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その他「アメリカ大統領選挙 不正確定!」

♪~皆さま、こんにちは、そしてこんばんは。ギギ・アンダルシアです。今日のテーマはアメリカ大統領選、不正確定の決定的証拠」でお伝えします。どうぞみなさま、お付き合いください~♪

などと、及川幸久さんのブレーキング・ニュースというユーチューブの語り口をマネしてみましたですハイ。この及川さんという人は、もうひたすらに語り口が柔らかでポイントを絞って説明するのが抜群に上手な方です。

アメリカ大統領選の不正疑惑を題材にしたユーチューブは他にも結構ありますが、やはり抜群に素晴らしいのは、この及川さんのチャンネルです。

で、なんとなんと、とうとうジョージア州公聴会で、その不正そのものが行われている監視カメラの映像が証拠として提出されました!!!!これって誰でもユーチューブでみれますよ。

あのう~これって、かなり衝撃的な事実なんですが、嫁さんに言っても「あっそ、だから?」・・・・みたいな反応で、全く相手にされませ~ん。

あのう~、これって民主主義の崩壊、あるいはNational treason(ナショナル・トリーズン・国家反逆罪)なんですけど。以降では、全て及川さんのユーチューブを見た上でわかった内容を再整理してみました。

今現在、アメリカで起きていることを簡単に整理しますと、アメリカ大統領選挙の激戦州、つまり、ペンシルベニアアリゾナジョージア、ミシガン、ウィスコンシン、ネバタ州の選挙結果について、その不正が明るみに出つつあるわけです。

そして一連のこの流れの根拠は、別にトランプさん一人が不正を叫んでいるわけではなく、宣誓供述書にサインした上で、その不正を訴える人々が次々に出てきているからなんですね。さらに、問題の選挙運営サービスを行っていたドミニオン社の社員からの内部告発なんかもあったわけです。

それを民主党や左派に支配されているアメリカ大手メディアは、これまでは鼻で笑うような報道をしてきましたが、なんと、ジョージア州でその不正の確固たる証拠、つまり監視カメラの映像が公表されたわけです。さて、各メディアは今後どういう対応を取っていくのでしょうか。

ちなみに今現在の激戦州の動きですが、ほぼ全ての州(激戦州)で、強引に州の投票結果を認定しようとする州政府(州知事や州務長官などのトップ)と州議会の戦いとなっています。つまり、これだけ不正の声が上がる中で、州議会は公聴会を開き、証言を聞いた上で、選挙人を議会で決めるという、合衆国憲法修正第14条に則った権利を公使しようとしています。ちなみに、それら激戦州の州議会は全て共和党過半数を握ってますので、それが認められれば、なんなくトランプ大統領が再選を果たすことになります。
しかし、そう簡単に事は運びません。なぜなら、州政府側が権力を使って必死にそれを食い止めようとするからなんですね。でなぜ、州政府が頑なに(不正な)選挙結果を強行しようとするのかというと、選挙運営サービス会社であるドミニオン社から莫大なキックバックを受け取っている(可能性が高い)からなんです。

以下、各州の現在までの動きを簡単に。

ペンシルベニア州
11/25・27に公聴会が開かれ、選挙人は議会が選ぶことが決定しましたが、議員の任期?が12月の頭に切れ、結局決まらずに時間切れとなりました。つまり、バイデン票のままということで州政府の決定が確定したわけですが、それに対し、連邦上院議員テッド・クルーズ議員が最高裁「これだけ不正の証拠が挙がっているのに、州政府決定をそのまま通すのはおかしいだろコラッ!」と、エマージェンシー・アピール(緊急の訴え)を起こしたようですね。

アリゾナ州
12/1に公聴会が開かれ、その証言の中で、ホワイトハットという不正を見つけるハッカーの一人が、ドミニオンのサーバーが選挙戦当時ネットに接続されていたことや、その際にドイツのフランクフルトからハッキングを受けていて、サーバー内に不正のプログラム(バックドア)があったことまでを証言をした模様です。ドミニオン社はこれまで、選挙システム自体は完全なクローズドで、ネットになんかに接続してるわけね~だろアホ!などと主張していたようですが、これが覆ったわけですね。ちなみに今現在、このドミニオン社の資本はほぼ中国が握っていることが判明しており、かつ上層部は雲隠れ状態のようですね。

ジョージア州
で、ジョージア州ですが、昨日公聴会が行われ、不正の決定的な瞬間を捉えた監視カメラの映像が公開されました!ジョージア州のフルトン・カウンティー(郡)の投票所で、職員が帰った後に4人だけが残り、こいつらが机の下に隠したキャリーバッグを次々に引っ張り出して、せっせとその(バイデン)票を大量に机の上に載っけてる姿が全て映っています。そのうちの一人はすでに身元が判明し、ルビー・フリーマンという女性であることが明らかになっています。

これを受け、「不正はない」と言い張っていたブライアン・ケンプ州知事がようやく投票の監査を命じるに至りました。州務長官のブラッド・ラフェンスベルガー氏への包囲網が徐々に狭まってきたわけですね。しかし、実はこの2人って共和党なわけですよ。ですが、ドミニオン社から多額のキックバックを受け取っていたわけですから、その悪行を白日の元に晒し、法の下に裁かれる日は近いかと。

ミシガン州
たしかミシガン州最高裁重大な不正を実証する証拠があるため、独立機関による再集計を命じたほか、12/1に公聴会が開かれたと思われますが、詳細はわかりません。

