GIGI日記~映画とか本とか~

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その他「アフガニスタンからの脱出」

さてさてアフガニスタンが大変なことになってしまいました。全ては昨年の大統領選不正選挙が伏線となっています。現在もトランプ大統領であれば、このような悲劇は決して起きなかったはずです。

そして、現地には500人強の日本人が取り残されているようですね。これはアメリカの1,000人に次いで、おそらく2番目に多いのではないでしょうか。しかしながら、日本ではほとんどメディアでは報じられませんね。マスコミは相変わらずコロナコロナのお祭り騒ぎで、本当に大事なことは絶対に報道しません。

ボクが何より度肝を抜かれたのが、何でもアフガニスタン日本大使館(領事館?)員は、今月の17日にスタコラサッサとイギリスの輸送機に乗って全員無事に、安心・安全に逃げてしまっていたってとこなんです(三密だったとは思いますが・・・)。

この人たちは一体なにを考えているんでしょうか。所詮はペーパー試験だけで外務省に入省した人たちではあるんですが、自国民をほったらかしにして自分たちだけが真っ先に逃げてしまうというのは、今の我が国の自己中な政府、議員、官僚らを象徴しているように感じます。

一方でお隣の韓国では、大使館員が最後までスマホ等を使って残された韓国人と連絡を取り合いながら、空港の外にバスを複数台出して、韓国人を各種のポイントで乗車させ、バスには数人の米軍に同乗してもらい、各種の検問所で米軍にタリバンと交渉してもらいつつ、現地に残されたおよそ350人の韓国人を空港までどうにか運んだそうです。その中心的役割を立派に果たした若い韓国人の方の写真が新聞に載っていましたが、彼は本物の愛国者ですね、彼はれっきとした英雄ですよ。

一方で日本の大使館員の皆様は、きちんと荷物やスマホニンテンドースイッチプレイステーションをしっかり持ったかどうかは知りませんが、バイデンの撤退発表のわずか2日後にはイギリスの軍用機に乗って安心・安全に、ソーシャルディスタンスを保ちつつ(わかりませんが)、ちゃっかりとアフガニスタンを脱出!自分たちはエリートだ、高級官僚だ!そこいらの愚民どもとは命の重さが違うんだ!俺たちは特権階級!危険手当で月給200万はもらっているんだ!と叫んだかどうかはともかくとして、スタコラサッサと家路についたという体たらく。

そのため、まあ、かなり出遅れた自衛隊ではあったんですが、結局現地の状況がさっぱりわからず、ほとんど邦人を救出できないままに撤退してしまいました。が、大使館がこの調子なので、これはおそらく行く前からわかっていたように思いますね。なので、それでも行ったのは、後で「なぜ行かなかったのかっ!」などと責められないように、その予防線を張る意味で、いわゆるアリバイ作り的な派遣だったように感じます。そういう細かな政治的な部分を知らない自衛隊の皆さんは、本当に歯がゆく悔しい思いだったことでしょう。

まあ、今の日本を象徴する出来事だったと思います。簡単に言うと、自己保身しかない政府、議員、官僚と、それに追従する専門家と知識人、あとはそれにぶら下がるマスコミやメディアなどなど、結局誰一人国民のことなんて考えてませ~ん。

自分たちの権益さえ守られればいい。結局、無能な国民には実際のところは分かるわけがない、俺たちは特権階級で上級国民だ!というおごり。そういう人たちに支配されているのがこの国なわけですよ。

