サイクロン、ブリザード、暴風、洪水が多発し、病気や疫病や飢えや虐殺や飢餓が蔓延したのは、全て気候が寒冷化に向かった時期、つまり、600~900年の暗黒時代や1300~1850年の小氷河期であって、様々な文明が生まれ人類が繁栄し栄華を極めたのは温暖期であったことがわかっています。もちろん、近代の世界列強の国々の世界大戦や各国の主義・主張による戦争や紛争は除きますが・・・・。

⑨マスコミが再三喧伝する異常気象(台風、ハリケーン、サイクロンなどの強烈な低気圧や豪雨)なども、1970年代から見ればその総数は決して増えていません。

以上の様に、気候変動は全くのウソだらけであるにもかかわらず、グレタちゃんをミューズのごとくあらゆるメディアが持ち上げ、いたずらに恐怖心をあおり、環境問題に目覚めた子供たちを扇動するようなNHKの報道や学校教育はすべからく腐っているとしか言いようがありませんね。

けれども、なにも世界にはそういうクズのようなIPCC盲信の学者ばかりではありません。立派なデンマークの経済学者のビョルン・ロンボルグさんをはじめ、我が国ではキャノン・グローバル戦略研究所の杉山大さん、そして東京大学名誉教授の渡辺正先生らが孤軍奮闘されています。彼らは全てIPCCのように都合よくトリミングされたデータではなく素のデータを示したうえで、温暖化理論や気候変動の主張を一つずつ検証し、そのオカルトを暴いています。

ビョルン・ロンボルグさんは、経済学の観点から、CO2削減のための取り組みを極めて費用対効果の低い愚策であることを暴いています。

杉山大さんは、我が国のグリーン成長戦略(脱炭素政策)が、太平洋ベルト地帯に広がるエネルギー多消費産業や製造業に大打撃を与え、冬の暖房費のかさむ北海道・東北・北陸地方などの寒冷地に暮らす人々への負担を増やすなど、日本経済の崩壊を招く愚策でしかないことを痛切に批判しています。

渡辺正先生は、私の100倍もわかりやすい表現で、CO2の恩恵、未解明な地球の温度とウソだらけの研究、無意味な温暖化対策、害ばかりの再生可能エネルギー、役所やメディアの無能ぶりについて、極めて説得力のある説明をされています。

彼らの書籍こそ学校の教材にして子供たちに教えることで、第二のグレタちゃんが生まれることを防げると思います。が、政府、政治家、官僚、学者、メディアのほとんどがこの仕組みに取り込まれているので、おそらくむずかしいでしょう。そういう風に考えると、太平洋戦争(ただしくは大東亜戦争)が侵略戦争だったと教える風潮と似てますよね。

世界ははるかに良くなっているのに、どうしてこういうウソがまかり通るのか、そこには金儲けに乗り遅れまいとする特権階級の人たちの見えざる手という力学が多大に働いているのでしょう。

本当に重要なのは、むしろ事実をきちんと教えるべきことではないですか?以降で事実(ファクト)を見ていきます。