ウィスコンシン州
公聴会が行われる日取りがまだ(僕は)わかりません。

⑥ネバタ州
公聴会が12/3に行われたはずですが、どうなったんでしょう。

以上のように、現在、アメリカはこのような混沌とした水面下の内戦状態となっております。

でさらに、ドミニオン社のサーバーがドイツのフランクフルトにあって、それが実はCIA(中央情報局)の所有となっていて、それをアメリカのSpecial Forces(スペシャル・フォーシズ・特殊殊部隊)が強襲して、銃撃戦になったとの報道もあったようです。この特殊部隊はおそらくデルタ・フォースで、デルタとCIAが銃撃戦となり、デルタ側が5人死亡、CIA側が1人死亡という凄惨な状況となったようですね。しかもなんと、その場に現CIA長官のジーナ・ハスペルさんがいたとかいないとか・・・。

このことは、アメリカの元大統領顧問であったマイケル・フリンさんと、その盟友のトーマス・マキナリーという元中将がWVW(ワールド・ビュー・ブロード・キャスト・ネットワーク)というネット系のメディアにおいてライブで証言しています。

そしてそして、そのサーバーにアクセスし、大統領選挙に介入していたのは、なんと中国共産党であったようですね。ちなみに、イランとロシアもサーバーにアクセスしていたようですが・・・。

つまり、今現在、アメリカは中国との内戦状態にあるわけで、この攻撃はつまり、日本軍のパール・ハーバー真珠湾攻撃や、2001年9月11日のアメリ同時多発テロに匹敵するとんでもない脅威であると認識しているようです。

なので、今現在は世界中がこのアメリカ大統領選挙不正疑惑に注目しているわけですが、なぜか我が国だけは全く無視され一切報道されません。

そして、我が国の連日の報道といえば、(テレビを見ないので)僕が全く知らないヘンな芸人のイジメ会見だけという不毛極まりないこの姿勢。ここで断言しますが、この国がどんどんダメになっているのは何よりも腐りきったマスコミのせいですね。そしてそれを支持する国民もまたしかりですが。

数回前の及川さんが自身のチャンネルで言っていましたが、トランプ陣営や弁護団ジュリアーニさん、リン・ウッドさん、それにクラーケンのシドニー・パウエルさん、それと香港の一連の騒動で実刑が確定してしまったジョシュア・ウォンさん、アグネス・チョウさんなんかも、みんな民主主義を守るため、あるいは勝ち取るために命がけで戦っているわけですよ!

それはなぜか?それは、そこに希望があるからです、希望があると思いたいからです

しかるに、この(僕が)見たことも聞いたこともない芸人、というか一個人を、マスコミ総出で叩き、総出でいじめ抜く国なんかに、果たして希望はありますか?

その他「アメリカ大統領選挙 不正疑惑!」

最近なんだか究極に仕事が忙しくなってきました。もう映画もブログもとんとご無沙汰状態です。・・・が、書かずにはいられません、アメリカ大統領選挙不正疑惑!!!

この疑惑って今や世界中が注目しているトピックスなんですが、やはり日本ではほとんど報道されてませんね。つまりは日本のマスコミがクソ、ということが一番の原因ですが、やはり世界的にもレベルが非常に低いのが日本のマスコミ業界といったところでしょうか。

しかし、今はYOUTUBEという優れたサービスがありますので、日本でも本当に頭のいい人はそれを見たり聞いたりして真の情報に触れることができるようになりました。いや~これって革命的なことなんですが、あんまりそのすごさが理解されてないですよね。まあ、その分だけくそチャンネルも大量にありますが・・・・。

さて前置きはともかく、僕はYouTube「THE WISDOM CHANNEL」を主催する及川幸久(おいかわゆきひさ)さんの動画で一連の不正疑惑のあらましを知ることができました。この人って「幸福実現党」の方だったんですね。宗教には全く興味はありませんが、 この人の政治経済ニュースは非常にわかりやすくて、また語り口も軽やかでダンディーでものすごくお勧めのチャンネルです(まあ、宗教には入りませんが)。しかし、街頭演説なんかを聞いても幸福実現党の人って話し上手ですよね。

で、以降に書くことは全て及川さんのチャンネルの受け売りです。

まず、今回の大統領選挙の不正疑惑ですが、何より問題になっているのは、ジョージア、ミシガン、ペンシルバニア、ネバタ、アリゾナウィスコンシン州なんかの激戦州です。

で、確かに思い起こしてみると、各州の獲得選挙人数の画面が途中で止まってしまってそのまま放置プレイされてしまったわけですが、こんなことってこれまでなかったわけですよ。

そしてその不正の核心ですが、実は、選挙を運営するサービス会社であるドミニオンなんですね。そしてそして、選挙運営をこの会社に委託している州は全米50州の内なんと28州もあるわけです、過半数超えてるわけですよ。もうその時点でインチキ臭が漂ってます。

でなぜ、こんなにこの会社に委託する州が多いのかというと、この会社がその州の州知事や州務長官らの高官に多額のキックバック(見返り)を行っているからなんです。先のブログで酷評した「新たなマイノリティの誕生」でも紹介されていましたが、未だにアメリカという国は、特に貧しい州で政府高官の不正や癒着が常態化しているんですね。ちょっとにわかに信じられませんが。

さらに、このドミニオンの投票に使われたシステムは、スマートマティック社のソフトウェアが使われているんですが、これがまたバックドア、つまり不正にハッキング可能なシステムが内蔵されていたようなんです。

で、今回の件は、このドミニオン社が主導して行ったのか、それとも選挙に関わった民主党員が実行したのかは定かではありませんが、選挙システムに不法に侵入して票を操作したり、郵便で大量の署名の入っていないバイデン票をカウントしたり、トランプ票の不在者投票分をカウントしなかったりと、もうありとあらゆる不正行為が行われたようですね。これってもう民主主義の崩壊ではないですか。

