GIGI日記~映画とか本とか~

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その他「コロナが教えてくれたこと②」

さて皆さん、今日もコロナな日々をお過ごしでしょうか。東京ではもはやマスク無しで外出することすらできない状況になってしまいました。そんな僕自身、マスクをしないで歩いている老人なんかを見ると、かなりスペースを空けてすれ違うようになりました。もはやマスクをしないこと、=(イコール)アウトロー感満載の世の中になってしまいましたね。まるで風の谷のナウシカ腐海(ふかい)の中に入る時みたいな。であるなら、ナウシカの付けてたマスク、どこか企画・生産しないかな。

しかしマスクをしていると、サングラスのレンズが曇ってあまり激しい動きはできません。動き回るとハアハア息をするので、マスクの中に息がこもってレンズが曇って前が見えなくなるし、またその息苦しさからコロナかも?と逆に心配してしまったり、サングラスとマスクの組み合わせって最悪なことに気づきました。

で、そんな息苦しさにも負けず、昨日から二日連続で近くのGEOに出かけたんですが、えっと~、一体、なにゆえスター・ウォーズ9/スカイウォーカーの夜明け」はレンタル開始してないのでしょうか?このコロナのせいで、店員さんに話しかけるのもはばかられる状況ですが、なにせ事が事なので勇気を持って聞いてみましたよ・・・。

で、驚愕の事実が明らかとなりました。なんとレンタル日未定なんですと・・。ふざけんなこのコロナのクソやろう!コロナのサノ・バ・ビッチ!と叫びました(心の中で)。まあ、別にコロナは関係ないのかもしれませんが、いくつか理由が考えられます。

・ひとつは、そもそも僕のようなオールドタイプのレンタル派が減り、アマプラとかネトフリとかの動画配信サービスが4月上旬あたりからすでに配信を開始しているようなので、レンタルはスルーしてとりあえずは全く手間のかからない配信の方で元を取ってしまおうとする理論。

・そしてもう一つはULTRA-HDとかブルーレイとかDVDとかの媒体で売るだけ売り払って、それが一段落して売れなくなってきたらようやくレンタル開始してはどうか?という戦略。

・あとはコロナのせいで客足が鈍るので、レンタル開始はもう少しコロナが落ち着くまで待ってからという思惑も当然あるでしょう。

まあ、全て僕の勝手な妄想に過ぎませんが、これはもう、僕のようなハードGEOユーザーを完璧にナメきってますよ。

まあこういう風に、今回のコロナのせいで、色んな事が明らかになりましたね。早速いくつか挙げてみましょう。

①これまで突っ走ってきたグローバリズムやボーダレスの限界と終焉

以前、EUなんかに移民が押し寄せ、それが発端で今後EUは衰退・崩壊していくといった内容の本を紹介する記事を書きましたが、今後はこのコロナのせいで、政治・経済・社会がともに国内回帰する方向にシフトしていくような気がします。

つまりはアメリカが海外の色んな国に軍隊を派遣して干渉したり、大企業が安い人件費を求めて海外に進出したり、EUがどんどん国境を解放してボーダレス化を進めたり、そういうグローバリズムの政策の数々が、このコロナのせいでいよいよ限界に来たかと。僕としてはむしろその方向はいいことだと思います。EUの掲げた理想は、要は国境をなくしてボーダレスな経済圏を確立するといったプロパガンダでしたが、それが夢物語であることが昨年までの移民騒ぎで明らかになって、そしてイギリスがEUを抜けて現実となって、さらには今回のコロナ騒動で決定的になってしまったように思います。

②今回のコロナ危機の最大の原因は、人の無制限の移動

もしも我が国が、昨年の12月または今年の早い段階で武漢からの帰国者または入国者をシャットアウトしておけば、今回のような大騒ぎには決してならなかったはずです。今更ですが、我が国の政府や官僚の中には、そういう警告をする人材は結局のところ一人もいなかったんですね。本来はエリートであるはずの官僚(国土交通省厚生労働省、外務省、総務省などなど)の中に、この有事に対応・助言できる人材が一人もいなかったってことです。結局、ペーパー(テストの点数)だけで役人になった人たちばかりですから、こういう有事に極めて弱いのは当然だと思います。が、これが我が国の政府とか役人の限界なので、そこは責めてもしょうがないかと。

