GIGI日記~映画とか本とか~

映画、本、料理、植物、ときどきファッション

マンガ「COPPELIONコッペリオン」

年度を若干越しはしましたが、まだ終わっていなかった業務を8割方終え、ようやく早く帰ったり、土日も休めるようになりました。

そういう状況になって思ったのは、その忙しかった日々に夢見ていたこと、つまりはギドギドしたラーメンを食べに行きたいとか、映画を見たいとか、本やマンガを読みたいとか、料理を作りたいとか、庭いじりをしたいとか、そういう色んな夢を思い描いていたわけですが、それらは最近の数日間の休みでほぼ達成できてしまったということなんです。

ラーメンを2回食べに行ったほか、自宅で天下一品のラーメンを再現してみたりとか、映画も5本見て、本も2冊読破して、マンガも「COPPELIONコッペリオンを全巻読んだりとか、ものすごく充実した毎日で、毎日こんなに楽しくていいのか!というぐらい濃い毎日でした。

それにこれまでは毎日22時過ぎに会社を出ていたので、早い時間に帰るのも久しぶりで、そうするとまだ日が落ちてないので、空がきらきら明るく輝いていて、なんだかワクワクしてくるから不思議です。なんとなくですが、ずっと闇の世界で生きてきたドラキュラが、太陽を克服してはじめて日の光のもとに出て、青空とか光のまぶしさに感動する、といったような気分でしょうか。まあ、およそ2ヵ月の地獄から解放されると、世界はこんなにも輝いて見えるのか!という人体実験のような話ですが。

ともあれ、前の休みの二日間で読破したCOPPELIONコッペリオンですが、このマンガ、すご~く面白かったです。一言で言うと、このマンガは2000年代の「AKIRAアキラ」と言っても過言ではありません。まあ個人的にはもう少しクセのあるマンガが好みではあるんですが、正統派の青春ディストピアジュブナイルマンガとしては、この作品は本当にお勧めですね。

で、その内容ですが、物語の舞台となる2036年よりさかのぼること20年前に、都内に建造された原子力発電所で事故が発生し、メルトダウン炉心溶融)によって東京一帯は放射能に汚染されてしまうんです。まるで東日本大震災福島第一原発事故を予言していたかのような設定で驚愕・唖然とします。

で、2036年現在も、都内は未だ何人も立ち入ることのできない死の世界となっているわけですが、実はその立ち入り禁止区域には、放射能汚染を防ぐシェルターが数ヵ所存在し、そこで防護服をまとって生活している取り残された人々がいたんですね。

そして、そういう人々を救助するために科学技術で生み出された高校生の少女達、それがコッペリオンコッペリア(人形)+イオン(電離))というわけです。ちなみに彼女たちは、生まれながらにしてDNA操作によって放射能に耐性があるので、放射能で汚染された地域でも生身で動き回ることができるわけなんですね。

まあそういう細かな設定はともかく、彼女たちの性格や思いが極めて純粋でまっすぐなので、読んでいてホントに元気が出ます。そして放射能とか中性子とかイオンとか原子炉なんかの勉強にもなるし、とても良くできたストーリーで伏線も矛盾なく回収されますので、後半はあっという間に読み終えてしまいましたね。

ちなみに僕が一番好きなキャラは、探検係の市川 迷砂(いちかわめいさ)ちゃんで~す。ゲーマーでさみしがりで引きこもりでだらしなくて、しかもしょっちゅうブラの紐とかが見えててセクシーなんですよ、もうそのギャップにやられました。

まあマンガなので出てくる女子高生は美女揃いではあるんですが、主役の成瀬 荊(なるせ いばら)ちゃんはもちろん魅力的なキャラが多いし、なぜか制服でドンパチをやらかすので、パンチラ(今でもいうの?)も当たり前で、それだけでも読む価値あるかと。

大友克洋さんのAKIRAなんかが好きな人には絶対にお勧めですが、AKIRAよりも断然わかりやすいし、しかも女の子が圧倒的にかわいいのが最大の違いです。全26巻です!

AKIRA(1) (KCデラックス)

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AKIRA 〈Blu-ray〉

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  • 発売日: 2011/06/22
  • メディア: Blu-ray