で、この真相を解明するため、アメリカでは元ニューヨーク市長のジュリアーニさん(この人も弁護士だったんですね)や、人権弁護士として名高いL.リン・ウッドさん、そして正義の弁護士、シドニー・パウエルさん(女性)なんかが弁護団を結成し、アメリカの民主主義を守るため、トランプ大統領の票を守るため、今必死で戦っているわけです。これって後々に映画化されるかもしれませんよ。

特にシドニー・パウエルさんは、少し前に元国家安全保障担当顧問(大統領補佐官)を務めたマイケル・フリン氏がロシア疑惑で追い込まれた際に、その無実を証明して救った辣腕弁護士で、正義の弁護士として一躍有名になりました。

その後、理由もわからぬままシドニー・パウエルさんはすぐにトランプ弁護団を離れたわけですが、実は、とうとう、昨日の11月24日(感謝祭(サンクス・ギビング・デイ)の前日)に、ジョージア州に対し、不正選挙関連の告訴状を大量の証拠とともに突きつけました!!!!そしてその内容は同時にネット上にも全てUPされたようですね、まあ、読んでませんが・・・。

つまり、エセ共和党RINOリノ共和党のふりをした民主党員)であるジョージア州知事のブライアン・ケンプと、同じくジョージア州の州務長官のブラッド・ラフェンスベルガー(どっちもドイツ系?)包囲網が徐々に狭まってきたということなんで~す。この二人ってば、実はドミニオン社からとんでもないキックバックをもらっていたわけで~すハイ。

まあこいつら以外にも、とにかく今回の選挙では不可解な動きが多すぎるんです。

例えば、元ドミニオン社のケリー・ギャレットさんという女性は、社員時代、ドミニオン社の提供する選挙運営サービスをミシガン州に売り込み、2,500万ドルの超大型契約を勝ち取ったわけですが、彼女はその後すぐに会社を辞め、ほどなくして同じくミシガン州オークランドカウンティーの中にある都市で、ちゃっかりと市長になってるんですね。しかも、その際に使われた選挙運営サービスもまたドミニオン社だったというから驚きです。

また、このドミニオン社を立ち上げたのは2人のベネズエラで、ベネズエラではこのシステムを使って不正選挙が公然と行われていたようなんですね。

挙げ句に、ドミニオン社にソフトウェアを提供しているスマートマティック社のチェアマンが、なんとバイデンの政権以降チームの一員になっていたりするんです。

と、もうここまで来るとグレー度というか、ブラック度満載ではないですか。いや~しばらくはこの大統領選不正疑惑から目が離せませ~ん。

一方、日本のマスコミ連中は、本当のことは何も知らずに「トランプは未だに負けを認めようとしない子供みたいな奴だ、恥を知れ恥を!!」などと、全くとんちんかんの事実とは異なる報道を垂れ流していますが、おまえらこそ恥を知れ!と言いたいです。

あのね、トランプ大統領は今、シドニー・パウエルさんと一緒に民主主義を守るために命がけで戦ってるんですよ。そういう事実を一切報じないこの国のマスコミって、実はもう民主主義とはほど遠い存在になってるんじゃないですか。そうです、権力を監視するどころか、自分たちが権力そのものになってしまってるってことなんですが・・・。
とにかく、年内はシドニー・パウエルさんから目が離せませ~ん!!

あっ、こう書いていて、なんだか久しぶりにウォーレン・ベイティの大統領選挙を題材にした映画「ブルワース」が見たくなってきましたね。

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本「続・定年バカ」

そうです、僕の大好きな勢古浩爾(せこ・こうじ)さんの最近の本です。もう最高に愉快痛快で面白いです。

まあ、勢古浩爾さんのスタイルとして、徹底的にそれに関連する書籍を読みまくり、一冊ずつそのダメっぷりを論破していくんですが、その痛快なこと痛快なこと。
もう大好きで、この人の本はほとんど持ってると思います。

で今回やり玉に挙がったのが、定年後の「お金」「孤独」「健康」「仕事」「生きがい」なんかのキーワードで不安を巧妙に煽り、かつ最近はやりの人生100年時代」などの大嘘をのたまって、かつそこに単なる投資(マネーゲーム)を「資産形成」などと当たり障りのない用語に置き換え、年寄りや定年間近のオッサンやオバさん達から根こそぎ金を搾り取ろうとする銀行、保険、出版、旅行、テレビ、はては国の関係者とその連合体どもで~す。

こいつらってもう金儲けのことしか考えていないので、そのためには何だってするわけです。ホリエモンイノベーション大学もそうですが、誰一人成功していないのに、会員になれとか本を買えとかって煽って、結局一番得してるのは主催者のこいつらだけという(あっ、ホリエさん自体は結構好きですが、それに騙される輩が哀れとしか)。

そういう人生100年時代」とかいう大嘘の波に乗って小金を稼ごうとする作家、評論家、経済学者、コメンテーターの大量のゴミ本をきちんと?読んで、一冊ずつ引導を渡していく勢古浩爾さんのスナイパー的な文章がもう最高に楽しいんです。

そして最終的には究極の理論、結局は「善し悪し」よりも「好き嫌い」が優先するという帰結、これはもう確かにその通りだと思いますね。

僕も激しく同意します。みんなテレビが大好きで、テレビのいうことを鵜呑みにして、芸能人も大好きで、旅行とか飲み会とかに精を出して、ツイートとかインスタなんかのつながりを大事にして、トイレで用を足すときすらスマホ方手に持って(歯を磨くときも!)、電車でもジジイババアまでスマホいじって、そして流行れば誰でも鬼滅の刃」を見に行って、と。。。。

