GIGI日記~映画とか本とか~

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映画「LA LA LAND」

評価:★★★★★

ようやく見ました。今年の年末年始はいい映画に恵まれまくって大豊作でした。21本中13本がとてもよかった。この確率は奇跡かも。

実は「ラ・ラ・ランド」もBRUTUSの映画特集で怒髪天増子直純さんが強烈におすすめしていたのでやっと見たという感じです。(そして、増子さんの記事は最高におもしろいのでおすすめ。)

そもそもミュージカルは肌に合わず、ず~と敬遠してました。が、が、この映画にはやられました!まず、ミュージカルなんだけど、ほどよい分量の歌とダンスで、ちゃんとドラマ部分が半分ぐらいを占めてます。そこがポイントかな。ずっと歌って踊ってだとさすがに飽きてくるし。

けれど、ミュージカル部分も、ものすご~くよくできていて、見ていてちょ~楽しいです。この楽しさはどっちかというと演劇とかを劇場で見る楽しさに似ているように感じます。カラフルだしノリノリだし風景はきれいだし、カメラワークは巧みでものすごく凝ってるし、昔、何かの雑誌で「この映画のこのシーンは実はカメラを投げて撮っている」という記事を読んだことがあるけど、本当にどうやって撮ったのかわからないシーンばかりで圧巻。

最初はDVDで借りたんだけど、翌日、4Kで見ないとだめだな~と思い直し、朝一でゲオにブルーレイを借りにいきました。ちなみに物語は「夢と現実」とか「何かを得るためには、何かを捨てなければ・・・」とか、まあよくあるパターンではあるんだけど、とにかくヒロインのエマ・ストーンがかわいい。最初はなんかデメキンとかカエルにしか見えないんだけど、怒ったりニッコリ笑ったり、とにかく表情が豊かでコミカルで非常に魅力的!やはり女優はモデルとは違うよなあ~と改めて感じます。あと、ライアン・ゴスリングは渋いねえ~いつも。

ちなみに僕も増子さんと同じく、見終ってからブルー状態が続き、しばらく生活に身が入らないほどインパクトを受けました。立ち直ったのはYOUTUBEエマ・ストーン100の質問に答えるというのがあって、「ライアン・ゴスリングをどう思うか?」という質問にエマが「冷たくて利己的な人間よ!」と吐き捨てるように言ってるのを見てからです。あれはエマの一種のギャグだったのかなあ~。