③自国で製品をつくることの意味

今回、消毒液やらマスクやら、相も変わらず品薄状態が続いていますが、その価格が10倍に跳ね上がったマスクなんて僕は絶対に買いません。だって、マスクって、そのほとんどが中国製じゃないですか。そして、このコロナ、つまりは=武漢ウイルスって、要はウイルス研究所から漏れた可能性が高いわけで(あるいはヒラリー派の策略説も捨てがたい)、なんでよりによってその国から買わなきゃいけないのか、意味がわかりません。

そもそも、身の回りの至る所に中国製品が溢れかえってますが、こういうことに慣れてしまうのはやはり怖いことですね。もしもその国に何かがあったらすぐに品薄になってしまうわけでして。ただ今回は、その張本人たる中国からのマスク輸入がほとんどなので、やはり中国はすごい国というか。むしろ儲かってホクホクの人がいますよ。

地球温暖化なんてどうでもよくなってしまったこと

最近、このコロナ騒ぎで、まあ当たり前ですが、僕の大嫌いな「地球温暖化」とか「CO2削減」などという戯言が一切聞かれなくなったのはむしろよかったことだと思ってます。特に、スウェーデンの大人達やマスコミの誤った教育の被害者でもあるグレタ・トゥーンベリさんなんか、もはや全く話題に上らなくなりました。僕は彼女のことはよく知りませんが、なんでも世界気候変動会議(COP24)に参加するために「私はヨットで来ました」などと主張してましたが、じゃあそのヨットを1台つくるために、一体どのぐらいのエネルギーを消費しているのか彼女は考えたことがあるのでしょうか。

特にパリ協定では、過去100年で0.6℃上昇しているので、今後100年の内に温度上昇を2℃以内に抑えるなどと言ってますが、簡単に言うと、そもそもこの気温上昇は、地球上のCO2排出量などの活動によるものではなく、太陽周期に影響されるものなので、仮にCO2の排出量を減らしても、ほとんど変化や影響はないんです(つまりは無意味)。

何より重要なのは、現在の地球科学では、明日の天気すら正確な予測ができないのに、それがどうして100年も先の気候を予測できるのでしょうか

そして近年の極めつけですが、このCO2の各国の排出量等を調整・達成するために、それらに値段を付けて売買ができるという歪んだシステムに、一体なぜ誰も異を唱えないのでしょうか。これはつまりどういうことかというと、これまでみんなが自由に使えた水汲み場に、いきなり巨大資本が乗り込んできて、蛇口を付けて、そしてその蛇口に鍵をかけて、お金を払わないと飲ませない、といったやり口と一緒なんです。要は「本来全くお金とは無関係だったものに(=かわいそうな二酸化炭素)、どうにかお金を紐付けして、それを売買の商品にして、一部の人間達だけが儲かるようにする」という詐欺まがいの手口ですね。だって二酸化炭素なんて空気中のたった0.04%しかないわけでして。

⑤もはや東京都受動喫煙防止条例もどうでもよくなってしまったこと

あと、都内の特定のお店でこの4月から受動禁煙防止条例が全面施行され、店内の喫煙ルールが義務化されましたが、それでお客さんが減ると心配していたお店の皆さんはもう完全に虚を突かれましたよね。そんなこと、もはやこのコロナ騒ぎできれいさっぱり忘れ去られてしまいましたから。このコロナパニックと自粛要請に比べれば、もうどうでもいいの最たるもの、それが喫煙ルールの義務化なわけで。しかし、この条例の施行により分煙室なんかを設けたお店の方は、このコロナパニックで追い打ちをかけられ、もうかわいそすぎます。こういうお店こそ、優先的に補償するべきではないですか。

長くなってきましたのでそろそろやめますが、要は何が言いたいのかというと、世界の気候変動なんかの戯言よりも、そして喫煙ルールなんかの極めて些細なことなんかよりも、今回のコロナみたいにもっと取り組むべき(備えるべき)大事なことがあったってことなんです。

日本も世界も平和ぼけしすぎて無意味な取り組み(EUとか移民とか気候変動)ばかりやってきてましたが、最近は長野や茨城で地震も頻発していますので、今後はこのコロナばかりに気を取られることなく、地震対策も必要ではないでしょうか。間違ってもコロナ騒ぎの方がまだマシだったなんていうことにならないように。