僕は上記のこと、何一つやりたいと思いませんし、①コンビニも高級レストランも食べ歩きも、②酒もワインも、③スポーツ観戦もオリンピックも、④ゴルフも車も、⑤演劇も歌舞伎もジャニーズも芸能界も(日本の)音楽業界も邦画も、⑥旅行もスポーツも習い事も地域活動も何一つ全く完膚なきまでに興味ありませんね。

そもそもどうしてそこまで興味があるのかが不明かつ理解不能。ただ、誰も興味がなければ、そういう世界が成り立たくなるのでしょうがないと思いますが。

でそうなると、じゃあ何が好きなのかというと、映画、本、アニメ、マンガ、家庭菜園、植物、ファッション、ブーツ、アメカジ、料理、買い物、散歩、猫ちゃんなどなどに加え、最近ではユーチューブリー・ズーチーさんとか一人前食堂とか)も好きで、まあいくらでもあるわけでして。あとタバコも。

あっ、なんかバイデンさんに決まったみたいですね。ブーたれてじたんだ踏んで悔しがるトランプさんの顔が目に浮かぶようです。もう民主党の不正はきれいさっぱりなかったことにされそうでね。マスコミが民主党とグルなので、そりゃ覆すのは無理ですよ。

あ~これでまたアメリカは軍産複合体に政権を乗っ取られるでしょう。しかし、アメリカ人って単純ですよね。そもそも大統領が変わったくらいで生活が改善するわけないんですが、みんな国に思いっきり依存しきってて、いかに庶民の生活が大変かを物語っているように感じます。

あっ話がそれましたが、でつまり、人間って結局のころ好き嫌いがすべてってことなんですよ。なので、安易に銀行、保険、出版、旅行、テレビなんかに煽られたときに、すぐに不安になるんじゃなくて、自分の好き嫌いで直感的に判断することこそ、これからの時代ほんとに大切なんじゃないでしょうかね。まあその前に、自分は何が好きなのかをきちんと知っておく必要があるわけですが。

勢古浩爾さん、一昨年脳梗塞をされたそうですが、これからもよいスナイパー作家でいてください。

続 定年バカ (SB新書)

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定年バカ (SB新書)

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本「新たなマイノリティの誕生」

はい、やってしまいました。久々の難解本でした~。まず僕は、アメリカの歴史や50州の誕生、そして近年の白人労働者階級の没落などに興味があり、この表紙の写真もかっこいいこの本をどうにかメルカリで手に入れたわけです。
そして、ほぼ1ヵ月ほどかけて毎日夜寝る前に読んでいるんですが、哀しいかな、まだ読み終わってません・・・もう眠くて眠くて。

それほどにつまらない、それほどに難解、それほどに意味がわからないクソつま最低最悪学者御用達自己満足マスターベーション野郎本であることがほぼ明らかになったかと。

まず冒頭からして意味がわかりません。「・・・世論は妥協を好むものだが、自らの選好については急速に非妥協的になっている」って、1回読んでするっと頭に入ってくる人っているんでしょうか。「人は普通、妥協しがちだけど、何を選択するかは絶対に妥協しない人が増えている」ってことでしょうか。僕の頭が悪すぎてもう意味不明の理解不能
で、そういう暗号みたいな文書が延々と続きます。あとはそれに続くイントロの長さといったらもうっ。

~~にありがとう、妻にありがとう、献身的な努力をしてくれたスタッフのサンドラにありがとう、トムにありがとう、パン屋のジョンにありがとう、尊敬するボブにもありがとう、犬や猫にもありがとう~、っっっって。
もううるせ~よ、テメ~はどこかの宗教の伝道師かよっ!と突っ込みたくなります。

この本の趣旨は、アメリカの白人ワーキングクラスの没落が顕著な都市であるイギリスのイーストロンドンのバーキング・ダゲナムと、アメリオハイオ州ヤングスタウンを研究対象として、そこに暮らす周辺に追いやられた彼らの声を聞くことで、その階級的分断の本質や、彼らの政治的選好や社会行動を分析し、それによって現代の移民政策や政治体制の限界を明らかにしていこうとするモノのようです。

が、それらの調査手法は主に120人に行ったインタビューによるものと、補完的にインターネット調査をイギリスの成人約5,000人とアメリカの成人1,000人を対象に行ったようです。しかし、インタビュー120人って、少なっ!

で、結論からすると、ちゃんと理解できてないし、そもそも理解不能な文章のオンパレードなので間違っている可能性も大ですが、要はこれらの都市に住む白人ワーキングクラスの人々は、当時は活況だった自動車産業や鉄鋼業が衰退し、政治・経済・社会が崩壊した挙げ句、そこに大量の移民が移入してきた結果、政府はその移民だけを優遇する社会保障政策を行い、白人は労働者階級は周辺に追いやられているというだけの話なんですね。で、白人達はそんな移民を見下しているので「自分たちは死んでも社会保障を受け取るわけにはいかない!」というプライドが邪魔して安い賃金でこき使われて・・・っていう笑えない悲惨なナラティブ(物語)です。

こんな内容で一冊の本にするなよこのシャイセ野郎っ!と叫びましたですはい。

そしてこの本がダメ化してしまった理由を色々考えてみますが、まず翻訳がドヘタということがあります。だって、「このモラルに関する語り(ナラティブ)は重要な人口動態に関する語り(ナラティブ)を覆い隠している」って、意味わかりますでしょうか。

僕的にはもはや「ナラティブ」イコール機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」くらいしか思い浮かびませ~ん。

翻訳者は東大、北大、神戸大のお偉い先生方なんですが、もはやグーグル翻訳の方がマシじゃね?的なレベルで、だから学者連中ってダメなんですよね。読む人のことを全く考えていないというか。まあこの人たちってほとんど研究室にしかいないので、世の中の仕組みを全く理解してないのかもしれません。確かに本の後書きで「学術書なので難しい部分もあるかもしれない」などとエクスキューズされていますが、あのう~難しいところしかないんですが。。。