かこの仕組みの深さを破壊する方法を教えてててくれよ!(by ハサウェイ・ノア in タサダイ・ホテル)」

このセリフ、クセになりますね。

昨年から一気にそういうことが露呈したように感じます。ざっと挙げてみても、近年の社会情勢や世界情勢は混沌の一途をたどってます。

①トランプ政権を攻撃するCNN、ニューヨーク・タイムズワシントン・ポストなどのメインストリームメディア。
民主党による大がかりなアメリカ大統領選の不正選挙と、それに伴うチャイナ・マネー等に屈してしまった州務長官。
ツイッターfacebookyoutube、GAFAMなどのビッグテックの一方的な言論弾圧思想統制とチャイナ・マネー。
④コロナの迷走とワクチン騒ぎと、それに伴うWHOや医療業界や製薬業界の数兆円規模の利権(とチャイナ・マネー)。
⑤気候変動という大嘘と、それによるCO2排出量の設定に伴う先進国の石炭・石油使用の制限(とチャイナ・マネー)。
自然エネルギー賛美の風潮と、それにより生み出される莫大な利権(とチャイナ・マネー)。

というように、並べていくと結局は金かよ!という構図が露骨に見えてきます。そして今、タリバンとチャイナが急接近という。

ただボクは、別に全てを中国のせいにしたいわけではありません。当然、色んな偶然も重なってのことだとは思いますが、あらゆる本でも指摘されているとおり、中国の描いた綿密な策略があってはじめて、世界はこういう方向に向かっているのだと思います。

それに対抗できたのが唯一トランプ大統領だったわけですが、それも結局は潰されてしまいました。特に恐ろしいのはアメリカ民主党の暗躍です。アメリカの民主党というのは、突き詰めると現在のあらゆる既成概念や価値観をぶち壊して、ボーダレスな世界政府を実現し、一部のエリートが共産主義社会主義の素晴らしさをもう一度、真っさらになった(現在の価値観を取り払った)民衆に教育・啓発しなおすことで、より平等でより高次元の世界が実現する、というフランクフルト学派の思想に則っています。

簡単にいうとマンガのキングダムの龐煖(ほうけん)と同じような思想ですが、そんなわけねえだろ!と言っておきましょう。

今のアメリカの民主党のやり方は明らかに間違っています。なぜなら、正統な大統領を不正によって追い落とし、BLM(ブラック・ライブズ・マター)やジェンダー平等といった聞こえのいいフレーズで弱者救済、差別撤廃を訴えつつも、そのためには警官を殺したり、無関係な店舗に火を点けたりすることを奨励・扇動するような政党・政権だからです

しかし、そういう巨悪が莫大なお金の力に屈してしまったのが今のアメリなわけです。そういう事実を報道しない日本のメディアも同罪で、最近のジェンダー平等とかベーシック・インカム、それにコロナに伴う国民一人一人への給付金など、全ては社会主義化の布石であるように感じます。

そもそも、楽してお金が手に入ってしまう世の中というのは、決していいものではありません。アメリカで1990年代以降に導入された黒人優遇措置の政策であるアフォーマティブ・アクションも、振り返ってみると決してよい策ではなかったことが明らかになっています。

そもそも、今、ジェンダー平等とか差別撤廃とかって、そこまで日本人でその件について差別的な人っているんでしょうか。日本人は昔から差別意識が非常に少ない国民であって、マイノリティーには寛容な国民だと思います。ただし、同調圧力に弱く、お上の言うことは何でも信じて、他人に流されやすく、すぐに他者を村八分にするという悪癖もたくさんありますが・・・。

ともかく、個人の努力や才能次第で、自分のなりたいものになってお金を稼ぐことができる世の中、それこそが真っ当な世の中であるように感じますし、今でもまだ日本ではそれが可能なんです。

あっ、話がアフガン情勢から逸れてしまいましたが、アフガンに残された500人の邦人の皆さんが一刻も早く安全に退去できることを祈ってます。

しかし、アフガンから退去する難民の皆さんをみていて気づいたのは、誰もマスクなんてしてないってこと。そうなんです、すぐそばに死の恐怖がある国では、コロナなんかにかまっているヒマはないってことですよ。つまり、コロナコロナ騒いでいるのは、ある意味、余裕のある国だけだってことですよ。

ちなみに現在、アフガン関連の映画を大量に見ていますので、後日、それについてもレポートしたいと思います。ただ、ほとんどがアルバトロス配給作品という・・・。

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