今日は京都に日帰り出張でしたが、ものすごく新幹線が混んでました。世の中コロナはどうでも良くなってきてるみたいですね。これはいい傾向です。なにせ98%の人は全く何の影響もありませんので、国の愚策はこの程度にしておいた方がいいかと。
さてさて、待ってました!いよいよ、5月7日に、数年間待ち続けた「閃光のハサウェイ」が劇場公開されます!もう最高の年になりそうです。
この小説を高校生の頃に読んだボクは、もう何年もず~とこの小説がアニメ化されるのを心待ちにしていましたが、いよいよ本当に劇場公開されるなんて!まるで夢のようですね。こんな時代に生きていて本当に良かった。スター・ウォーズの新エピソードも見ることができるし、なんていい時代なんでしょうか。このことに感謝してない人は、今すぐ土下座して神に感謝すべきかと。
そもそもボクがこの「閃光のハサウェイ」が大好きな最大の理由は、この物語って、マフティー・ナビーユ・エリンという反地球連邦組織の中核人物が、あの堅物のブライト艦長の息子であるハサウェイ・ノア青年なんですが、実はそのハサウェイ自身が別にニュータイプでも何でもないってところなんですね。
つまり、ニュータイプでも何でもない人間が、地球連邦の象徴であるガンダムタイプのモビルスーツを操り、シャアと同じように地球連邦に戦いを挑むという、なんとなく今連載中の太田垣さんの描く「機動戦士ガンダム サンダーボルト」みたいな、逆説的な構図がもうたまりませ~ん。
そもそもこの「閃光のハサウェイ」という物語は、ある意味「逆襲のシャア」と全く同じような内容なんですね。つまり「逆襲のシャア」の場合は、シャアがララァをアムロに奪われたので、その復讐のために単にアムロをボコりたかっただけという、まるで高校生の痴話ゲンカみたいな話でした。ある意味アクシズとか地球とか別にどうでもいいという。
で閃光のハサウェイの場合もまた、「逆襲のシャア」でハサウェイが好きだったクエス・パラヤが、ニュータイプであるアムロとシャアに奪われたので、アムロとシャアをボコってやるぜ!という話なんです。・・・が、そもそも二人はすでにいないので、仕方がないからその矛先を地球連邦に向けたってだけの話なんですね。もう思春期病の末期症状みたいな物語なんです。
とはいえハサウェイももう大人なので、さすがに「クエスをオレから奪いやがって!アムロとかシャアとか、ニュータイプがなんぼのもんじゃいコラ!」とは言えないので、一応、「このままだと地球がダメになる!」とかってもっともらしい理屈はこねるんですが、まあやってることはシャアと一緒という。
ただ、致命的なのはやっぱりハサウェイ自身が所詮はニュータイプじゃないってとこでしょうかね。なのでそこは必死に努力してクスィーガンダムを操り、強化人間であるレーン・エイムと戦うんですが、そういう努力型でネチネチ過去に囚われているところなんかが、ボクが彼に共感してやまない理由かもしれません。
ただ、ハサウェイがかわいそうなのは、彼が好きになる女の子の方がむしろニュータイプというか、ニュータイプ的素養を持った子なんですよね、クエスしかりギギしかり。というより、彼がニュータイプ的素養がないので、そういうコンプレックスから無意識のうちにそういう女の子に惹かれてしまうのかもしれませんが。
とはいえボクなんかは、クエスよりギギ・アンダルシアの方がかわいいので、知り合いになった時点で、もう地球連邦なんてほっといて、モビルスーツを降りてどこかで二人で仲良く暮らした方が絶対にいいと思うわけですが、そういう安易な道を選ばないのがハサウェイの真摯なところでしょうか。
5月7日は会社を休んで朝一で見に行きますね。
繰り返しになりますが、ニュータイプでもなんでもない人間が、アムロの愛機であるガンダムに乗って、シャアと同じように地球連邦に戦いを挑む物語、それが「閃光のハサウェイ」です。まっ、本音は少し違いますが、そこにちょ~かわいいギギ・アンダルシアちゃんが絡んでくるのでもう必見。
「ガンダムUCユニコーン」や「ガンダムNTナラティブ」がつまらなすぎてものすごく悲しい思いをした宇宙世紀ガンダムファンのおっさんたち、今度は絶対に期待できますので、あなたが会社にいなくても別に誰も困らないので、今から休みを入れましょうね。
(※閃光のハサウェイについては以前もこのブログで書いてますので、よろしければそちらも是非)。