というより、元々の原著、つまりはジャスティン・ゲストさんの文章そのものがクソだったということの方が大きいのかもしれません。かつて紹介した超難解本の「ブラックウォーター」のように。

しかし、最近はやってますよね。こういう自己満研究者の書いた難解な研究成果だかドクター論文を、かっこいいジャケット写真を載っけて、意味ありげな題目を付けてAmazonで大々的に売り出すという手法が。

一番頭にくるのが、このジャケットのかっこいいアメカジで決めたオッサンが本書には一回も出てこないってことです。ヒゲ伸ばし放題で古着のTシャツ軍の放出モノのM-65ジャケットを羽織り、いかにもアメリカ白人労働者階級の代表みたいな眼差しをしてますが、実はこの本用に雇ったモデルさんだったのかもしれません。

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久しぶりの雑文と映画「ニューオリンズ・トライアル」

さてさて皆様こんばんわ。そこまで切羽詰まって忙しいわけではないのですが、なぜかブログが休止しがちになっています。まあその理由の最たるものは「そもそも映画を見ていないから」の一言なんですが、要は、最近のネトフリとかアマプラとかのサブスク形式のせいで、見たい映画が気軽にレンタルできなくなってしまったからなんですね。

スターウォーズ9のスカイウォーカーの夜明けしかり、ネトフリのアイリッシュマンとか、ゲオやツタヤじゃレンタルしてませんし・・・。もう今後は、ますますこういうサブスクが幅を効かしていくんでしょうか?

って、もうっふざけんな~!このファッッック~!と叫びたいです。

そして、映画ばかりか最近はOFFICE365とかのソフトやYOUTUBEとかまでサブスク化してしまって、僕のようにずっと継続してお金を払いたくない人間にとってはもうっうっるせっ~~シャイセっっ!!!と叫ぶしかないかと。

みんな会員登録して月々お金払うのがそんなに好きなんでしょうか。月々の支払いはネットの接続料格安スマホのほか、マンションの管理費と修繕積立金、そして電気代とかガス代でもう十分ですわ。これ以上誰が増やすかっての。

そしてそんな状況のさなか、先の10月になんとタバコがさらに値上げになり、もうムカついてムカついて現時点で最安(350円?)のフォルテ(しかし細!)に変えようかとすら思っているわけで。

しかも、健康増進法のからみで受動禁煙防止対策が着々と進められ、僕の会社付近の広大なタバコ吸い場が廃止された結果、元々そこを愛用していた奴らが僕の会社のビルの喫煙所に殺到し、連日3密上等の芋洗い年末年始アメ横状態ですわ。

でしかも、オヤジども(若いのもいますが)が、もうペチェクチャぺちゃくちゃ唾、泡沫、唾液の飛ばし放題で、クラスター爆弾どころかバンカーバスター状態で、コロナを全く気にしてない僕ですら顔をしかめ、イライラとムカつきがこみ上げてくる始末。

あのう~、うちのビルに関係ない人たち、もう来ないでくれませんかね~頼むから。しっかし、愛煙家どもはなぜか目ざとく知ってるんですよね~タバコ吸える場所。なんだかGOOGLEマップなんかに喫煙可能エリアでもが表示されるんでしょうか。もはやこうなると、ぺちゃくちゃとくっちゃべってるルール違反の奴らは全員コロナにかかって死ぬか重篤化してほしいですハイ。なぜ、いい大人が友達とか同僚とつるんでタバコを吸いに来るのかが意味不明です。頼むから一人で来いよ。

そして、揉めてますねえ~アメリカ大統領選挙。日本では負けそうなトランプがごねて最後の悪あがきをしている的なニュアンスで報道されていますが、アメリカの大統領選って実はとんでもなく不正が横行しており、今回は民主党側が偽造した郵便票が選挙の後半になって大量に届き、一部の州では選挙人登録数を超える事態が起きて、トランプが一時集計を中断させる事態となったわけですが、そのことがほとんど報道されませんね。

実はトランプさんは言われているほどダメな大統領だったわけではなく、アメリカを軍産複合体の支配から取り戻そうとした骨のある男だったことすら誰も知りませんよね。トランプの戦略は、世界覇権国としてのアメリカを放棄し(中国に譲り)、世界中の基地から米軍を撤退させ、アメリカ第一主義自国主義を貫こうとした矢先にこの不正選挙ですから、やはりもっと裏の、軍産複合体を標榜する大物達(ロックフェラーやその後継者のキッシンジャーなど)が綿密に仕組んだことなのかもしれません。

まあそれは今後、仮にバイデンというじーさんが大統領になった後の政策を見れば徐々に明らかになっていくでしょうが。って、こういう見解を伝えるニュースメディアが一つくらいはあってもいいと思いますが、日本のジャーナリズムは絶滅してしまったので無理でしょうね。

そして、最近のホリエモンさんのツイッター騒動、あまりにも幼稚で笑えませんね。ムカついた時に自分の有名性を(無意識にでも)利用するという行為は絶対に許されないと思います。餃子屋さんが究極にかわいそうです。だって地道に必死にがんばっていた一般人じゃないですか。でなにより、お店に嫌がらせをしたホリエモン信者のクソどもはもういいからみんな家に帰って首吊って死んでほしいですね。こういう奴らの神経が理解できません。あのう~、国家権力の皆様、今こそ是非、こいつらを逮捕のうえ法廷に持ち込むことを痛烈に希望します。

