今年もあと4時間ほどで終わってしまいますね。そしていつから「大晦日だよドラえもん」はやらなくなってしまったんでしょうか。まあ、やっててもさすがに見ませんが。子供の頃は大晦日やお正月がとにかく楽しくて、毎日ルンルン気分だったのを思い出します。当然、ドラえもんも見てましたし。
が、ボクの場合は、大人となった今でも大晦日やお正月は気分がワクワクします。何よりも年越しそばやお雑煮を作ったりするのが楽しいし、しかもちゃんと鶏ガラと鰹だしの合わせ出汁でスープを作ってるので結構手が込んでます。小腹が空いてきたら食べるので、あと2時間後には嫁さんとそばを食べてることでしょう。コロナが都内で1300人って、どうでもいいよね、などと話しながら。
今年は「鬼滅の刃」が大ヒットして、興行が324億を突破したとのこと。すごいですね、およそ20年振りくらいに「千と千尋の神隠し」を破って1位を更新したってことですよね。
が、ボクとしては、確かに「鬼滅の刃」はいい漫画ですが、そこまで痛烈におもしろいとは思わなかったですね。何より何度も読み返してないですし、そしてそういう気があんまり起きないこと自体がそれを証明しているかと。
確かにアニメや映画は見てませんが、やはりボクとしては「キングダム」や「アルスラーン戦記」の方が数倍面白いかと。あと少し大人向けになりますが「ベアゲルター」、「ヴィンランド・サガ」、「ブレイクブレイド」、「銀河英雄伝説」、「機動戦士ガンダム/サンダーボルト」なんかの方が断然好きですね。まあ、「ONE PIECE」はもはや論外ですが。
確かにこればっかりは好みなのでどうしようもないですが、今回のこの興行収入って、なんか熱烈な鬼滅ファンの皆さんが、俺はこんなに好きなんだぜ、こんなにリピートしたんだぜ、グッズとかにもこんなに金かけてるんだぜ、みたいな、AKB48商法に乗っかった上での1位だとすれば、ちょっと気持ち悪いですよね。
芸能人でも宝塚でも歌舞伎でも対象は何でもかまいませんが、まあそういう熱烈なファンが彼ら彼女らに大枚をはたくのは個人の自由です。しかし、そうやっていくらお金を使っても、肝心の対象はあなたのことなんてこれっぽっちも興味や関心がないってことを自覚すべきだと思うんですね。時として依存心が強すぎると、とんでもない悲劇を生みます。それは京都アニメーションの悲劇を見れば明らかです。何の罪もない34人もの皆様が、一人の依存心にとりつかれたガイキチのせいで亡くなったわけですから。
もう一つは、最近「(日本だけでなく)世界中に存在する引きこもりに唯一大きな共通点があった」という記事を読みましたが、なんと、非常に高い確率でジャパニメーションやゲームの熱烈なファンだったってことなんです(一回しか読んでないので詳細は不明)。
本来アニメとか映画は人々に勇気を与えるモノなんですが、それがむしろ引きこもりを生む原因やきっかけになってしまう場合があるってことなんですね(当然、全員でないですよ)。今回の鬼滅の快挙が、こういう依存心の塊みたいな奴らのおかげでないことを祈る一方ですね。
さてさて、そんな「鬼滅の刃」ですが、この物語の大きなテーマの一つが「当たり前のことに感謝すること」だと思うんですね。それは自分の大切な人達と毎日一緒に生活したり、食事したりすることがいかに幸せなことかってことなんです。
これってあの名作「イントゥ・ザ・ワイルド」でアレグザンダー・スーパートランプことクリストファー・マッキャンドレス君(エミール・ハーシュ)も言ってました。「幸せは誰かと分かち合ってこそ(Happiness is only real when shared)」というように。
あと、庭で家庭菜園したり、キムチを漬けてみたり、Disney+でスター・ウォーズ見たり・・・。今、お試しで入れば、1ヵ月無料でスター・ウォーズ全9作品見放題だよ!もう絶対に痛烈に熱烈にお勧め。まあ、ボクとしては無料期間が終わったら当然やめますが・・。
要するにそういう当たり前のことができない時代が日本にもあったわけですし、今でも世界にはそういうことが困難な国が存在するわけです。香港の現状もそうじゃないですか。チベットやウイグル自治区も同様ですよ。あとパレスチナとかも。
その意味で日本なんて天国ですよ。だからそこのハゲたダメリーマンのおっさんとか、そうやって奥さんに命令ばかりしてないで、たまには皿洗ったり、便所掃除したり、そば茹でるぐらいしろよっ!ってことなんです。奥さん依存、たいがいにしろよ!ってことなんですねハイ。「依存心=クソ」ということをいいかげん学びましょうね。