GIGI日記~映画とか本とか~

映画、本、料理、植物、ときどきファッション

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ファッションのこと

これまで、ファッションについては全く触れてなかったので、ちょっと紹介します。

ファッションは大好きですが、いわゆる何系とかいう括りは嫌いです。コンサバ、キレイめ、モード、アメカジ、アウトドア、B系、ストリート、サーフ、バイカー系などと色々ありますが、そういう系列に属することなく、そのときの気分次第でいろいろなファッションを取り入れるのが好きです。

なので、あまり流行には左右されません。その意味では、元黒夢清春さんなんかは、誰もスカジャンなんか着ていないときに着てたりとか、「ファッションの基本はサイズ感!」とか「毎日必ずエロ本を読め!」とか言ってるので、その(格好ではなく)考え方が大好きです。

映画とかで出てきたファッションはよくチェックしますし、参考にします。そういう意味で今の時代は本当に恵まれてますよね。昔は欲しい服があっても今のようにネットがなかったので、ブランドを調べたり買ったりできなかったし、また今のようにブランド古着のお店(カンフル、2ndSTREET、ベクトル、カインドさん等々)も充実していなかったので、服を買うのもほぼ定価でした。

けれど今は、映画出ててきた服を調べたり、オークションで探したり、いくらでも探求できるし、ネットの古着ショップも充実しているので、それこそ定価で買うことはほとんどないわけで。従って、好きなブランドもジャンルに偏らず様々で、ブランドで買うというよりはアイテムで服を選ぶのが基本となっています。

例えば、この冬に重宝するのがDSQUARED2ディースクエアード)のダウンですが、10年ぐらい前のN-3Bみたいな凝った作りのモノです。これはめちゃめちゃかっこよくてクールですが、とにかく高いので、オークションやメルカリで2万以下が基本ですね。それ以外の最近のアイテムはどんどんダサくなってしまって、これはデザイナーが変わったのか、売れすぎて儲け主義に走ったのか・・・。哲学が感じられませんので、一切興味はありません。そもそも洋服に5万とか10万とか、そういう階層の人間ではないし。

そういうブランドって結構あって、アメリカ老舗のGERRY(ジェリー)とかOCEAN PACHIFIC(オーシャン・パシフィック)の70年代の古着はとにかくかっこいいのに、今では見る影もなくなってしまいました。

一方、WOOLRICH(ウールリッチ)とかCARHARTT(カーハート)とかPENDLETON(ペンドルトン)は今でも結構がんばっていて、他の有名ブランドとコラボなんかもよくしてますよね。ウールリッチは良質な古着がよく出ているし、しかも安くてデザインもいいのが特徴で、今着ても全然おかしくないです。カーハートもアメリカ映画を見ていると労働者階級の皆さんが非常によく着てます。最近では「ウィンド・リバー」という映画でジェレミー・レナーがカーハートのイメージビデオか?というぐらいによく着てました。

あとアウトドア系では、ノースフェイスのマクマードパーカとか、ウールリッチのアークティックパーカとか、パタゴニアのフリースとか、ラングラーのランチコートとか、マクレガーのウールジャケットとか、アイテムごとに好きなブランドが結構あります。

少しキレイめ系では、バーバリーブラックレーベルのファーダウンとか、ラルフローレンの「DENIM & SUPPLYライン」のジーンズやパーカーもよくチェックしてましたが、これらのブランドラインはすでに消滅してしまって、もうありません(残念!)。

あとは、Ron herman(ロン・ハーマン)とかFREECITYのパンツ、TMTのウェスタンシャツ、東洋エンタープライズのスカジャンなんかもよくチェックしますが、とにかく基本は古着で、いかに安く手に入れるかがモットーです。

それにミリタリー系では、corinth(コリンス)のN3ーBは、アルファー社よりも作りがよくて丈夫で、しかもUSA製なのでおすすめです。25年以上前に買ったN-3Bが未だに現役です!

とまあ、好きなブランドをざっと紹介しましたが、例えば、15年以上前のドラマ「ビューティフルライフ」のキムタクのファッションなんかは本当におしゃれで、今でもたま~にファッションチェックしますので、見てない方は必見ですね。パタゴニア、ウールリッチ、リーバイス、チャンピオンなんかの古着がふんだんに出てきます。

あと映画では、リバー・フェニックスの出ていた「マイ・プライベート・アイダホ」やマット・ディロンの「ドラッグストア・カウボーイ」(どちらも監督はガス・ヴァン・サント)のファッションも最高にクール。

また、雑誌「lightning」等の編集長がまとめた「stuff」という本も、各誌の編集長の愛用品をじっくりと文章付きで紹介しているので、読んでも眺めてもとても楽しい本なのでおすすめ。新刊でないかなあ~。 

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