なんだか、ツイッターとかインスタとかフェイスブックとか僕は何一つ興味ありませんが、本当に必要なんでしょうか。こういう影なきテロリストみたいな歪んだ病的な奴らが増える一方ではないですかね。僕はホリエさんが決して嫌いではないので、ものすご~く残念でした。結構本も買ってるのに。あとね、信者の皆さん、君たちはどうあがいても絶対にホリエモンさんみたいにはなれませんので、そこんとこ肝に銘じましょうね。

なんだか、少し哀しい記事になってしまいました。こういうときはあの映画でも見て気分をリフレッシュしてはどうかと。それは、僕の大好きなレイチェル・ワイズちゃん主演の法廷映画ニューオリンズ・トライアル」で~す。

物語はニューオリンズで起きた凄惨な銃乱射事件について、銃会社とその被害者の遺族側が争うんですが、銃会社側が豊富な資金を使ってやり手の陪審コンサルタントであるランキン・フィッチを雇うんですね。このフィッチ役を名優ジーン・ハックマンが演じてるんですが、この陪審コンサルタントというのは、陪審員候補を徹底的に調べ上げ、雇い主の有利に裁判が進むように、陪審員選びから法廷の進め方まで、逐一裁判を裏で取り仕切る会社のことで、もはや弁護士なんて陪審コンサルの言いなりに過ぎないんですよ。

その陪審員候補の一人として、ニコラス・イースターというゲームオタクっぽい青年が選ばれることから物語が動き出すんですが、このイースター役を、冴えない役がピカ一で「ハイ・フィデリティ」でもそのダメさを遺憾なく発揮しているジョン・キューザック兄貴が演じてます。で、そこに謎の美女、マーリー、つまりレイチェル・ワイズちゃんが絡んできて、果たしてこの二人の正体は?そして裁判の行方はどうなるのか。

っっっと書いていて、また見たくなってきました。特にいや~なニュースが続いたとき、世に悪がはびこるとき、僕はこの映画を見て勇気をもらうことにしてます。

そうです、悪は裁かれなければならないんですよ。そして裁かれた後、罪を償わなければいけないんですよ、聞いてますかね、影なきテロリストの皆様。あと、うちのビルに何の関係もない喫煙目的のおっさん達もですよ。

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映画「試験明けに見た映画」

皆様、まだ10月なのにものすご~く寒いですね。しかも都内はずっと天気が悪く、洗濯もろくにできないし、したらしたで半乾きでちょ~臭いので、洗濯機にたまる一方で困ります。「天気の子」のラストみたいに、雨が止まないことがいかに憂鬱きわまりないかってことなんですが、さてさて本日は久しぶりに都内も青空がのぞき、最高に気持ちのいい一日でした。洗濯もして、里芋も収穫し、枯れかけたゴーヤーも片付けて、いやいやかなり忙しかったです。

しかし、この寒さって、地球は温暖化どころかむしろ寒冷化してるんではないでしょうか?そうなったとき、今、温暖化!温暖化!と騒いでる学者とか博士連中は、全員責任を取って解雇またはドクター免許を剥奪すべきだと思います。

ところで、ブログを久々に書くと時の流れが異常なほど早く感じます。だってこの前書いた記事が9月24日でしたので、もう3週間も経ってる!!!という。一体オレは何をやっていたのか!と驚愕します。まあそれだけ忙しい毎日を過ごしてたってことでしょうか。

で、この間に、映画を8本、ドラマも半沢直樹のシーズン1と2及びBG身辺警護人のシーズン2をコンプリート、あと本を数冊、でマンガも連載中の新刊を数冊のほか、「ナニワめし暮らし」を7巻まで読みましたので、もはや最初の方に見た映画なんてほぼ憶えてませ~ん。ので、特に映画だけは忘れないうちに一口コメントとともに紹介しておきましょう。

「レディ・エージェント 第三帝国を滅ぼした女たち」(評価:★★★★☆)
「あなたはまだ帰ってこない」(評価:★★☆☆☆)
「ロシアン・スナイパー」(評価:★★★☆☆)
「グレート・エスケイプ」(評価:★☆☆☆☆)
シャーロット・グレイ(評価:★☆☆☆☆)
「戦火の馬」(評価:★★☆☆☆)
「ストップ・ロス」(評価:★★★☆☆)
「思秋期」(評価:★★☆☆☆)

で、今回まとめてみたこれらの映画は哀しいかな不作続きででした。しかも借りたDVDの冒頭の新作紹介コーナーで騙されて連鎖的に借りてしまったものも多く、ジャンルがもはや一貫性がありませ~ん。もはや憶えていないのが大部分ですので、感覚的にさらっとコメントしてみようと思います。

まず①~⑤は第二次大戦もので、⑥は第一次大戦、⑦はイラク戦争(息子ブッシュ)もの、そして⑧は現代物となります。

で①の「レディ・エージェント」ですが、これは第二次大戦ナチスもので、唯一ものすごくよかったです。ソフィー・マルソー率いる女性5~6人組が、ノルマンディー上陸作戦に関する重要な情報を持った医者?をナチスから奪還するために、訓練を受けて、敵地にパラシュートで潜入し、逃げたり隠れたりドンパチやったりで健闘するんですが、その過程で一人また一人とやられていって、果たしてソフィー・マルソーは生き残れるのか?といった戦場潜入サバイバルアクション映画なんですが、なんでも実話だそうですね。ってホントかよ?次回、もう一度みてレビューしようかと。

次に②「あなたはまだ帰ってこない」ですが、これは第二次大戦ナチスもののフランス映画です。僕の好きなブノワ・マジメルさんが出てるんですが、彼はフレンチ・ノワール映画の最高峰で、ちょい悪おやじオリヴィエ・マルシャル監督の裏切りの闇で眠れで最高にクールな役を演じてますが、しかしこの映画では、もう、すこぶる、太ったのう~、デブよのう~と、若干残念さが否めませんでした。映画の方も、ナチに政治犯として連れ去られた夫の帰りを待つ奥さんの話なんですが、もうグダグダ感とダラダラ感満載で、かつ随所で不要な回想や夢想が頻繁にカットインされるので、みてて「なんだかな~」と、気だるくなってきます。

そして③の「ロシアン・スナイパー」ですが、第二次大戦でソ連のスナイパーとして活躍した女性兵士の物語です。彼女はなんでもアメリカのルーズベルト大統領の奥さんと交流があったようで、二人のやり取りがなんとなく嘘くささはあるものの、主演の女の子もかわいいしでそれなりに見応えがあります。

で④「グレート・エスケイプ」ですが、期待外れ感満載の映画で、もはやあらすじは思い出せません。でてくる軍人もみんな勝手な奴ばかりだし。ただし、ジャケットのウンチクだけはいっちょ前です。誰も知らないのに戦後70周年記念イヤーの超大作!とかって。このニューセレクトって会社、ハッタリのかましからしてただ者ではないかと。

シャーロット・グレイもまた期待外れの一本。イギリスの名女優ケイト・ブランシェット主演だし、かつ知名度もそこそこ高かったので期待してたんですが、もはや駄作以外の何物でもなくて。だって、ケイト・ブランシェットがイギリスの女スパイとなって、ドイツ占領下の南フランスに潜入するんですが、とくに何の活躍もしてないのに「キミは優秀だっ!」とかって持ち上げられたり、もう意味がわかりません。①の「レディ・エージェント」の足下にも及びませ~ん。

さて、⑥の「戦火の馬」ですが、みんな大好きスティーブン・スピルバーグですよ。しつこい(ねちっこい)演出で有名なスピルバーグおやじですよ。で、一つ思ったのは、予定調和も大概にしろ!ってことなんです。そもそも戦場でたくさん死んでしまう馬たちがかわいそうだし。この映画が楽しめなかったのは僕がもうオッサンになったからなんでしょうかね。けど、まあ唯一、物語終盤の5分間の突撃シーンは、あのプライベート・ライアン」の冒頭10分のノルマンディー上陸作戦に匹敵するすさまじさ。たぶんスピルバーグおやじはこの部分を撮りたかっただけなんじゃないですか。ライアン一等兵とか馬とかどうでもいいのかも。もう兵隊達がゴミのように死んでいきます。このシーンをみれば民主主義とか自由平等なんて木っ端みじんに吹き飛びますね。

⑦の「ストップ・ロス」って、金融取引の手法のことではないですよ。ここでのストップ・ロスとは、アメリカの兵隊不足を解消するため、兵士の兵役期間を無制限に延長できるという、イラク戦争ブッシュ政権が編み出したとんでもない裏技のことなんですね。もはや偉い人たちは兵隊達のことなんて人間とすら思ってなくて、消耗品程度にしか考えてないわけです。で、主演のライアン・フィリップ兄キが、この制度で除隊が認められず、再びイラク行きが決まった時点で軍を逃げ出して大暴れ?するという物語なんですが、アメリカのダメさ加減が痛烈に伝わる一本ですね。ちなみに一緒に逃げるライアン・フィリップの幼なじみの女の子のアビー・コーニッシュちゃんがクールでかっこいいです。

最後は、DVDの冒頭の番宣で気になり、それなりに期待してた⑧「思秋期」ですが、つまりはこの「秋(しゅん)」というところ、あえて「春」でないところがポイントです。要は主演が若者とか青年ではなく初老のオヤジの物語なんですね。そして主演は、ユアン・マクレガー主演の名作トレインスポッティング」のバーテンダーで、先の「戦火の馬」にも出ていたピーター・ミュランおやじが張ってます。

しかし、僕はもう、冒頭からダメでした・・・。物語全般としてはそこまで悪くはないんですが、たった一つのシーン、つまりはこの主役が自分のダメさ加減を棚に上げ、自分にではなくペットや動物に八つ当たりするってところなんです。なぜこんな動物虐待みたいな映画が世界的に絶賛されたのか理解に苦しみます。監督もクソですよ、このシーンって映画に必須条件だったんでしょうか。そこさえなければそれなりに楽しめた映画だったので非常に残念です。「戦火の馬」もそうですが、動物に罪はこれっぽっちもないわけでして。

というように、今回の映画は不作続きでしたが、ともあれ「レディ・エージェント」だけはよくできていて、美人でクールな女スパイ達が銃を持って勇敢にナチと戦うシーンはとにかくかっこいいし必見です。

あっ、長くなってきましたので次回の記事に譲りますが、「ナニワめし暮らし」というマンガ、ものすご~く面白いです。いわゆるグルメマンガではありますが、哲学的な要素がふんだんに盛り込まれており、人と人、生き方、こだわり、関係性、距離感なんかの生きるうえでの色んなモヤモヤについて、その一つの解やヒントが食を通して痛快に描かれていますので、読んでてホントに元気がでます。子供達も倫理の教科書なんかよりもこっちを読んだ方がよっぽどいいかと。

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その他「中国のとんでもない美女のYoutube」

試験勉強していた時でしょうか、休憩中に見たYOUTUBEに度肝を抜かれました。それは、後で知ったんですが、中国の四川省で暮らす李 子柒(リー・ズーチー、英語: Li Ziqi)さんのYOUTUBEだったんですね。

最初は、なんか中国のドラマのワンシーンがYOUTUBEで流れているだけだと思ってて「美人な女優だな~」とかって3分ほど見てたんですが、まあ、この子が布を染めたり、木の実とかキノコとか山の幸を集めたり、でっかい中華鍋で料理を作ったりと、あくせく働いてものすごく忙しいんですね。

で、いつになっても物語がはじまらないので、「変だな~」とかって見てたわけですが、要は、この映像って、ドラマでも何でもなくて、単に、中国の山奥でおばあちゃんと暮らす女性のビデオブログだったんですね(中国ではYOUTUBEは御法度?なので、YOUTUBERではなくて、ビデオ・ブロガーとのことでした)。

もう衝撃でひっくり返りそうになりましたよ。だってルックスはもはや新垣結衣さんをさらに美人に(ありえるの?)したようなとんでもない美しさ(超美女)なんですよ。もう日本にいたら一発で渋谷でスカウトされること請け合いとしか・・・。

でしかも、そんな美女が、草履に自分の作った服を着て(これがまたお洒落なんです)、細くて白い手足でせっせと畑を耕したり、竹を切りだして柵を作ったり、その柵にバラを這わせたり、デカい岩を振動ドリルで割ってその石を一輪車(通称、ネコ)に乗っけて運んで石畳の道を作ったりとかって、もうこの人ってランドスケープ・アーキテクトでしょうか?

でさらに、畑や山で育った色とりどりの野菜や山菜を大量に使いつつ、ナタみたいな包丁一本でブタとか牛の骨までダンッ!ダンッ!とかって切断しつつ、薪で火を起こしてドデカい固定式の中華鍋を駆使して、実に様々な中華料理を作るんですね。まあ、何を作ってるのかさっぱりわからないんですが、僕が見ただけでも100種類以上の中華料理30種類以上のお菓子20種類以上のお茶10種類以上のパンやジャムなんかを実に手際よく仕上げていくんです。

僕は彼女のたった一本の動画を見て、痛烈に度肝を抜かれただけでなく、完膚なきまでに叩きのめされました

だって、そもそもあり得ないほどの美人という点だけでも衝撃的なのに、そんな子が自分だけの力で家周りのDIYを手がけるだけでなく、季節毎に必要な農作業に従事しながらにして、実に見事なガーデニングもこなし、そればかりか「本好きの下克上」マインみたいに植物から紙を作ってみたり衣類を染め上げて洋服やクッションカバーなんかも作ってしまうほか、さらに多種多様な料理の腕も超一流って・・・。

あのう~こんなことってあり得るんでしょうか?神はお許しになるんでしょうか?だって超絶美人さんですよ。なんでこんなに何でもできるの?

ちなみにこの動画を見るまで、僕は自分がそれなりに料理もするし掃除もするし(関係なし?)、庭で家庭菜園もやってるし、コンポストで堆肥も作ってるしで、結構オレって、エコロジーサステナブル・ディベロップメントな奴じゃん、などと勝手に思ってましたが、はっきり言って、このリーさんに比べたらもう屁のカッパというかゴミクズレベルで、比較対象としての土俵にすら登れてないという・・・。

で、彼女の動画で特に素晴らしいのが、その四季折々の映像の美しさなんですね。「ネイチャー」とか「アース」とかテレンス・マリッククソ映画「ツリー・オブ・ライフなんてもはや子供だましにしか見えない美しさ。まあ「ネイチャー」「アース」は見てないですが。

ただ、テレンス・マリックなんて、彼女の動画を見たらもう恥ずかしくて二度と映画撮れなくなるんじゃないですかね。あとナショナル・ジオ・グラフィックなんかに寄稿してるカメラマンも、一人残らず土下座して職を変えたくなるんじゃないでしょうか。まあともあれ、彼女の動画再生回数って1,000万回とかって、世界的人気なんでしょうか。

ただ、こんな素晴らしいリー・ズーチーさんの動画にも実はデメリットがあって、彼女の動画を一度でも見てしまうと、それはもうキリスト生誕と同レベルの衝撃、つまりは紀元前(BC)紀元後(AD)というか、もう紀元前には戻れない、という強烈なインパクがあって、日本人のユーチューバー達の動画がもはや子供だましにしか見えなくなってしまいま~す、ハイ。だって映像ルックス内容すべてがダンチ(段違い)ですよ。

確かに、自然の営みの中で地域の資源を活かして四季の移り変わりとともに暮らす、なんていうのは聞こえはいいですが、決して生やさしいものではありません。ですがそんな暮らしぶりを、新海さんのアニメみたいなセンチメンタルなサウンドとともに流しつつ、その音楽が彼女の憂いを帯びた表情にひじょ~によくマッチしていて、動画配信という手法の究極形を見た気がしますね。

こういう動画って、そして彼女みたいな個の力でも、世界は変えられるんじゃないか?とすら本気で思ってしまいました。例えば僕の嫌いなスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんなんかよりも、彼女の動画の方がよっぽど衝撃がありますし、なにより地球の素晴らしさが伝わってきませんか?まさに僕にとってのパラダイム・シフトでした。

さてさて、全く才能のない芸能人のユーチューバー・デビュー組とか、日本のモデルとか女優などと自称している人たちは、まずはリー・ズーチーさんの動画を見て、身の程を知った方がいいのではないでしょうか。あと伊勢谷も。

でなにより、僕は彼女の写真集が出たら絶対に買いますね。彼女の動画を見てて、すらっと白くて細くて長い手足が見えただけでもうドキドキ感が止まりませ~ん。

最後に、僕のような世のおっさん達に警告です。彼女の動画を安易に見るのはおすすめしません。だって、もう中毒性がありますからね、ルックス美しすぎますので。

でかつ、音楽が究極にメランコリックでノスタルジーですので、下手したら田舎に帰りたくなるかもしれません(まあ、もうそのまま戻ってこなくていいですが・・)。

なので、なにか美しいものに飢えているとき(いつもですかね)、李 子柒(リー・ズーチー)さんの動画、究極にお勧めです。

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